藤川千愛、千鳥ノブ作詞曲を含むデビューAL詳細解禁【本人コメントあり】

藤川千愛、千鳥ノブ作詞曲を含むデビューAL詳細解禁【本人コメントあり】

藤川千愛、千鳥ノブ作詞曲を含むデビューAL詳細解禁【本人コメントあり】

藤川千愛が、5月7日(火)に発売するデビューフルアルバム『ライカ』の全収録内容とCDジャケットを発表した。

本作には、現在放送中のTVアニメ『盾の勇者の成り上がり』の第1クールエンディングテーマ「きみの名前」、第2クールエンディングテーマ「あたしが隣にいるうちに」をはじめ、表題曲「ライカ」、藤川と同じ岡山県井原市出身で以前から交流のあったノブ(千鳥)が作詞をした「あの日あの時」を収録。

藤川とノブの出身地は、昨年7月の西日本豪雨で被害を受けた岡山県井原市。水害の後に復興寄付のために被災地を訪問し、故郷の復興を後押しできる楽曲を作れないかと考えた藤川は、たくさんの人に届けるためには自分ひとりで作るのではなく兼ねてから交流のあった同郷出身のノブに歌詞を提供してもらいたいと考え、本人に協力を依頼。ノブも快諾したことで、今回のコラボが実現した。

ノブにとって初の作詞曲となった「あの日あの時」には、実際の井原市の風景がたびたび登場し、東京で活躍しながら故郷を懐かしむ気持ちを歌うバラード。岡山県の人々だけでなく故郷を想う多くの人が共感できる内容だ。なお、ノブは4月下旬公開予定の「あの日あの時」のMVにも出演している。

アルバムの通常盤には、ボーナストラックとしてカバー曲を収録。初回限定仕様のCDにはまねきケチャの「昨日のあたしに負けたくないの」、通常仕様のCDにはクリープハイプの「オレンジ」のカバーを収めている。そして、初回限定盤Aに付属するDVDには、2019年2月にShibuya O-EASTにて行われた<藤川千愛 SPECIAL FREE JAM 2019>から5曲分のライブ動画を収録。

また、藤川千愛は、5月6日(月)にマイナビBLITZ赤坂でアルバム発売記念のワンマンライブを開催する。このライブは、終演後に観客が1円から自由にチケット代を決めて支払うシステムになっていて、ライブの売り上げは井原市に全額寄付する予定。

コメント

藤川千愛
アルバム『ライカ』では、私の中に密かにあった“毒”、ネガティブな部分をさらけ出しています。飾らない素の自分でありたい……、等身大の自分でありたい……という想いが表現できたかと思います。

生意気ですが、つらい毎日でも音楽で乗り越えられたら、という思いが根本にはあります。

ですので、天気で言えば、雲ひとつない快晴というよりは“くもり空”のようなアルバムです。

私自身、くもりが好きで、雨が降った後の匂い、雨の音、夕立の後の虹なんか素敵だし、雲間から顔を出す青空、そんな感じの曲が多いです。

そして、このアルバム『ライカ』では千鳥のノブさんに作詞をしていただいた曲「あの日あの時」が収録されています。

実は、ノブさんとは実家がご近所で(もちろん学年は違いますが)、幼稚園から小中高まで同じ学校だったんです。

私たちの地元は西日本豪雨で最も被害が大きかった地域で、いつか地元を元気付けられるような曲が作れないかと考えていました。

そこで義援活動にも熱心な同郷の先輩ノブさんに作詞のお願いをしたのが、この曲が出来た経緯です。

ノブさんは、作詞は初めてとおっしゃっていましたが、すごくあったかい気持ちになる言葉選び、地元の方ならば、あそこのことだとわかるような描写、本当に素敵な歌詞で、ノスタルジー溢れる素晴らしい作品になりました。岡山の方に限らず、たくさんの方の心に届く曲になったと思います。

アルバム制作期間は大変な時もありましたが、音楽と一生懸命に向き合う毎日はすごく楽しく、改めて自分は音楽が好きなんだと感じました。

アルバム制作に関わってくだったすべての方、応援してくれたみなさんに感謝です。

デビューアルバム『ライカ』はどれもシングルカットしたいくらい大切な曲になりました。

このアルバムがみなさまの生活の中に寄り添って輝いて励まして一緒に生きていけるような存在になれたらいいなあと思っています。

千鳥ノブ
歌詞を書いてみていただけませんかという話をいただいた時は、“マジで言ってんのか? 「クセがスゴい~!」とか入れても大丈夫なのか?”と思いました。なんで僕に歌詞が書けると思っていただけたのかはわかりませんが、初めてのことなので気合も入りながら、悩みながら試行錯誤して取り組ませていただきました。

【「あの日あの時」の歌詞について】
東京で活動しているうちに、しゃべったり考えたりすることの基本って、岡山や地元のことだなと最近になって気づいたんです。

しゃべってる言葉も岡山弁やし、何か言う時に岡山の風景で喩えたりするし。

そういう意味でもやっぱり地元って大事だなという想いを歌詞にしました。面白ソングではないのでご容赦ください(笑)。
 
地元のこと、岡山のこと、両親のことをちょっとでも思い返せたり、今の生活を見つめ直せる曲になったらいいなと思いますので、ぜひ聴いてみてください。

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