【ライブレポート／写真380点】ゼアゼア、ミシェル、モノガ、じゅじゅ、ニジマスらが熱狂を生み出した新宿BLAZETHERE THERE THERES、MIGMA SHELTERら所属事務所AqbiRec主催＜AQBI DIG 06＞イベントレポート

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THERE THERE THERES

イベントのトリを飾ったのは、THERE THERE THERES。メンバーの有坂玲菜が休養しているため、カイ、平澤芽衣、朝倉みずほ、小島ノエの4人でのステージとなったこの日のゼアゼアだが、1曲目から容赦なく新曲のハードロックチューン「スナッキー」をかます。「クロノメサイア」、ギターリフに合わせたキレのあるダンスが圧巻の「dignity」と、ライブ冒頭からアクセル全開のパフォーマンスで攻め立てる。

MCでは、平澤芽衣が“ここで出会えたみなさん、何かの縁ということでひとつだけ言いたいことがあります！　年末にTHERE THERE THERESのアルバムが発売します！　どうぞよろしくお願いします！”と自身初となるアルバムリリースを伝え、“それでは次の曲聴いてください”と、ここから始まる怒涛の後半戦の口火を切った。

呪文のような歌声が響く「JUKAI」、妖しげな音階を奏でるサウンドが印象的な「There’s something behind」、恍惚とした表情で魅せる「SOIL」、自然と挙がる数々の観客の手が盛り上がりを象徴していた「憂鬱のグロリア」。そして、キラーチューン「asthma」でオーディエンスのボルテージを押し上げる。メンバーがクラップ、ハンズアップを誘発すると、これまで以上に多くの手が挙がる。“ブラジルの人、聞こえますかー？”という煽りを受けてフロアには大きなサークルができ、地球の裏側にまで届くようなオーディエンスのシンガロングが響いた。

間髪入れることなく「ペリカン」へ。ここまでほぼノンストップに激しいパフォーマンスをくり広げて来た彼女たちは、最後にギターサウンドが印象的な「Burnable Garbage」を披露。メンバーとファンは満足げな表情を浮かべながら、たっぷり50分間のパフォーマンスを完全燃焼した。

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