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SKE48 荒井優希、伊藤麻希のベルトに初挑戦するも完敗。「これからもっと、続けていく理由ができた」

SKE48の荒井優希が、本日19日に両国国技館で開催された東京女子プロレスの大会<GRAND PRINCESS '22>に出場。インターナショナル・プリンセス選手権第7代王者 伊藤麻希選手のベルトに初挑戦した。

SKE48 荒井優希<GRAND PRINCESS '22>両国国技館(2022年3月19日)

荒井は2018年にアイアンマンヘビーメタル級選手権で伊藤と初対戦で敗れ、昨年5月のプロレスデビュー戦のタッグマッチでも完敗。デビュー1年足らずではあるが、伊藤がこのベルトを持っている今“遠慮していてタイミングを逃したくない”との思いで、初のベルト挑戦を決意した。

ロックアップからスタートした試合は、初っ端から伊藤が場外でフラッグの柄を使って荒井の首を絞めるなど荒技で攻め、マイクをとり“世界一かわいいのは、伊藤ちゃん!”とあおる。リングに戻ると荒井はドロップキックから足技を連発し、伊藤をサソリ固めで締め上げるなど、技を決めていく。

しかし、伊藤からバックブリーカー、得意技のビッグヘッドを打ち下ろされ、さらにボストンクラブで締め上げられ、なんとかロープに逃れた。這い上がって切り返し、得意技Finally(踵落とし)を成功させたものの、ホールドに出遅れ、カウントはとれず。パンチの応酬後、伊藤のヘッドバットを顔面に浴び、倒れる。

コーナーポストに乗った伊藤からフライングビッグヘッド、さらに伊藤パニッシュで攻め続けられますが、ロープに逃げて耐えた。なんとか立ち上がり、トップコーナーの伊藤に高い位置でのFinallyを決めたが、伊藤からDDTを食らい、伊藤デラックスを決められギブアップとなった。

試合後伊藤は荒井を“あいつが(自分で)思っている以上にめちゃめちゃ強い”と認めるも、まだまだ足りないところがあると指摘し、“もっともがけ。もっと苦しめ。そんで、伊藤麻希を潰しに来い!”と余裕の表情。荒井は“今日は負けたけど、絶対にいつかは伊藤さんに勝つ”とコメントし、闘志を燃やした。

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伊藤麻希 コメント

伊藤麻希:
荒井優希が勝つと思ったやろ、おまえら。そんなわけねぇだろ、伊藤麻希が絶対に勝つわ。
荒井優希はすごい。強いよ。あいつは、あいつが思っている以上にめちゃめちゃ強い。スター性もあるし、根性もあるし。あいつはすげぇよ。でも、ひとつだけ足りないものがある。あいつは素材としてはいいけど、料理人としてはまだまだだ。
おい、荒井優希、もっともがけ。もっと苦しめ。そんで、伊藤麻希を潰しに来い!

ーー荒井に握手を求めた理由は。

荒井優希:
試したんですよ。荒井優希は握手で返してきましたね、まっすぐ私の顔を見て。
まあ、また来るんじゃないですか?何回来ても伊藤麻希が潰しますけどね。

荒井優希 コメント

荒井優希:
私は、今日は負けました。でも、絶対にいつかは伊藤さんに勝つので。これからもっと、続けていく理由ができたし少しずつ伊藤さんとの差を埋めて、次は絶対に勝ちたいと思います。

ーーベルトに手が届かなかったのはどんなところ?

荒井優希:
自分も追い詰められたときに強い方だと思っていたんですけど、やっぱり伊藤さんは私の何個も上をいってる気がして。キャリアとか技の数、いろんな点で劣っていたなと思います。

ーー握手を握り返したときの気持ちは。

荒井優希:
もちろん悔しかったんですけど。でも、今の自分を思い知らせてくれる大切な存在に変わりはないので。次は私が勝って、私から握手を求めたいなって思います。

ーー握手の後に言葉を交わしていたが、なにを話した?

荒井優希:
それは内緒にします。

ーー何が足りなかったか?

荒井優希:
やっぱり、ものすごくベルトを取るっていう自信を持って来てはいたんですけど。何が足りないというより、足りないものがたくさん見えてしまって、ひとつとかじゃなかったなって思います。

ーー見えてきたものは。

荒井優希:
もちろん勝って、ベルトを取った未来が楽しみではあったんですけど。次にベルトに挑戦するときは、もっとみんなに成長した姿を見せたいなと思いました。

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