【ライブレポート】uijin、夢と現実が交錯した先の決意「僕たちはこれからもっと強くなってちゃんと上に行きます」

【ライブレポート】uijin、夢と現実が交錯した先の決意「僕たちはこれからもっと強くなってちゃんと上に行きます」

【ライブレポート】uijin、夢と現実が交錯した先の決意「僕たちはこれからもっと強くなってちゃんと上に行きます」uijin<dream for a living>ライブレポート

uijinが、2019年3月21日に恵比寿LIQUIDROOMにて、ワンマンライブ<dream for a living>を開催した。昨年秋に東京・渋谷CLUB QUATTRO、大阪・梅田CLUB QUATTROで行ったワンマンライブを見事にソールドアウトさせた以降も数々の対バンや自主イベントでステージを重ねて、グループとしての武器を磨いてきたuijin。3月12日にはニューシングル「transit」をリリースし、勢いに乗った状態で臨んだこの日の恵比寿LIQUIDROOMでは、大きな熱狂を生みながらも、逆境にも直面することになった。数々のドラマが生まれたこのLIQUIDROOM公演の模様をお届けしたい。

uijin<dream for a living>|恵比寿LIQUIDROOM(2019年3月21日)
ポスト
uijin<dream for a living>|恵比寿LIQUIDROOM(2019年3月21日)

僕らはまだまだ夢を見て生き続けるし、こんなところで負けねえって言い続ける

“俺たちのuijinがこんなところで終わるわけないでしょう! uijinの始まりの曲、まだやっていないよな! 俺たちの始まりの曲を聴かずに終われるわけねえだろー!”というファンの声からアンコールの大合唱が始まると、しばらくしてステージ上のモニターで4月30日にニューシングル「ignition / bl∞ming days」をリリースすること、7月5日に渋谷O-EASTにてワンマンライブ<aim for the highest>を開催することが発表された。その後、新衣装に身を包んだメンバーが再登場。

ありぃは、新衣装が久しぶりにメンバー全員違うデザインであること、O-EASTワンマンのタイトルが“最高を目指して”という意味であることを語ると、“全然予定にないことしゃべっていいですか”と切り出し、その瞬間に胸によぎっている想いをそのまま言葉にしていく。“「最高を目指して」とか言ったんですけど、今日も最高って思っているんですよ。みんなの幸せそうな顔をたくさん見られてさ、こんなに人が来てくれるなんて、僕たちは幸せだなって本当に思うんだけど、謝りたいことがあって……今日、ソールドアウトできなかったんだよね。ごめんなさい!”と頭を下げると、フロアから“いいんだよ!”とか“楽しいよ!”といった言葉が返ってくる。“特典会とかで「3月21日のワンマン来てよ」ってめっちゃお願いさせてもらってさ、君たちも「行くよ」「頑張ってね」とか言ってくれて……遠方で応援してくれている子たちからもSNSで「頑張ってね」と言ってもらえることが、本当に嬉しくて。君たちの自慢のアイドルに絶対になりたいからさ、恵比寿LIQUIDROOMをちゃんとソールドアウトしましたって、本当に言いたかったんだけど、ここで君たちにそう言えないことが本当にごめんなさい……。でも、O-EASTのワンマンが発表されているから、泣いていられないんだよ! O-EASTでワンマンさせてもらえることが決まったから、<aim for the highest>っていう「最高を目指して」なんてカッコいいタイトルを発表させてもらえたからさ、こんなところで止まっているわけにはいかないんだよ。僕らはまだまだ夢を見て生き続けるし、こんなところで負けねえって言い続けるし、吠えて吠えて吠え続けるから、uijinのことを見ててください。よろしくお願いします!”と、溢れる感情を抑えることなく一気に言葉を放つと、拍手喝采が起こった。“僕たちが生きる糧として夢を見続けて、アイドルとして夢を歌い続けることができているのは、君たちの愛が僕らの夢をこんなに大きくしてくれたからです。みんながいなかったら、今日という日はなかったよ。君たちのおかげで、今日こんなに最高の時間を作ることができました。このLIQUIDROOMで、君たちと作り上げた夢みたいな現実を、生きる糧にして、僕たちはこれからもっと強くなって、ちゃんと上に行きます。uijinワンマンライブ、恵比寿LIQUIDROOM<dream for a living>、ありがとうございました! 僕らとともにずっと進んで来た、僕らと同じように新しく生まれ変わった僕らの始まりの歌を、僕らのずっと変わらない想いを乗せて、君たちに向けて歌います!”と声を上げて、最新シングルにニューバージョンが収録された「001」を披露。“立ち尽くしている場合じゃない”“くすぶってる暇も無駄な時間も余り時間もない”“1つ1つと壁を打ち壊そう”といった歌詞の1つひとつが、この瞬間にステージで激闘している4人の心情を表しているかのようで、胸に深く突き刺さってきた。ステージ背面のモニターには、neo tokyoの映像や歌詞が映し出され、その前でメンバーたちも全身全霊のパフォーマンスをくり広げる。

