©1998 恩田陸/新潮社 ©舞台「六番目の小夜子」製作委員会(撮影:伊藤智美)

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乃木坂46 鈴木絢音 主演舞台<六番目の小夜子>開幕! 「劇場に来られないよって方もぜひ配信でご覧いただけたら嬉しい」

乃木坂46の鈴木絢音が主演を務める舞台<六番目の小夜子>が、本日1月7日(金)に新国立劇場 小劇場にて初日を迎えた。

舞台<六番目の小夜子>(2022年1月7日)

原作は、作家・恩田陸のデビュー作で代表作でもある同名小説『六番目の小夜子』。

演劇部に所属する高校3年生・雅子が通う学校には“サヨコ伝説”という不思議な言い伝えがあった。3年に1度、生徒の中から選ばれる“サヨコ”は、“始業式に赤い花を生ける”“文化祭で「サヨコ」の舞台を上演する”“次の「サヨコ」を指名する”といった3つの約束を果たす。

ほかの誰にも“サヨコ”であることを知られずに遂行すれば、その年の進学率の向上など、幸運が訪れると言われている。その6番目の年、始業式の朝に美しく謎めいた転校生・津村沙世子がやってきた。彼女は何者で、何を企んでいるのか。その先には誰にも想像できない展開が待っていた。

今回、津村沙世子を演じるのは、乃木坂46の鈴木絢音。演劇部の花宮雅子役は尾碕真花、写真部の関根秋役は高橋健介が務めるほか、熊谷魁人、山内瑞葵(AKB48)、飛葉大樹、仲美海(劇団4ドル50セント)、大原由暉、志田こはく、花崎那奈(ボクラ団義)、緑谷紅遥(ボクラ団義)、山本涼介、森下能幸が出演する。

総監督は、映画『ほんとにあった怖い話』『リング0~バースデイ~』などを手掛けた“Jホラーの父”と呼ばれている鶴田法男、脚本は『ウルトラマンX』(2015年/脚本)や『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(2020年〜放送中/シリーズ構成)を担当した小林雄次、演出は劇団マカリスター主宰・井上テテが務める。

©1998 恩田陸/新潮社 ©舞台「六番目の小夜子」製作委員会(撮影:伊藤智美)
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©1998 恩田陸/新潮社 ©舞台「六番目の小夜子」製作委員会(撮影:伊藤智美)

初日公演を前にゲネプロを公開。演劇部の部室にもなっている“理科準備室”をメインに、照明や音響をはじめ、ホラー的な仕掛けも多く用意されており、緊迫感、臨場感のある雰囲気を作り出している。“Jホラー+舞台劇”というエンタテインメントの新しいスタイルを見せる作品に仕上がった。

ゲネプロ後、鈴木絢音、尾碕真花、高橋健介の3人が囲み取材に応じた。

まずは、鈴木が“千秋楽まで元気に走り抜けられるように頑張ります”、尾碕が“千秋楽まで気を抜くことなく、いい緊張感を持って頑張りたいです”、高橋が“人気の原作で、ドラマ版でも1度成功されている作品なので、それに負けないような舞台を作れたらと思ってみんなでやってきました”と意気込みを語る。

役作りについて聞かれると、鈴木は“動きを制限するのに苦労しました。(自分自身は)ずっと動いている人間なので、ミステリアスさを出すためにジッと止まって頑張って演じています”と動きについて話すと、尾碕は“雅子は「サヨコ」のお芝居に反対する少数派の人間です。それは3年間やってきた演劇部最後の年に自分のやりたいものをやりたいという想いや責任感、優しさがあってのことなんですけど、私が言い方を変えてしまったり、ニュアンスを変えてしまうと、ただの「わがままな子」っていう印象になってしまうので、そこに気をつけました”と明かした。

