DIALOGUE＋、涙と笑顔が溢れた初の全国ツアー完走！「私たちは8人でまた新しい革命を起こしていきます」

DIALOGUE＋が、初の全国ライブツアー＜DIALOGUE＋1（ダイアローグワン）＞を完走した。

9月1日（水）にリリースした1stアルバム『DIALOGUE＋1』を引っさげて開催した同ツアーは、2021年10月24日（日）の神奈川県民ホールを皮切りに、11月6日（土）に大阪・Zepp Namba、11月7日（日）に愛知・名古屋市公会堂と回り、ラストの東京ドームシティホール公演は11月28日（日）に実施。なお、最終日の東京公演ではZAIKOにて生配信も行なった。

今回のツアーはバンドセットとなり、堀崎翔（G）、二村学（B）、今井隼（Key）、鈴木浩之（Dr）、篠崎恭一（Mani）が参加。

ステージが暗転すると、映し出されたモニターには“1、2、3……”と数字がカウントアップ。DIALOGUE＋の人数である8まで表示され、中央の扉から2人ずつペアとなってメンバーが登場。毎公演ごとステージの真ん中でそれぞれ考えた決めポーズを行なっていく流れとなっており、大阪公演ではお笑いの本場とあって有名お笑いコンビのポーズを真似るユーモアを見せた。

「かいかいせんげん！」でツアーを開幕させたDIALOGUE＋の装いは、メンバーカラーを基調とした色鮮やかなドレス姿で、ダンスに合わせて翻るスカートが映える仕様に。

続いて、「夏の花火と君と青」では、ステージ後方よりスパークラー（花火）が断続的に火を吹き、さらにモニターには花火の映像も投射され、過ぎ去った夏をツアー会場に引き戻す。

2曲を歌い終えて簡単に挨拶をすると、“ハッ！ハッ！ハッ！”と掛け声からスタートする「ドラマティックピース!!」へ。軽快なリズムや堀崎のギターソロで会場を高ぶらせていく。

レーザービームの光の筋が、まるで宇宙に飛び立つロケットのように空に伸びていく「シュガーロケット」では、ロケット操縦士として飯塚麻結が先頭に立ち、真剣な顔で操縦する姿が印象的だった。そのまま緒方佑奈と2人でセンターボーカルを務める「I my me mind」に繋ぎ、魅力的なダンスを披露。

歌い終わりには二村がイントロをベースで響かせ、宮原颯希が「アイガッテ♡ランテ」を紹介。《おやすみ》という歌詞で終わる「I my me mind」から、制服姿の8人が目覚める場面から始まるMVの「アイガッテ♡ランテ」へと続け、1stアルバムの流れを再現する。

「あやふわアスタリスク」では、目まぐるしく変わるフォーメーションと、ラストのサビで宮原颯希が力強く《嫌いにならないで》と歌い上げる圧巻のパフォーマンスを見せた。

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その後、メンバー全員が退場すると、バンドメンバーを紹介しながらバンドセッションタイムへ。それぞれがソロ演奏で魅せていき、ギター・堀崎はステージ前方まで乗り出すパフォーマンスでフロアを盛り上げる。

そして、カラフルなものから一変して真っ白な揃いの衣装に身を包み、再登場したメンバーは「謎解きはキスのあとで」を傘を使ってパフォーマンス。内山悠里菜と宮原颯希がセンターボーカルを務め、“キス”というキーワードに合わせたドキッとする振り付けで魅了。また、暖色の照明がキラキラと傘を照らし、その反射した光が白衣装に映り込み、幻想的な雰囲気を加速させていく。

短いMCを挟んですぐに、DIALOGUE＋史上最も大人びた楽曲「プライベイト」をシャボン玉が舞う中でゆったりと歌唱。

今度は一気に雰囲気を変え、ダンスの振り付けが激しい「Domestic Force!」を投下。レーザービームが放たれ、真っ赤な照明がステージを盛り上げる。ハイキックやジャンプなどを軽々と決めて完成度の高さ、彼女たちの胆力を見せつけた。

ツアーラストの東京公演では、サプライズも飛び出した。「プライベイト」終わりに、これまでの3公演と同様に「Domestic Force!!」が始まるかのような暗転＆地鳴りのような音が響いたかと思いきや、センターに立つ鷹村彩花が“新曲やります、「ガガピーガガ」”と宣言し、未発表の新曲を披露。ステージ上のモニターにはトランシーバーの音声波形が映し出され、鷹村彩花とその両脇を固める稗田寧々、宮原颯希が間奏で敬礼ポーズも決めるなど全力で届けた。

「20xxMUEの光」は、「Domestic Force!!」とは異なる激しさを持つ楽曲で、センターを務める村上まなつと守屋亨香が中心となって、ウサギの耳のような振り付けをキュートに魅せた。

