エビ中［イベントレポート］多彩なパフォーマンスで秋田の魅力を全国に発信！

ABS秋田放送主催の同企画は、“秋田の魅力を私立恵比寿中学を通じて全国に発信する”というコンセプトのもと、エビ中と秋田県のコラボレーション企画として2015年にスタート。前回は、アイドルグループとして初めてエビ中が“あきた美の国ガールズ”に任命された。

昨年はコロナ禍の影響で中止となったため、今回は2年ぶりの実施に。ABSの社屋には、メンバーの巨大バナーが出現し、秋田分校グッズ、平凡人パンなどのコラボ商品も展開され、さらにニコニコ生放送での独占生中継も行なわれ、多くの注目を集めた。

オープニングでは皆勤賞となるABS秋田放送の関向良子アナウンサーが登場。今年はコロナ対策も考慮した上でコラボを取りやめ、フェス形式となったことを説明。続いて、出演者が紹介されると、NAMAHAGE郷神楽、超神ネイガー、キャミソウルブラザーズ、藤原美幸、いぎなり東北産、私立恵比寿中学の順に、ステージの上手から下手へそれぞれが横切りながら登場。エビ中は、このイベント恒例のセーラー服で姿を現し、エビ中ポーズを決めると、会場は一斉に沸いた。

新メンバー3名と用務員との掛け合いに続いて、力強いNAMAHAGE郷神楽の太鼓演奏がスタート。

秋田のスーパーヒーロー、超神ネイガーのアトラクションに続いて、トークコーナーでは桜木、小久保、風見の新メンバー3人が登場。素朴な質問とやりとりで場を和ませると、キャミソウルブラザーズのパートへ。ニコ生の放送では権利の関係で無音になるというシュールな展開で、コメント欄は盛り上がった。

続くトークコーナーは、真山、安本、星名が登場。キレのあるトークでキャミソウルブラザーズにツッコみ、会場を盛り上げた。続いて藤原美幸が登場。「秋田音頭」では、エビ中メンバー9人それぞれへの歌詞を盛り込み、場を盛り上げた。

休養中の柏木ひなたと相談して歌詞を考えたというMCに、ニコニコ生放送のコメントも熱量を高めた。思わず息を呑むほどの三味線のソロパートに続いて、エビ中の楽曲「幸せの貼り紙はいつも背中に」を出演者がメンバーカラーの着物で披露。エビ中愛にあふれるステージとなった。

続くトークパートには小林、中山が出演。藤原と軽妙なトークをくり広げ、エビ中の所属事務所の後輩グループいぎなり東北産のステージへ。

エビ中と同様に全員がセーラー服でパフォーマンスを展開。エビ中の「売れたいエモーション」のカバーも含めた9曲を全力で見せて、エビ中へバトンをつないだ。

エビ中は休養中の柏木ひなたを除く8人のステージとなったが、新メンバー3名もすっかりフォーメーションに馴染み、堂々たるステージを見せた。

9人体制初の新曲でストリーミング1,500万回再生を超えるヒットとなった「イヤフォン・ライオット」に始まり、「エビ中一週間」「大人はわかってくれない」などレアで懐かしい曲を盛り込みながら、「HOT　UP!!!」「YELL」など王道曲で畳み掛ける斬新なセットリストとなった。恒例の秋田弁でのMCも含めて、新生エビ中の魅力あふれるステージを作り上げた。

エビ中は、新メンバー3名を加えた9人新体制で精力的に活動中。9月に開催した＜ちゅうおん2021＞のライブCDの発売、および年末恒例の大学芸会の開催も決定している。

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