SKE48 江籠裕奈［ライブレポート］強い想いとともに多幸感あふれる空間を作り上げたソロライブ「待ってくれる人がいるって幸せだな、温かいなと感じました」

1曲目の「Get you!」では、イントロで“みんな、今日は最高な想い出作っていきましょう！”と叫び、冒頭から大きな盛り上げりを生み出した。

最初のMCで“10年前に合格した場所に1人で帰ってこられるなんて”と、5期生が合格した場所でソロライブができる喜びを語り、“劇場より多い人数の方がいて緊張する”と照れ臭そうな表情を見せた。

6曲目「シャーベットピンク」ではシャボン玉を生み出しながら、ステージ上をはしゃいで回ったり、7曲目の「ご機嫌ななめなマーメイド」では座席番号をくじに、当たった人へ落ちサビをプレゼントするという、前回のソロコンサートと同様のサプライズを披露。

早着替えをしたあとはSKE48の夏曲でファンと盛り上がり、本編最後の「不器用太陽」をしっとりと歌い上げると、会場は熱い拍手に包まれた。

アンコールでは、ミニスカートにグッズTシャツを着て登場すると、“なかなか会えないけど、誰よりそばにいるよ”と述べて「遠距離ポスター」をパフォーマンス。

ファンの前で直接披露するのは初めてとなった江籠のソロ曲「自転車のベルで伝えたい」でオーディエンスの視線を釘付けにすると、“私の気持ちです”と口にしながら「僕らの春夏秋冬」をアクト。

最後は自身の初選抜曲「コケティッシュ渋滞中」で、“また絶対会おうね”と笑顔で締めくくった。

江籠裕奈 コメント
あと10日で、SKE48に入ってデビューしてから丸10年になります。

ダイアモンドホールで合格してから10年。今年からこうして1人でライブをやったりとか、大きな会場でのライブイベントに立ったりとか、1人で何かすることが増えて、10年経ってもこんなにも新しいことが待ってるんだなとすごく感じる1年でした。

私は未来のことを話したり考えたりするのが好きではなくて、なぜかと言うと今を超える幸せが待ってる自信がないから。

だけど、延期になっちゃったけど、こうしていろんなところから私のライブを観たいと思って足を運んでくださった方がいて、自分でも信じられないけど、こんなにもたくさんの方に観てもらえてるんだなっていうのが未だに慣れなくて。いろんな方に支えてもらってこうしてライブができてすごく支えられてるなって感じました。待ってくれる人がいるって幸せだな、温かいなと感じました。