浪江女子発組合<2021年JA浪江 組合総会 あいのりきっぷ>LINE CUBE SHIBUYA(2021年12月11日/撮影:RYOHEI TSUKADA)

浪江女子発組合<2021年JA浪江 組合総会 あいのりきっぷ>LINE CUBE SHIBUYA(2021年12月11日/撮影:RYOHEI TSUKADA)

浪江女子発組合[ライブレポート]これからへの道を示したLINE CUBE SHIBUYAワンマン「アイドルとしての成長を見ていただけるように頑張りたい」

ももいろクローバーZの佐々木彩夏が総合プロデューサーを務める浪江女子発組合が、2021年12月11日(土)にLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にてワンマンライブ<2021年JA浪江 組合総会 あいのりきっぷ>を開催した。同公演はエンタメサービス『uP!!!』オンラインライブにて生配信も行なわれ、多くのファンに届けられた。

浪江女子発組合は、福島県双葉郡浪江町を中心に“浪江発の風に乗せて、あなたに届きますように”をキャッチフレーズに掲げ活動をしているスターダストプラネット所属のグループ。2019年11月24日に浪江町で開催の<復興なみえ町十日市祭>にて誕生し、ももいろクローバーZの佐々木彩夏、アメフラっシの愛来、市川優月、小島はな、鈴木萌花、B.O.L.Tの内藤るな、高井千帆、7月より加入した播磨かなの計8名のメンバー構成となる。

同公演開催に伴い、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための運営ガイドラインを策定し、問診票の記入や検温、アルコール消毒など、感染拡大防止のための対策が講じられた。演者、スタッフ、来場者へ配慮した上での実施に至った。

本レポートにて公演の模様をお届けする。

浪江女子発組合<2021年JA浪江 組合総会 あいのりきっぷ>LINE CUBE SHIBUYA(2021年12月11日)

開演時刻とともに浪江女子発組合オリジナルのOvertureが鳴り響き、お馴染みとなった浪江町の花であるコスモスカラーの衣装でメンバー8人が次々と登場。まずは、グループの原点とも言える「なみえのわ」から幕を開け、続けて「あるけあるけ」の2曲を笑顔でパフォーマンスし、序盤からファンの心を鷲掴みにした。

メンバーがステージをあとにすると、スクリーンに映し出されたメンバーの幼少期の写真を使用したX’masスペシャルムービーに合わせて、メンバーの和気藹々としたナレーションが流れ、会場の雰囲気はクリスマスムードに。映像が終わると「きよしこの夜」が流れ出し“X’masメドレー”がスタート。鈴木萌花&高井千帆、市川優月&小島はなのペアが順番に登場し、サンタを楽しみに待っている女の子たちを演じつつ歌唱。次に「ジングルベル」が流れるとサンタとトナカイ衣装の佐々木彩夏&内藤るな、愛来&播磨かなが元気よく息の合ったダンスを見せ、最後は「We Wish You A Merry Christmas」でメンバー全員が登場。サンタを心待ちにしていた市川優月・小島はな・鈴木萌花・高井千帆に、サンタ役の佐々木彩夏と愛来からプレゼントが配られ、クリスマスをメンバーみんなで祝う様子が3曲を通してストーリー仕立てで届けられた。

X’masメドレーに続けて、愛来がハイチェアに座りながら安室奈美恵の「White Light」を雰囲気たっぷりに歌い上げ、クマのカチューシャを身につけた内藤るなが宇多田ヒカルの「ぼくはくま」を愛嬌たっぷりにパフォーマンスし、鈴木萌花はAIの「ハピネス」をアコースティックギターで弾き語り、会場をしっとりとした空気に包み込んだ。

