<TWICE 4TH WORLD TOUR 'III' IN JAPAN>東京ドーム(2022年4月25日/撮影:田中聖太郎)

<TWICE 4TH WORLD TOUR 'III' IN JAPAN>東京ドーム(2022年4月25日/撮影:田中聖太郎)

TWICE[ライブレポート]約15万人を動員した東京ドーム3デイズ公演完走!

TWICEが、自身4度目のワールドツアー<TWICE 4TH WORLD TOUR 'III' IN JAPAN>の日本公演、東京ドーム3デイズの最終日を4月25日(月)に開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

<TWICE 4TH WORLD TOUR 'III' IN JAPAN>東京ドーム(2022年4月25日)

2021年12月25日(土)の韓国公演を皮切りに、アメリカ5都市7公演でも開催された今回ワールドツアーの日本公演は、4月23日(土)、24日(日)と追加公演となった25日(月)を含む3日間にわたり東京ドームにて実施され、約15万人を動員。

約2年振りの来日公演ということもあり、チケットを求めて応募が殺到し、延べ70万枚を超える応募数となり、一般チケット販売時には、瞬く間にソールドアウトとなった。

今回の東京ドーム3デイズ公演で、TWICEは“韓国デビューしたガールズグループとして、初の東京ドーム3日間連続公演”という記録を樹立した。

プレミアライブの1曲目は、TWICE史上初の全編英語歌詞で世界的ヒットとなった「The Feels」。日本公演用に用意された、赤の衣装に身をまとってクールに登場したメンバーは、アップテンポなダンスチューンに乗せてパフォーマンス。会場は“CANDYBONG Z”(TWICEの公式ペンライト)の光と熱気の渦に飲み込まれた。

メンバーは、“ONE IN A MILLION TWICEです!”と元気よく挨拶。ナヨンは、“ONCE(TWICEファンの総称)! 私たちTWICEを待っていてくれましたか! 私たちもみなさんに会うのを楽しみにしていました! 今日はみなさんをハッピーにするステージをお見せします!”と語り、チェヨンは“今日は最高のステージを用意しています! 最後まで、ワクワク、ドキドキしながら楽しんでくださいね!”と最終日に向けた意気込みを口にした。

続けて、「SHOT CLOCK」で、黒が基調のシックな衣装で登場。ダイナミックなステージングで圧倒的な存在感を魅せた。来日公演ができなかった間にリリースしてきた楽曲を初めて生で聴けたオーディエンスからは歓声を上げられない中でも、熱気と興奮が伝わってきた。

「SCIENTIST -Japanese ver.-」で始まるパートでは、「What is Love?」、「KNOCK KNOCK」、「Heart Shaker」といった人気楽曲や、JYPエンターテイメントのメインプロデューサーを務める、J.Y. Parkが作詞・作曲で話題となった「Alcohol-Free」といった楽曲をアクト。TWICEらしいキュートなトリックと、夏を感じさせるようなポップで華やかな演出でファンを魅了した。

2021年に韓国でリリースした3rdフルアルバム『Formula of Love: O+T=<3』に収録されている、グループ初のユニット曲「PUSH & PULL」(ジヒョ、サナ、ダヒョン)、「HELLO」(ナヨン、モモ、チェヨン)、「1, 3, 2」(ジョンヨン、ミナ、ツウィ)の3曲も歌唱。「HELLO」では、車を使用した派手な演出で会場を盛り上げた。

アンコールは、トロッコに乗って登場。ヘアケアブランド『LUX』とのタイアップソングとして、先月サプライズ配信した日本オリジナル配信シングル「Just be yourself」と、昨年発表した自身3枚目の日本オリジナルアルバムとして話題となった「Perfect World」の2曲をパフォーマンス。「Perfect World」はどんな状況でも、動じない“強い女性”を表現した1曲で、今までのTWICEのイメージを覆す楽曲。スピード感があり力強い曲調で会場の熱量を高めた。

2曲を歌唱し終えたTWICEは、1人ずつ会場に集まったファンに向けてメッセージを送った。

ツウィは、“最後に、東京ドームに来たのは3年前ですが、今日はONCEのみんなに会えて嬉しいです。いつも応援してくれてありがとうございます。私たちはいつもみなさんにパワーをお届けしたいと思っています。だからこれからも頑張ります! みなさんには私たちのファンであることを誇りに、幸せに思ってほしいです。改めていつも応援してくれてありがとうございます。私たち、TWICEをここに立たせてくれて本当にありがとうございます! また会えることを楽しみにしてます!”と述べた。

今回のツアーの名物企画、ルーレットで当たった楽曲を披露するという企画では、数ある楽曲の中で「HAPPY HAPPY」、「Fake & True」、「LUV ME」の3曲に。歌唱後、感極まったメンバーの目には大粒の涙が見えた。そのまま、最後の1曲はまだ日本で生披露できていなかった「Kura Kura」をメンバーが選び、ライブを締めくくった。

3日間で約15万人を動員した今回の公演。24日の公演では、全国47都道府県、140館の映画館でライブビューイングを実施。どの会場もほぼ満席で大盛況で、約2万人を動員。さらに、dTVでも生配信(後日見逃し配信も予定)を行なった。

さらに、最終日の25日は、公演終了後に会場で緊急告知として、7月27日(水)にリリースする自身4枚目の日本オリジナルアルバムのタイトル&ビジュアルをサプライズ発表した。

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