高橋は“雰囲気作り”と述べ、“普通の高校生が集まっている部室の雰囲気を作れるようにナチュラルにというところを、最重要課題としてやってきました。その中に転校生という「異物」が入ってきた時の雰囲気作りが難しくて、何回も何回もくり返して、その雰囲気作りができたのでよかったです”と稽古時を回顧。

主演の鈴木の印象について、高橋は“めちゃくちゃ変な子です(笑)。「2時間半、毎日半身浴してる」って言ってて、「やっぱトップアイドルはすごいな」って思ってたんですけど、その次の日に「今日も2時間半、半身浴してきたの?」って聞いたら「30分です」って(笑)。「すげえ嘘つくじゃん!」って(笑)”というエピソードを告白し、“でも、真ん中(座長)として、みんなを引っ張ってくれる特別な存在感があったので素敵な方だと思います(笑)”としっかりとフォローした。

尾碕は“最初は勝手に「クールな方なのかな」って思ってたんですけど、稽古中、みんながひとしきり笑い終わった後に別のところで笑ってたりして、「そこで大笑いする?」って。ゲラというか、笑いのツボが浅いところは私とちょっと似てるなって思いましたし、すごく優しい人です”と第一印象とのギャップをコメント。

また、鈴木は“セリフの言い方を普段とは違う感じで教えていただいて、それが「怖さ」に繋がったらいいなと思っています”と総監督・鶴田からアドバイスされたことを話すと、尾碕も“「ジーッと見てなかった?」っていう短めのセリフがあるんですけど、それをもっと印象付けて怖くしたいと鶴田さんがおっしゃって、劇中では「ジーーーーーッと見てなかった?」ってわざと伸ばして言ってます。言われないと自分では気づけなかったことが多々あって、「なるほど、こうやって恐怖を仕上げていくんだな」って思いました”と具体例を挙げて話した。

高橋は“Jホラーの父ということで怖い方なのかと思ってたんですけど、全然そんなことはなくて”と鶴田の人柄の印象に触れ、“12月30日が誕生日で、みんなでお祝いしていたら「誕生日なんて、この歳になったら嬉しくないよ」って言いながら、嬉しがってました。そんな素敵な父でした”と微笑ましいエピソードを披露。

舞台の内容にちなんで、“もし自分が「サヨコ」に選ばれたら3つの約束を遂行しますか?”という質問には、高橋は“最初の「赤い花を生ける」くらいはやるかな? でも、性格的に誰にもバレないというのは怪しいです。この界隈イチ、口が軽いので、僕に秘密を言わない方がいいです(笑)”と自虐的に回答。

尾碕は“私は最初の花を生けることすらしない。1年間、重責を負いたくないのではなからやらない”と拒絶。鈴木は“私はしっかりやるんじゃないかなって思うんですけど、1年間、ニヤニヤし続けていると思います(笑)”と三者三様の答えとなった。

2022年の抱負については、鈴木の“のんびりと生きてけたらいいかなって思います”というコメントに続き、尾碕も“気取らず、気負わず、気楽にっていう3つの「気」を大事にして、のんびりと生きていけたらいいなと思っています”と述べ、高橋は“若い後輩たちがいっぱい出てきて追い抜かれるんじゃないかと心配なので、とにかく生き急いで、「高橋健介ここにあり!」という感じでやっていきたい”と2人とは対照的に熱い想いを語った。

最後は、鈴木が“2022年の観劇初めになる方もいらっしゃると思いますので、気合を入れて頑張っていきたいと思っています。ありがたいことにチケットの売れ行きがいいみたいで、劇場に来られないよって方もぜひ配信でご覧いただけたら嬉しいです。頑張ります! よろしくお願いします!”というメッセージを送り、囲み取材を締めくくった。

なお、舞台<六番目の小夜子>は、1月16日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場で上演。

加えて、1月9日(日)の18時開演の公演は、Rakuten TVにてライブ配信が決定。チケット価格は3,500円(税込)で、1月16日(日)〜23日(日)23時59分まで見逃し配信も行なわれる。

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