佐々木彩夏が“今年はちゃんとクリスマスプレゼントは来るかな〜?”と言いつつステージに現れると、ステージ上に大きなプレゼント箱が運ばれ、中からあーりんの愛犬(犬のぬいぐるみ)のチロちゃん姿をした内藤るなが登場。2人の楽曲「ほれ、あいべ!」を可愛らしい振り付けのパフォーマンスで聴かせて、ファンを笑顔にさせた。続けて、佐々木彩夏が松浦亜弥の「LOVE涙色」をスタイリッシュに歌い上げ、アイドルの真骨頂を魅せる。

次に登場した播磨かなは、佐々木彩夏の「ハッピー♡スイート♡バースデー!」を“シャンパンの妖精・チキンの妖精”に扮した佐々木彩夏、鈴木萌花とともに、播磨ver.に歌詞を変えて彼女らしいユーモア溢れるパフォーマンスでXmasパーティーさながらに会場を盛り上げると、市川優月が3B juniorの「ベリメリ・クリスマス」を歌い、バックダンサーとして小島はな、高井千帆、播磨かなの3人が懐かしさ溢れる3B時代のグッズ「抱きしめたくな~れ!魔法のスティックライト」を使用し、会場にいるファンと配信にて視聴しているファンとコール&レスポンスを取りつつ一体感を生んだ。

ももいろクローバーZの「労働讃歌」が流れると、高井千帆を中心に、佐々木彩夏、市川優月、小島はなとともに気迫のこもったパフォーマンスを披露。途中には2014年に行なわれた<桃神祭>のオマージュで、佐々木彩夏とサングラスを掛け合うシーンも盛り込まれた。

続けて小島はながももいろクローバーZの「鋼の意思」をガッツ溢れる歌声で歌唱し、愛来、市川優月、鈴木萌花、内藤るな、高井千帆、播磨かなとともに7人で当時3B juniorメンバーとして参加していた<ももクロ春の一大事2014 国立競技場大会>を再現するフラッグを取り入れたステージングで会場の熱をさらに高めた。メンバーそれぞれの想い出が詰まった楽曲を集めたクリスマスソロ/ユニットコーナーで、浪江女子発組合ならではのクリスマスをファンにプレゼントした。

VTRが開けると、浪江の海のイメージが表現された水玉柄のオーガンジーで重ねられたロングスカートが特徴的な、青色を基調とした新衣装に身を包んだメンバーが登場。これまでの浪江女子発組合の楽曲で最も疾走感溢れるアッパーチューンな新曲「それぞれのハタ」を初披露。8人の意気の合ったダンスが魅力的なこの楽曲は、浪江町を含む相馬地方で毎年夏頃に行なわれる伝統行事<相馬野馬追>をテーマに、“甲冑競馬”に挑む騎馬武者たちの闘争心やプライドを表現した1曲となっている。

MCをはさみ、続けざまに浪江女子発組合の自己紹介ソングとして作られた新曲「桜梅桃李夢物語」(読み:おうばいとうりゆめものがたり)を初パフォーマンス。同曲は、各メンバーがそれぞれの持ち味に合った花に例えられつつ、各々の特徴や性格が歌詞中で表現されており、8人それぞれの才能が1つに合わさって“浪江町から笑顔を届ける”という浪江女子発組合の元来の夢と目標を謳っている。新曲2曲の連続で会場の盛り上がりが加速する中、「ミライイロの花」、「またキミと。」といったライブ定番曲でさらに畳みかけると、会場のボルテージは最高潮に。

MCで佐々木彩夏は“新曲2曲が増えたということで、この曲も含めて、みなさんとライブしたいなと思います!”と語りかけ、“次の曲はグッと来るというか。今回「あいのりきっぷ」がテーマということで、たくさんの方と「あいのり」して、みんなと一緒に浪江町に行きたい、たくさんの方に私たちの気持ちが届くように歌いたいと思います!”と繋げ、最後の曲「つながる、ウンメイ」を力強く心をこめた歌声で届け、曲の最後に打ち上がった花火の情景が浮かんでいる中、ステージをあとにした。

