【連載】沖口優奈×26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨（前編）「メンバーと運営さんの間でどう立ち回るのかを考えていました」マジカル・パンチライン 沖口優奈「ここの責任者、出してください❤️」第1回：26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨（前編）

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えじが噛み砕いてマイルドにする感じだったんだ（沖口）

沖口：
普通にリーダーとして悩んだことはある？

江嶋：
運営さんの言っていることも超わかるし、メンバーの意見もめっちゃわかるし……みたいな。そういうのあるじゃん？

沖口：
めっちゃわかる！

江嶋：
でも、どっち側につくとかじゃなくて。だいたい運営さんの言っていることって正しいんですよ。

沖口：
うん、正しい。

江嶋：
“はぁ？”みたいな理解できないことは言われないから。でも、昔、“江嶋が噛み砕いて、ほかのメンバーに伝えて”って言われて、それはさすがに“はぁ？”って思いましたけど（笑）。

沖口：
それだけはさすがに？

江嶋：
“はぁ？”って言ったけど（笑）。運営さんも多分こう言うと、メンバーに反感食らうだろうなとか、今メンバーがやりたいことじゃないんだろうなとか、そういうことがわかっているから、1回私に話を振ってきたんですよ。それに対して、私は“どう噛み砕こうかな……”って。

沖口：
噛み砕くって言ってもね。

江嶋：
自分も活動している側なのでメンバーが言っていることもわかるから、運営さんの意見をあんまり言うと、“えじは運営さんの味方なの？”って感じになっちゃうし。でも、それも違うから、メンバーと運営さんの間でどう立ち回るのがいいのかは、すごく考えましたね。今は運営さんがメンバーに言ってくれることがあるので、私は気になったら言うぐらい。前はそういう役割を含めてリーダーみたいなところがあったから、けっこう考えたし、その期間で自分も成長したと思いますね。言葉選びとかを（笑）。

沖口：
どう伝えたらマイルドになるか？とか。

江嶋：
当時は高校生のメンバーが圧倒的に多くて、注意すると“ヤダ！”“ムリ！”“やりたくない！”みたいな感じになっちゃってたから（笑）。そこで、私が“運営さんは、こういうことがやりたいから、こういう風に言っているんだと思うよ”って、メンバーに伝えるっていう（笑）。

沖口：
めっちゃ噛み砕いて、噛み砕いて、噛み砕いてマイルドにする感じだ。

江嶋：
運営さんだって、メンバーに1から100まで説明しないじゃない。普通は半分ぐらいしか説明しないわけだけど、そこを私が100まで言っていたの、高校生とかにね。

沖口：
今、めっちゃ勉強になった。すごい！

江嶋：
逆に、マジパンさんは、新メンバーに中学生がいるけど、どうしているの？

沖口：
“今日も学校だったの？”とか、まだ親戚の子に話すぐらいしかできていない。前からいるメンバーの性格は把握しているから、この子にはこう言った方がいいとかわかるけど、新メンバーは入ったばかりだから、どういう子なんだろうって探り探りの状況。特に私は、人見知りだから困る（笑）。

江嶋：
人見知り？　え、そうだったの？

沖口：
仲良くなった子にはそうだったの？ってよく言われるんだけど、めっちゃ人見知り。でも、リーダーだから、メンバーと話さないとダメだなって思っていて、そこに悩みもある。

江嶋：
みんなといい距離感を保つのも大事だよね。誰かとばっかりいると、何かを決める時にその子だけを贔屓しているんじゃないかってなっちゃうし。女の子って、そうなるから。そこは気をつけています。みんなと分け隔てなく話したり、ご飯を食べたり。でも、この子にはこういう風に言った方がいいなとかあるよね。

沖口：
その子の性格を考えてね。

江嶋：
私の主観だから、それが100％正しいかはわからないんだけどね。

沖口：
実際にリーダーをやっていないと聞けないお悩みですね。

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