最終回：BiS、鈴木京香、カントリー・ガールズ〜小出祐介&南波一海「小出は明日、昨日の南波と連載する」〜最終回は、天国のフレディ・マーキュリーもビックリのナンバーを含めて3曲を紹介

小出：
鈴木京香さんのシングル（「dress-ing」）聴きました？　あれすごかった。

【鈴木京香「dress-ing」 MAKING VIDEO】

南波：
聴きました。「水星」のカヴァー素晴らしかった。

小出：
藤井隆さん、さすがですね。藤井さんのやっていることって、すごく気持ちがわかるんですよ。勝手ながら。自分が好きで、相手をリスペクトしているということが前提なんだけど、“こういうことが起きたら面白いかも”っていうのが頭のなかにあって、それに気づいてて、かつ、それを言えるのは自分だけかも、言ったら実現できるかもっていうのがあると思うんですよ。世間のニーズはともかく、こういう素敵なことがあるはずだけど、それは自分にしかできないことだから自分でやるっていう。そこは共感するところです。

南波：
ディレクションも完璧ですよね。あのまろやかな声をそのまま歌に生かしていて。

小出：
さすが乙葉さんの旦那さんですよ。藤井さんには乙葉さんの歌手活動を再開させてほしいです。僕の好きすぎて語りたくない人のひとり、乙葉さん。

南波：
まさに透き通った声ですよね。

小出：
ね。この連載で散々自分にガチ恋の経験はないって話をしましたけど、僕、乙葉さんはそうだったかも（笑）。高校生のときに好きすぎて、矢島舞美さん以上に頭おかしくなりかけてたと思う。だから結婚したときはうわーって思ったけど、相手が藤井さんというのが完璧じゃないですか。だから“うちの乙葉をよろしくお願いします”みたいな気持ちになった。

南波：
やばい（笑）。

小出：
それでも、いや、わかんないぞと。結婚してから不和が生まれる心配もあると思ったけど、乙葉さんのブログを読んだときの藤井家のとても素晴らしい家庭感に安堵しました。誕生日でもなんでもないときに冷蔵庫を開けたら、藤井さんから“いつもおつかれさま”ってケーキが入っていたりとか。乙葉さんも“夫が買ってきてくれました”って、その日のコーディネートを紹介していたり。それも、乙葉さんが自分じゃ選ばなさそうなちょっと色のあるコートとかなんです。きっと藤井さんは奥さんのことをすごく考えてプレゼントしてる。超キュンとしますよね。それがブログで紹介されている。素晴らしいなと思って。絶対に僕よりも乙葉さんを幸せにしているじゃないですか。

南波：
なんて答えたらいいんだ。

小出：
発言が頭おかしいですけど（笑）。まだ藤井さんにお会いしたことないんですけど、ありがとうっていう思いしかないです。

南波：
大阪でニアミスしたんですよね。豪さんと僕のイベントを小出くんが観に来てくれて、その会場の近くで藤井隆さんもイベント出演されていて。

小出：
初めて小ナショ（少女閣下のインターナショナル）観た日だ。バカ神輿（振り付けに組み込まれた組体操）を観て、ゲラゲラ笑ってたときに。

南波：
小ナショを観ている場合じゃなかったね。

小出：
乙葉さん、いつかまた堂島（孝平）さんプロデュースで歌を出してほしいな。

南波：
といったあたりでそろそろ終わりの時間ですかね。最後の1曲は、これかなぁ。