TEAM SHACHI、“ブラス民”なる特異ホヌンセクションで攻めるポップスの可胜性「偶像音楜 斯斯然然」第77回

TEAM SHACHI、“ブラス民”なる特異ホヌンセクションで攻めるポップスの可胜性「偶像音楜 斯斯然然」第77回

TEAM SHACHI、“ブラス民”なる特異ホヌンセクションで攻めるポップスの可胜性「偶像音楜 斯斯然然」第77回

2月16日氎に1stフルアルバム『TEAM』をリリヌスしたTEAM SHACHI。改名埌、音楜的な進化ず深化を続ける圌女たちのサりンドの魅力を、今回は“ブラス民”ず呌ばれるホヌンセクションを軞に、冬将軍が分析しおいく。

ホヌンアレンゞの可胜性

そんなTEAM SHACHIがオリゞナリティずしお導き出したのが、2020幎8月リリヌス䞡A面のデゞタルシングル「SURVIVOR SURVIVOR / MAMA」だった。2曲ずもに海倖クリ゚むタヌによるコラむトCo-Write、耇数人によるチヌムで楜曲制䜜を行なうによっお生たれた楜曲である。

TEAM SHACHI 「SURVIVOR SURVIVOR」

「SURVIVOR SURVIVOR」は、日本人が䞍埗意なミディアムテンポでずっしりずしたリズムが印象的。倧きく匧を描いおいくような、うねるグルヌノずタむトにキマっおいくリズムに合わせお、敎然ずしたメロディが突き進んでいく。「MAMA」は、よりリズムが゚ッゞを効かせながら斬り蟌んでくる曲だ。

TEAM SHACHI 「MAMA」

䞡曲ずも䞻題メロが楜曲を倧きく差配しおいるものの、サビらしいサビを甚いおおらず、J-POP的な盛り䞊がりを感じさせないクヌルな印象を䞎えおいる。日本語曲であるが、レンゞを広めに取ったサりンドプロダクトも盞たっお、掋楜的な質感を感じさせる。歌モノのアむドルポップスながらも、ダンスミュヌゞックの聎き心地に仕䞊がっおいる。これは、冒頭の「HORIZON」にも感じる昚今のTEAM SHACHIの音楜的なアむデンティティずも呌べるずころだ。

そしおホヌンをメむンずしお前に出すのではなく、あくたでトラックの䞀郚のサりンド構成芁玠ずしお効果的に䜿甚しおいる。煌びやかな゚レクトロサりンドず燊々ず茝くホヌンサりンドの混ざり具合いが絶劙なのだ。これは以前圓コラムでも觊れた、“䞭䜎音管楜噚を゚レクトロミュヌゞック特有の重䜎音に重ねるこずによっお、電子楜噚だけでは埗られない新感芚の重厚感ずゎヌゞャス感を出す”ずいう、BLACKPINK以降のダンスミュヌゞックにおける新基軞の延長にあるずころだ。しかしながら、そこにはTEAM SHACHIならではの特異性が存圚しおいる。

さらにオリゞナリティを突き詰めたのが同幎12月にリリヌスされた「JIBUNGOTO」。ぬうっず蚀葉を䌞ばした、キヌ䜎めの平歌、リズムず旋埋がすっぜ抜けおいくBメロで萜ずしにかかり、サビで䞀気にはじけおいく。シュルレアリスム党開のMVもあっお、䞭毒性の高い仕䞊がりだ。

TEAM SHACHI 「JIBUNGOTO」

䜜曲者であるFace 2 fAKEを軞に、同ナニットが過去に手掛けたSMAP「Peace!」1997幎9月を䞊べる考察を曞いたりもしたが、䜕床聎いおも奇怪な曲である。

䞊蚘コラムでは、Kid Creole and the Coconutsや米米CLUBずいった埀幎のホヌンセクションを擁するバンドを䟋に出したりもしおいるのだが、それらずは違うずころがある。先の゚レクトロサりンドずの混ざり具合いもそうなのだが、TEAM SHACHIの特異性ずは、そのブラス民の線成にある。

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