【連載】26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨「日本茶アンバサダーにも任命いただきありがとうございます！」お茶園訪問編26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨「えじのお茶会体験記〜大和撫子になっちゃうよ？〜」第3回

“お茶って花咲くんだ！”って不思議な感じでした

――今回は茶畑や工場見学、濃茶の初体験など、盛りだくさんでしたが、いかがでしたか？

江嶋：
今回初めて茶畑に行きましたが、これまで茶畑って水田のような感じになっていると思っていたんです。水が張られた土地に背丈の低いお茶が植えられていて、それが棚田のように段々畑になっているんだろうなって。そうしたら全然違っていて！　お茶の木は想像よりも大きくて、しかも花が咲いて実まで生る。“お茶って花咲くんだ！”って不思議な感じでした。それから、碾茶工場で商品になるまでの工程を説明していただきましたが、茶葉を蒸したあとに乾燥させる時、葉っぱがあんなに高くまで上がるなんて知らなかったのでビックリしました。茶葉が軽いことはわかるけど、あんな高さまで風で飛ばして、しかもそれを何度もやるなんて想像していなかったし。これまで出来上がった茶葉しか見たことがなかったので、知らないことだらけでしたね。

――お茶屋さんはよくお茶を女性に例えるそうで、奥富さんがある品種のことを、“蒸している時の香りがミルキーでメルヘンチックだからロリータのようだ”と表現されていたのもツボに入っていましたよね（笑）。

江嶋：
はい（笑）。でも、そうやって香りに対して名前をつけるのって、ちょっとロマンがありますよね。そうすると忘れないじゃないですか。気になりますしね。

先生：
この連載の最終目標は、メンバーのみなさんをお招きしてお茶会を開くことですが、そういう話をみなさんにお話ししながらお抹茶を選んでもらうのもいいですよね。たとえば今回印象に残ったというその“ロリータ”をテーマにするというのもありなんですよ。お茶会って何か1つテーマを決めてやることが多いので、“ロリータのお茶を出すからロリータファッションで来てください”とお伝えして、可愛いお茶碗を用意したり。お花も和の生け方ではなくて、可愛いカラフルな花を飾てもいいわけですし。メンバーが楽しめるようなお茶会にしようって、招く人たちのことを考えながらやるのが1番で、それこそがおもてなしですよね。メンバーの方に、いかにお茶の美味しさや楽しさを知ってもらえる会にするかをこれから考えましょうね。

江嶋：
楽しそう〜！　私、茶道に対して勝手にお堅いイメージを持っていたんですよ。だからそういうのは絶対にダメだと思っていたので意外です。そんな素敵なお茶会が実現できるように、あともうちょっと頑張りますね。それから、日本茶アンバサダーにも任命いただきありがとうございます！

日本茶アンバサダー協会・満木理事：
今日は半日お疲れさまでした。江嶋さんはお仕事で全国いろいろなところに行かれると思いますが、道の駅などではその土地のお茶が売られていることも多いので、土地ごとのお茶を飲んでみるというのも楽しいと思いますよ。これからは、どんどん日本茶のよさを広めていっていただけると嬉しいです。まずは早速ロリータから広めてもらって……（笑）。

江嶋：
そうですね（笑）。みなさん、今日はありがとうございました！

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