AKB48 チーム8［ライブレポート］可愛さ全開でお祭り騒ぎを生み出した横浜の夜

コンサートは、この日のために用意されたアコースティックバージョンの「根も葉もRumor」からスタート。倉野尾成美がソロで艶やかに歌い上げ、ダンスパフォーマンス集団・梅棒の演出で“どえらいダンス”とはまったく違う雰囲気のパフォーマンスで、観客を一気に惹き込んだ。「根も葉もRumor」のタイトルにかけて“根菜”“葉野菜”などの野菜に扮した「野菜シスターズ」衣装のメンバーとエイトくんが登場すると、会場の空気が一変。コミカルな会話で会場の笑いを誘い、よもぎ姿の上見天乃が「野菜シスターズ」のセンターに抜擢された。続く「淡路島のタマネギ」でも、“淡路島のタマネギがNo.1！”と宣言する兵庫県代表の福留光帆がタマネギ姿でセンターを務め、元気いっぱいにパフォーマンス。チーム8の若手メンバーが大活躍するオープニングとなった。

自己紹介タイムでは、色紙に書いた今年の漢字一文字を発表しながら1人ずつ自己紹介。先日10日に成人式を迎えた下尾みうは“磨”を選び“新成人になったので、いろいろなことを磨いていきたい”とコメントするなど、それぞれが力強く書いた一文字とともに今年の抱負を語った。

ユニットでは、本田仁美ら関東メンバー7名による「遠距離ポスター」や、「カッコ悪い I love you!」など6曲を披露。

下尾、倉野尾による「伝説の魚」では、息の合った圧巻のダンスパフォーマンスで観客を魅了した。

また＜エイトの日＞2日間を通して、5月14日（土）開催予定の＜GirlsAward＞の出演をかけた＜GirlsAward出演権争奪 チーム8 私服ファッションショー2022！＞を実施。メンバーの私服コーデを＜GirlsAward＞関係者が審査し、“おしゃれ番⻑”を決定するという企画となった。1日目のテーマ“隣のよこはまコスモワールドで遊園地デートコーデ”で審査に臨んだのは、小栗有以・岡部麟ら16名。客席からの撮影タイムも設けられる中、各メンバーが思い思いの私服コーデでステージに登場してファッションをアピール。＜GirlsAward＞の舞台に立つことができるのは一体誰なのか？　＜エイトの日＞2日目への期待を高めた。

白熱のファッションショーに続き、メンバーは私服姿のまま「BINGO!」へ。

後半はチーム8のオリジナル曲「好きだ 好きだ 好きだ」など可愛らしさ溢れる5曲を見せた。

「生きることに熱狂を！」では、メンバーの掛け声に合わせて会場でウェーブが起こるなど、熱気も最高潮に。曲を終えて、岡部は“素敵なウェーブ、ありがとうございました！”と笑顔で挨拶。“またみなさんと一緒に声を出してコンサートを楽しめる日々が戻ってくることを祈っています！”と想いを伝え、チーム8全員で「47の素敵な街へ」を披露して本編を終了した。

アンコールの1曲目は、チーム8の最新曲「⻄高東低」。

「12秒」「ずっとずっと」を経て、左伴彩佳のピアノ伴奏で「365日の紙飛行機」を全員で歌唱。

アンコールの最後は「夢へのルート」。チーム8メンバーのキューティな笑顔が輝き、最後まで観客と一体になった＜Cutieパーティ＞は幕を閉じた。