【ライブレポート】STU48、船上劇場出航決定「今まで以上の新しい私たちをお見せできれば」STU48＜STU48 2周年記念コンサート＞ライブレポート

STU48が、3月31日（日）に広島県・広島国際会議場フェニックスホールにて＜STU48 2周年記念コンサート＞を開催した。

STU48の単独コンサートは、昨年10月3日に開催されたチャリティーコンサート東京公演以来。

「Overture」が流れると、1曲目はアップチューン「ペダルと車輪と来た道と」で、会場のボルテージを一気に高める。続いて、STU48にとって2曲目のオリジナル曲「思い出せてよかった」、陸上公演などで歌い続けてきている「NEW SHIP」を披露。MCでは、キャプテンの岡田奈々が会場に“STU48、2周年記念コンサートが始まりましたよー！　STU48がついに2歳の誕生日を迎えました！”と叫ぶと、ファンは熱い声援をステージに送った。

次のブロックでは、デビューシングルのカップリング曲「非全力」、「片想いの入り口」、「誰かがいつか 好きだと言ってくれる日まで」、「僕たちはシンドバッドだ」を立て続けに4曲をパフォーマンス。そして、昨年レコード大賞新人賞を受賞したデビューシングル「暗闇」を歌い上げた。

昨年12月より活動を開始している、課外活動公演の5つのユニットが登場。まず“女子旅”をテーマに活動しているCharming Tripのメンバーが勢い良く登場。リーダーを務める土路生は、“3年目も可愛いを見つける旅をしましょう!!”と会場に呼びかける。四国をテーマに活動している“勝手に！パフォーマンス”をテーマに活動しているユニット、STUDIOは、激しいダンスナンバーの「UZA」、「最高かよ」、「蜂の巣ダンス」、「野蛮な求愛」を“STUDIOメドレー”と称し、アクト。キレのあるダンスで会場を沸かせた。

先日開催された＜AKB48グループ歌唱力No.1決定戦＞の決勝に進んだ岡田、門脇、矢野で「夜風の仕業」を歌唱。心地良い歌声を会場に響かせた。岡田が“「夜風の仕業」は矢野帆夏ちゃんのセレクトなんです”と告げると、矢野は“恥ずかしい...”と少し照れていた。

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ライブ終盤には、今年2月に発売した2ndシングル「風を待つ」のカップリング曲を6曲連続披露。ミュージックビデオを、改造工事中の船上劇場“STU48号”で撮影し話題となった「出航」は、出演メンバー全員でこの春に完成予定のSTU48号への期待を胸に歌いあげた。

MCでは、これまでSTU48の過去のグッズをメンバーサイン入りでプレゼントする＜思い出グッズ抽選会＞を実施した後、ミントグリーンの爽やかな衣装に着替えた2ndシングルの選抜メンバーで「風を待つ」をパフォーマンスした。

そして、MCで土路生が、“続いての曲は、私たちの始まりの曲です。私たちのふるさと、瀬戶内への想いが詰まった曲になっています。みなさんもよかったら歌ってください”と感想を話し、STU48にとって初めてのオリジナル曲であり、結成当初から大切に歌い続けてきた「瀬戶内の声」を披露。会場からは温かい拍手がおき、観客と一緒に気持ちを込めて歌い上げる姿が印象的であった。

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