【連載】RaMuのムビずきゅ！第3回：ゴーストバスターズ／アフターライフ「時代はくり返されるって本当に素晴らしい」RaMuのムビずきゅ！第3回：ゴーストバスターズ／アフターライフ

80年代リスペクト！　エモい気持ちにさせてくれる今作のよいところ

ここから『ゴーストバスターズ／アフターライフ』のよいところをいくつかピックアップして語っていくね。

マッケナ・グレイス可愛すぎ事件！
主人公フィービーを演じるマッケナ・グレイスちゃん。あまりにも可愛すぎて作品に集中できない事件が世界中で勃発しています。『gifted／ギフテッド』（2017年）でも驚異の存在感を出していたマッケナたん。もじゃもじゃ頭に大きい眼鏡がものすごく可愛い！　あまりにも美しすぎてCGだと疑っちゃうよ……。学校でハブられてる設定なんだけど、そりゃ、アンタ。異質すぎる美しさだもん。近寄れないのよ。

公式になったフィンくん
フィービーの兄役を演じるフィン・ウルフハードは、Netflix作品『ストレンジャー・シングス 未知の世界』というドラマに出演していて、作中で『ゴーストバスターズ』のコスプレをしているんです！　そんなフィンくんが今回のゴーストバスターズで映画のトレードマークのつなぎに袖を通している姿を観て、私は勝手に“ついに公式になったね！　よかったね！”という謎の親目線になりました（笑）。

80年代を彷彿とさせる演出
ジェイソン監督は、父・アイヴァン監督の意志をしっかり引き継いで、1＆2当時のゴーストたちの独特なチープさや映像技術を現代に落とし込みつつ、ちゃんと懐かしさを演出。過去作へのリスペクトをかなり感じます！　また過去作を見返したくなること間違いなし！

子どもの味方をしてくれる大人
子どもたちだけで活躍する映画に欠かせないスパイスが、“唯一理解者のある大人”ですよね！　この一味だけでぐっと味つけが変わるんだよね～。しかも、この理解者っていうのが学校の先生！　それを演じたのは『アントマン』でお馴染みのポール・ラッド。少年心を持った先生という役にピッタリな俳優さんです！

ハロルド・レイミス映画
フィービーのおじいちゃんイゴン・スペングラー博士演じるハロルド・レイミスは2014年に逝去されたのですが、まさにこの映画はハロルドに向けた映画といっても過言ではありません。この映画の予告編が公開された時点で、何かこみ上げてくるものがありました。ハロルドのこの情報を頭に入れておくだけでも感動ひとしおです。


正直、私は過去作うろ覚えでこの映画を観たのですが、むしろうろ覚えの方がエモい気持ちになりました！　なので過去にゴーストバスターズを観たことある人は、あえて見返さなくてもいいかも！（観たことない人は見返そう！）　そして普通にゴーストバスターズ抜きでもストーリーとして感動する……。劇場でマスクびしょびしょになりました（笑）。