映画『流浪の月』場面写真(©2022「流浪の月」製作委員会)
広瀬すず×松坂桃李W主演映画『流浪の月』、本予告&本ポスター解禁!
広瀬すずと松坂桃李がW主演を務める映画『流浪(るろう)の月』が、本予告映像を公開した。
予告映像は10歳の更紗と文が出会う場面から始まる。“うち、来る?”という文の声かけで始まった2人の優しい共同生活は、ある夏の日の昼下がり、陽光きらめく湖で突如終わりを告げる。その日から更紗は世間を騒がせた女児誘拐事件の“被害女児”、文はその“誘拐犯”となった。それから15年後、偶然の再会を果たしたことから2人の運命は大きく動き出す。過去から身を隠すように生きてきた2人の日常は一変。彼らを取り巻く人々を巻き込んで、擦り切れそうな感情と抑えきれない衝動がぶつかり合う。身も心も傷だらけになり、“私のせいで文を傷つけて、文の人生壊した”と夜の街をさまよう更紗に、あの日の文が“更紗は更紗だけのものだ。誰にも好きにさせちゃいけない”と語りかける。静かに、そして強いまなざしで語りかけられるこの言葉、握り合った手と手が、歩んできたそれぞれの過去を飲み込み、予測できないこれからの未来を切り拓いていこうとする2人の強い意志を固く強く表明する。
また、今回の予告映像では、『贋作 桜の森の満開の下』(2018年)や『フェイクスピア』(2021年)などの音楽、第32回夏季オリンピックの開会式における森山未來のダンスパフォーマンスへの楽曲提供などで知られる気鋭の音楽家・原摩利彦が手掛ける本編の劇中楽曲を初公開(前半2曲)。ドラマの始まりを予感させる印象的な笙の音、心震わす繊細なピアノにも耳を傾けてみてほしい。
併せて、映画の本ポスターも解禁。何かに想いを馳せるような表情を浮かべる更紗(広瀬すず)と文(松坂桃李)。同じく何かを想いながらもどこか距離を感じさせるまなざしの亮(横浜流星)と谷(多部未華子)。激しく動き出す運命に巻き込まれる前の一瞬の静けさをとらえた4人の表情と“女児誘拐事件。その真実は、二人だけのもの。”というキャッチコピーが胸をざわつかせるポスターとなっている。加えて主要スタッフ名も解禁。撮影監督のホン ・ギョンピョ、美術の種田陽平・北川深幸のほか、照明の中村裕樹、音響の白取貢、編集の今井剛など、李組常連の実力派が名を連ねている。
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