会場からの拍手、配信で観ているファンからのアンコールの期待に応えメンバーたちが再登場し、“浪江町の前向きな心情”を謳ったカバー曲「いつかまた浪江の空を」でライブを再開。同曲は、福島県浪江町出身のシンガーソングライター牛来美佳が2015年に制作した楽曲であり、浪江町を離れて暮らさざるを得なかった当時の想いと、前を向いて進んでいく意志を綴ったバラードソングである。今回浪江女子発組合がカバーし、手話を取り入れた振り付けで浪江町への想いを大切に届けた。

また、次のMCにて佐々木彩夏の口からサプライズで2022年に東北でライブすることが決定したことが発表された。2022年1月30日(日)に浪江町での定期大会、そして2月20日(日)に宮城県・仙台PITにてワンマンライブ<あいのりきっぷ 花咲む>、3月20日(日)に浪江町での最大キャパシティのライブ<JA浪江 しらうお祭り>を開催する。さらに今月末に開催される<第5回 ももいろ歌合戦>に出演することも発表。それぞれの詳細は、随時発表となる。

そして、ラストナンバーとして歌ったのは、同公演の1曲目にも披露したデビュー曲「なみえのわ」。浪江女子発組合としての大切な1曲をメンバーがそれぞれの想いを込めて歌い上げ、会場が1つになり終演を迎えた。

最後のMCにて“私たちのことを知りたいな、私たちのライブを観たいなって思ってくださる方を増やして、もっともっとたくさん活動していきたいなと改めて思いました。浪江町でライブをやるのも私たちの活動の大事な軸だし、こうやって関東でもたくさんライブをやっていく、アイドルとしての成長をみなさんに見ていただけるように頑張りたいなと思いました。今日は集まってくださって本当にありがとうございました!”と、これからの浪江女子発組合の行く道を示し、<2021年JA浪江 組合総会 あいのりきっぷ>を締めくくった。

また、同公演は『uP!!!』オンラインライブにてアーカイブ配信が決定。2021年12月22日(水)12:00〜2022年1月23日(日)23:59までの期間は何度でも視聴可能だ。

2021年11月24日に結成2周年を迎え3年目に突入した浪江女子発組合は、グループ結成以来初のパッケージ商品となる1stアルバム『花咲む(読み:はなえむ)』を2022年2月23日(水・祝)に発売する。アルバム発売に伴い、昨日最新アーティスト写真を公開した。

現在各配信サービスにて配信中となっている既存曲5曲に加え、今回発表された「それぞれのハタ」「桜梅桃李夢物語」を収録することが決定し、さらに新曲が数曲収められる予定。また、既存曲5曲も新メンバー播磨かなを含めた8人で歌唱したバージョンとなる。同作は初回限定盤と通常盤の2形態でのリリースとなり、初回限定盤には2021年からのグループの活動に密着したドキュメンタリー映像と封入特典としてフォトブックが付属される。

今後のアルバムや浪江女子発組合の最新情報は、オフィシャルサイトやオフィシャルTwitterで随時更新。

浪江女子発組合<2021年JA浪江 組合総会 あいのりきっぷ>

2021年12月11日(土)
SHIBUYA LINE CUBE(渋谷公会堂)

Overture
01.なみえのわ
02.あるけあるけ
03.X’masメドレー(きよしこの夜・ジングルベル・We Wish You A Merry Christmas)
04.White Light[安室奈美恵]
05.ぼくはくま[宇多田ヒカル]
06.ハピネス[AI]
07.ほれ、あいべ!
08.LOVE涙色[松浦亜弥]
09.ハッピー♡スイート♡バースデー![佐々木彩夏]
10.ベリメリ・クリスマス[3B junior]
11.労働讃歌[ももいろクローバーZ]
12.鋼の意志[ももいろクローバーZ]
13.それぞれのハタ
14.桜梅桃李夢物語
15.ミライイロの花
16.またキミと。
17.つながる、ウンメイ
<ENCORE>
18.いつかまた浪江の空を
19.なみえのわ

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