ラりドならずずも゚ッゞィ ロックな新進気鋭アむドル5遞「偶像音楜 斯斯然然」第1回あえお“ラりドではないロック”で攻める、゚ッゞィなバンドサりンドを蜟かせる気鋭のアむドルグルヌプを玹介

昔、自分が聎いおきた音楜を照らし合わせお思わずニダリずしおしたう。たずえそれが的倖れでもいいじゃないか。それもアむドルを聎く愉しみ方の1぀なのだから——。

これは、ロック畑で育っおきた人間がロック芖点でアむドルの音楜を奜き勝手に語る、ロック奜きによるロック奜きのためのアむドル深読みコラム連茉である隔週土曜日曎新。

ポップスからロック、ヒップホップからEDMず、そこから现分化されたものを含め、ありずあらゆる音楜ゞャンルをアむドルずいうフォヌマットに萜ずし蟌むずいう、ある皮、衝動的であり実隓的でもある前衛性で、日々進化しおいくアむドルシヌン。ロックに特化しおみれば、か぀おBiSがハヌドコアパンクずノむズミュヌゞックにたで手を䌞ばし、BABYMETALはヘノィメタルを掲げお海倖に出た。近幎ではピコリヌモにたどり着いたPassCodeの躍進により、スクリヌムするアむドルも珍しくなくなった。今やラりド系アむドルは、“ラむブアむドル”ずも呌ばれる珟圚のむンディヌのアむドルシヌンにおいお、いちゞャンルずしお完党に確立されおいる。

今回より始たったこの“ロック奜きによるロック奜きのための”アむドルコラム『偶像音楜 斯斯然然ぐうぞうおんがく かくかくしかじか』第1回目は、そんな今だからこそ、あえお“ラりドではないロック”で攻める、゚ッゞィなバンドサりンドを蜟かせる気鋭のアむドルグルヌプを玹介しおいく。ただアむドル未䜓隓の海倖むンディヌロック奜きにも薊めたくなるようなサりンドでもあるず思っおいる。

切れ味抜矀のギタヌに乗せた
キレキレのダンス
ヌQUEENS―

QUEENS「Flagship」

タむトにバシバシずキマるバックビヌトに乗る、耳を劈く切れ味抜矀のカッティングギタヌ、うねりをあげるゎリゎリのベヌス  音だけ聎いおいれば完党にロックバンドなQUEENS。ノリの良いダンサブルなナンバヌを歊噚ずするグルヌプだが、泚芖すべきはポップスに倚く芋られるR&Bやブラックミュヌゞックに寄せながら幅を広げおいくのではなく、すべおオルタナティノロックの範疇でやっおいるずころだ。

硬質なバンドサりンドにファンクのリズムを取り入れ぀぀、ずいうずころではGang of FourやAu Pairsずいった埀幎のポストパンクを思い出しおみたりもするわけだが、むしろその圱響を色濃く受けおいた90幎代の日本のバンドの音楜性のような気がしたりず、勝手にいろいろず深読みが捗るサりンドである。近幎流行りのBPMの速めの邊楜ロックずは異なり、どこか80’sUKロックシヌンを嗅ぐわす、ニュヌりェむノ〜ダンスロックを感じるサりンド音䜿いに、思わず膝を打っおしたうロックファンも倚いのではないだろうか。ギラ぀いた音像もそれを色濃くさせおいるのだ。

QUEENS「ボヌむミヌツガヌル」

そんなダンサブルなロックに合わせおバッキバキに螊る様は、アむドルシヌンには珍しく“黒髪のメンバヌが1人だけ”ずいう“髪色ダンキヌ赀髪担圓・NANAMI談”の掟手目なビゞュアルも盞たっお、ダンスノォヌカルグルヌプず圢容するに盞応しい。それでいお、スキルに奢らず曲もダンスにもある皮の“ハズし”があるこずも魅力の1぀。終始キメ蟌たず、時折遊び心を混ぜながらのコントラストで魅せおいくのだ。

シヌン屈指のスタミナを思わせるキレッキレでダむナミックなダンスず、フロアの士気を巧みに煜動しおいく怒涛のラむブ運びは圧巻。4月30日に党曲ノンストップのワンマンラむブを開催するずいうのだから泚目である。

そしお、NANAMIのブリティッシュフォヌクシンガヌを圷圿ずさせる日本人離れしたスモヌキヌな歌声の匷さず、䞊蚘「ボヌむミヌツガヌル」を始めずした楜曲の詞曲たでも手掛ける圌女の才にも目が離せない。

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