とき宣、デイリーランキング自己最高3位獲得で歓喜のリリイベに!
とき宣、デイリーランキング自己最高3位獲得で歓喜のリリイベに!「ときめき♡宣伝部のVICTORY STORY/青春ハートシェイカー」リリースイベント|東京・池袋のサンシャイン噴水広場(2019年4月10日)
ときめき♡宣伝部が、初の両A面シングル「ときめき♡宣伝部のVICTORY STORY/青春ハートシェイカー」発売日の4月10日に、東京・池袋のサンシャイン噴水広場でリリースイベントを行った。
「ときめき♡宣伝部のVICTORY STORY/青春ハートシェイカー」リリースイベント|東京・池袋のサンシャイン噴水広場(2019年4月10日)
全国を回ってきたイベントツアーの山場。吹き抜けの地下1階のステージ前から3階までファンが詰めかけ、オーバーチュアと手拍子に乗ってメンバー登場……と思いきや、DA PUMPの「U.S.A.」が流れ出し、吉川ひよりが1人遅れて入ってきた。
このところお笑い担当がハマっている吉川は、片足で跳ねながら“カモンベイビーとき宣!”と歌い、ほかのメンバーに止められると、“DA PUMPさんの「U.S.A.」のように、とき宣のVICTORY STORYもここから始まるってことですよね!”とアピール。会場がドッと沸くと、そのまま「ときめき♡宣伝部のVICTORY STORY」へ突入。腕を大きく回したり、2人ずつ前に出てポーズを決めたりと、エネルギッシュなパフォーマンスを見せる。特に坂井仁香の歌には、気合と力がよりこもっているようだった。
小泉遥香が“ついについに両A面シングルの発売日を迎えました!”とMCで高揚気味に話し、自己紹介では辻野かなみや坂井仁香、自らもCDを手にしてVRやMVメイキングを楽しんだ話も。昨年10月に加入し、レコーディング初参加の杏ジュリアは“リリースイベントが始まった時は中学生だったのに、今は高校生になっています”と語った。
“一緒に歌って踊って私たちに夢中になっちゃってください!”との煽りからの「きみに夢中ガール」では、両手でハートを作ったり、右に左に回ったりと、可愛くも目まぐるしい振りに観客も合わせて、辻野の“好きなのに!”の台詞に歓声が飛ぶ。“うりゃおい! うりゃおい!”の掛け声に乗って始まる「ドンフィクション」は、笑顔いっぱいで軽快に跳ねるように歌い、ノッてるグループの勢いを感じさせた。
MCで5月のライブハウスツアーについて話していると、突然スクリーンに「重大発表」との文字。夏恒例の<びっちょり祭り>が、去年に続き東武動物公園で7月28日に開催と、サプライズで告知された。同時にステージ奥で噴水が上がり、“すごーい!”と飛び跳ねるメンバーたち。<びっちょり祭り>は観客に水をかけまくるライブで、去年は16トンの水量を使ったとのこと。藤本ばんびは着替えが何枚要るか聞かれて“31枚”と答え、“着替えだけでライブが終わっちゃうよ”と笑いを誘った。
写真撮影OKの「ロックオンフリータイム」では、坂井が“容量がなくなるまで撮っちゃってください!”と呼び掛けて、2階や3階に向けてもポーズを決めてサービス。そして、“これからもみなさんと一緒に大切な思い出を作れますように”と小泉から歌い始めたのは、ジュブナイル感溢れる「Springood!」。やさしく歌い上げる曲に藤本の歌唱力の成長ぶりが際立った。最後には横一列になり、6人が会場に紙飛行機を飛ばした。
紙コップで観客と発売記念のカンパイを挟み、オリコンデイリーランキングでの順位が書かれた紙が、スタッフから小泉に手渡される。“怖いよ〜”“バクバクしている”などとメンバーが口にする中、紙を開いた小泉が“3位!”と告げると、会場中から歓声と拍手が起こる。
6人は“あーーーっ!”と言葉にならない叫びを上げて、涙を流しながら抱き合った。“過去最高?”“めちゃくちゃすごいよ〜!”などと興奮が止まらない。その空気の中、坂井が“もっともっと声を出して盛り上がっていきましょう! 最後まで全力で!”と叫ぶように呼び掛けて、“ソイヤ! ソイヤ!”とアゲる「GAMUSHARA」からラストスパート。辻野、坂井、小泉、吉川と年長組のメンバーは泣き顔のまま歌い踊りつつ、“みんな行くよ!”“せーの!”と盛り上げていく。
ラストの「青春ハートシェイカー」でも、吉川はまだ顔をクシャクシャにしたままだったが、歌は乱れることなく、むしろいっそう力がみなぎっていた。“もっともっと回せ”と歌いながら、こぶしを回す6人。会場からの大きな声援の中、とき宣メンバーとファンの一体感がマックスに高まってフィナーレとなった。
5月には<ライブハウスツアー>、7月に<びっちょり祭り>、そして年末には最大級のワンマンとなる中野サンプラザでの<クリスマスライブ>を控えるときめき♡宣伝部。エイベックスからの第1弾シングルの好調が追い風となり、勢いをさらに加速させて駆け抜けていきそうだ。
取材・文:斉藤貴志
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