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ライブも半分を折り返し、終盤へ突入していくタイミングで、4thシングル「おもいでしりとり」を歌唱。

ここで暗転し、モニターには8色の星座が徐々に集まる映像が流れ、それにリンクするように1人ずつメンバーが登場。内山悠里菜の“始めは、小さな小さな光だった”という語りから1人ずつ言葉を紡ぎ、村上まなつが少し間を置いて“今が好き”と笑顔で言い終えると“私たちがDIALOGUE＋です！”と高らかに宣言。

そして壮大なメロティとともにカウントダウンがスタートし、円を描くように跳ねるダンスが美しい「Sincere Grace」へ。1stアルバムの始まりの曲を楽しげに歌う彼女たちは、《この今が宝物だってこと》という歌詞を噛み締めながら歌い上げる。

続けて、「人生イージー？」でテンションを引き上げていき、「大冒険をよろしく」「花咲く僕らのアンサーを」をくり広げ、ログっ子（DIALOGUE＋ファンの呼称）たちは、エネルギッシュな彼女たちに置いていかれないようにサイリウムを振ってボルテージを高めていく。その高まりに応じたように、「花咲く僕らのアンサーを」のラストでは大きな火花がステージ空中で弾けた。

もう1度新しい未来に向かおうとするメッセージが込められた1stアルバムのリード曲「透明できれい」では、先ほどの「Sincere Grace」とともに、同ツアーが終わった後もまた楽しい時間が待っているだろうという多幸感を作り上げる。

内山悠里菜が“ありがとうございました！　最後の曲です！”と告げると、DIALOGUE＋のデビューソング「はじめてのかくめい！」で本編を締めくくった。

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メンバーが退場後、ログっ子たちの声に出せないアンコールの想いを込めた拍手が続くと、お揃いの白いツアーTシャツにメンバーカラーのチュチュを着用したメンバーが再登場し、MCを進める。

内山悠里菜は各公演で、ログっ子がいたからここまで来られたこと、東京以外の地に自分たちから会いに行くという夢を叶えられたこと、そしてメンバー8名が諦めずに進んでいくと力強く伝えてきたが、ツアーファイナルでは“私にとって音楽はやらなきゃいけないものでした。だけどこのツアーで、音楽ってみんなで作るものだなって感じました。本当に、本当に楽しかったです”と目から涙が溢れ、途中で話せなくなってしまう場面も。横に立つ稗田寧々が内山の背中を押すように手をやると、内山が絞り出すように話を続けた。

“メンバーのみんなと、いつも支えてくれるスタッフのみなさんと、ライブを観てくださるみなさんがいてくれたから音楽を楽しめるようになった……私の革命が起きました。本当にありがとうございます。私たちは8人でまた新しい革命を起こしていきますので、また絶対会いに来てください！”とコメントし、そのほかのメンバー全員も心境を語った。

アンコールの1曲目は「好きだよ、好き。」。ここでモニターに過去の公演＜DIALOGUE＋JAM＞や＜フラフラ＞などで披露した同楽曲の歌唱映像が映し出され、涙を浮かべるログっ子たちが続出した。

同公演のラスト曲「ダイアローグ+インビテーション」は、緒方佑奈のシャウトからスタート。DIALOGUE＋は激しいダンスはもちろん、あらゆる場面に散りばめられた細かな振り付けや芝居さながらの表情まで、完成された舞台を観ているかのような一糸乱れぬパフォーマンスが特徴であるが、同ツアーにおける「ダイアローグ+インビテーション」では、ラストのサビでログっ子に向けて手を振ったり、ハートマークを作るなどのファンサービスが垣間見えた。

メンバー全員が手を繋ぎながら、“本日は本当にありがとうございました！”とマイクを通さずに叫び、初の全国ツアーの幕を下ろした。

なお、同ツアーでは、いくつかの告知を発表。本日12月24日（金）には、『ダイアローグ＋クリスマスパーティー！』を生配信する。

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告知詳細

■2021年12月24日（金）19時〜生配信
第1部『ダイアローグ＋クリスマスパーティー！』
第2部／第3部『ダイアローグ＋クリスマスパーティー！』
■2021年12月25日（土）に＜DIALOGUE＋1＞東京公演の映像をYouTubeにて生配信
■2021年12月28日（火）に『DIALOGUE＋BOX Vol.29』生配信決定
■2022年1月23日（日）にZepp Hanedaにてライブ開催決定
第1部：DIALOGUE＋全力ライブ＜ぼくたちの現在地2022＞
第2部：DIALOGUE＋アコースティックライブ＜moon-side＞
詳細は公式Twitter、公式HPにて。

▲『ダイアローグ＋クリスマスパーティー！』第1部
公開日時：2021年12月24日（金）19:00〜20:00