広瀬すず×松坂桃李W主演映画『流浪の月』、特報映像＆ティーザービジュアル公開！

広瀬すずと松坂桃李がW主演を務める映画『流浪（るろう）の月』が、特報映像とティーザービジュアルを公開した。

李相日（リ・サンイル）が監督を務める同作は、2020年に“本屋大賞”を受賞し、同年の年間ベストセラー1位（日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門）に輝いた凪良ゆうの小説『流浪の月』を映画化したもの。

10歳の時に誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗（かないさらさ）役を広瀬すず、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文（さえきふみ）役を松坂桃李が演じる。

また、事件から15年後に文と再会してしまう更紗の現在の恋人・亮役は横浜流星、癒えない心の傷を抱える文に寄り添う看護師・谷あゆみ役には多部未華子が決定。加えて、趣里、三浦貴大、白鳥玉季（子役）、増田光桜（子役）、内田也哉子、柄本明らが共演者として名を連ねている。

さらに、同作には、『パラサイト 半地下の家族』『バーニング』『哭声／コクソン』『母なる証明』など韓国映画史に残る作品を手掛けてきた撮影監督・ホン・ギョンピョをはじめ、『キル・ビル Vol.1』『ヘイトフル・エイト』『フラガール』『悪人』『三度目の殺人』を担当し、世界を股にかけて活躍する美術監督・種田陽平らが国境を越えて集結。

今回解禁された映像は、“その男、家内さんを誘拐した犯人よね？”という不穏な言葉で始まる。雨の桟橋に佇む更紗、連行される文の裸足の足もとなど、彼らの人生を揺さぶる波乱の予兆に緊張が漂いながらも、更紗、文、亮、谷それぞれのやり場のない表情に心揺さぶられる内容となっている。ホン・ギョンピョの撮影した美しい映像にも注目したい。

併せて、ティザービジュアルも解禁。思わず引き込まれそうになる、消せない烙印を背負った更紗と文の姿に加えて、初披露となるのは更紗と文の恋人である亮と谷。それぞれの関係について何か思い詰めるような表情が並んだ。

また、公開日が5月13日（金）になることも発表された。