小桃音まい、10周年記念公演開催「みなさんの生きてて楽しいとか元気の一部になれていれば嬉しいです」小桃音まい10周年記念公演＜あの日、あの時、この場所で。＞ライブレポート

小桃音まいが、2019年4月13日に表参道GROUNDにて10周年記念公演＜あの日、あの時、この場所で。＞を開催した。

小桃音まいが初ステージを踏んだ同会場（旧会場名：表参道FAB）で、ちょうど10年後の当日にライブを行うという記念すべき公演となったこの日。会場は、日本のみならず台湾など海外からも多数のファンが駆け付け超満員となった。

ユニット『桃色革命』として活動中の小桃音まいは、まずは桃色革命として5曲ライブを披露した後、この日限定で製作されたという真っ白な新衣裳で登場。“随分久しぶりな顔もありますが、みなさん生きててよかったです！”と全15曲をソロで歌い上げ、計20曲を披露し、10年のキャリアを魅せた。

小桃音まいに楽曲提供をしている桃井はることのトークでは、“まいにゃは本当に美しくて、工芸品のようだ。例えるなら江戸切子だよ！”と伝えられると、“エドキリコって誰ですか？”と返す小桃音まいに会場は爆笑に包まれた。

その後も、「コズミック☆UNIVERSE」を桃井はることコラボし、旗を使ったメジャーデビューシングルの「BANG BANG鼓笛サンバ」では、小桃音まいの代名詞“民族大移動”が起きるなど会場はヒートアップ。ソロ活動休止ライブでも歌っていないレア曲「涙色サイレント」を織り交ぜるなど盛りだくさんな内容で、10周年公演の幕を閉じた。

ラストのMCでは、それまで笑顔だった小桃音まいが“お金を払って観に来てくれることは本当に大変なことで、私も大好きなハロプロを観に行く側だった時はバイトを一生懸命してお金を貯めて、観に行くのを楽しみにして生きてて、今は逆に、私に会いたいって思ってくれる人がこうやっていて、10年の間で、少しでもみなさんの生きてて楽しいとか元気の一部に私がなれていれば嬉しいです”と涙ながらに語ると、客席からは大きな歓声があがった。

小桃音まいは、来月5月10日に毎年恒例の主催公演＜コトネの日＞を新宿ReNYにて開催。ゲストには憧れのハロプロのつばきファクトリーをはじめ、多彩なラインナップを迎える。小桃音まい自身もソロステージなどを披露することが決まっている。

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