uijin<dream for a living>|恵比寿LIQUIDROOM(2019年3月21日)
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uijin<dream for a living>|恵比寿LIQUIDROOM(2019年3月21日)

メンバーとオーディエンスが溢れる想いをぶつけ合い、数々のドラマを生み出したこの日のステージの最後を飾ったのは、uijinのアンセム「future」。ありぃが“拳を挙げよう、neo tokyo!”とシャウトすると、オーディエンスは拳を力強く突き上げる。4人は持てるすべての力を込めたパフォーマンスで魅せていく。この曲の最後には、観客同士が肩を組み合い、フロアに巨大な2つのサークルが生まれた。魂を込めた歌を放ち終えると、ありぃ、ひとちび、やよい、りんの4人は凛とした表情を見せながら、まばゆいばかりに光り輝くステージから堂々と去っていった。

MCでも明かされたように、uijinはこの日の恵比寿LIQUIDROOMでのワンマンライブをソールドアウトさせることはできなかった。デビューから着実にステップアップしているように見えるuijinだが、今回のLIQUIDROOMに限らず、これまでの道のりは決して順風満帆ではない。ただ、その幾多の逆境を乗り越えることで、4人は強くなってきたのだ。この日の“リベンジ”を果たすため、uijinは5月4日に再び恵比寿LIQUIDROOMでのワンマンライブに臨むことを急遽決めた。その公演のタイトルは<dreaming>。“最高を目指す”7月のO-EASTワンマンに向けて、4人は恵比寿LIQUIDROOMでもう一度“夢”を描くという。uijinの“夢”の行く末を、ぜひ見届けてほしい。

uijin<dream for a living>|恵比寿LIQUIDROOM(2019年3月21日)
ポスト
uijin<dream for a living>|恵比寿LIQUIDROOM(2019年3月21日)

uijinワンマンライブ<dream for a living>

恵比寿LIQUIDROOM
2019年3月21日

M1 SE
M2 transit
M3 neo asia
M4 brand new
M5 illuminate
MC
M6 2020

M7 overdrive
M8 hello
M9 ten-age

MC
M10 chain
M11 all need
M12 bluesky
M13 セツナイウタ
M14 door

MC
M15 ppp

M16 so main

M17 witness

M18 meltdown
M19 jackpot

MC
M20 howling
M21 セツナメモリアル
M22 sevenswell

M23 gold
MC
M24 コトノハエモーション

EN1 001
EN2 future

uijin one man live 「dreaming」
日程:2019年5月4日(土・祝)
時間:開場16:15 - 開演17:00
料金:前売¥2,500 - 当日¥3,000 -(+1D代)
会場:恵比寿LIQUIDROOM(東京都渋谷区東3-16-6)
出演:uijin
チケット:e +にて4月2日(火) 12時~発売

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