©️2021「シノノメ色の週末」製作委員会

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桜井玲香[イベントレポート]主演作を語る「映画を通して自分と見つめ合えるような作品になっています」映画『シノノメ色の週末』大ヒット祈願イベントにて

桜井玲香と岡崎紗絵が、10月29日(金)に赤城神社で開催された映画『シノノメ色の週末』大ヒット祈願イベントに登場した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

<映画『シノノメ色の週末』大ヒット祈願イベント>赤城神社(2021年10月29日)

拝殿では、穐山茉由監督も参加し、同作の大ヒットを祈祷。その後、マスコミの前に主演の桜井玲香、岡崎紗絵が登壇し、トークイベントはスタート。

トークイベントの前に実施した祈祷ついて聞かれると、桜井は“神聖で綺麗な場所でご祈祷させていただいて、これはご利益あるなと思いました”と映画の公開に向けて前向きな想いを明かした。岡崎も“とても清らかな気持ちになりました。たくさんの方にこの映画が届けばいいなという想いで祈らせていただきました”と公開に向けての想いを語った。

続いて、同作のキャラクター設定でもある“20代後半女子”のリアルについての話に切り替わると、桜井は“美玲と目指す世界や境遇がすごく似ていて、共感できるし応援したいなと思いながら演じてました。痛いところを突いてくるシーンが本当にたくさんありました。特にオーディション部分はすごくリアルな会場の雰囲気でした”と自身と重ねて本作に臨んでいたことをコメント。岡崎は“私は部長をやれるような器は持ち合わせていなかったのですが、自分が思っていたことを伝えられない、ウマく伝わらない不器用さには共感できた”と自身の性格を述べた。また、“学生時代は自由で、わりと美玲ちゃん寄りだった”と語る岡崎に、桜井は“あら〜! キラキラガールだったのね(笑)”と自身の役と似ていたことからなのか、笑顔で反応。

その後、桜井が女子校出身だったという話題に。桜井は“この作品の女の子3人が醸し出す空気感が、本当にリアルな女子校出身の空気感そのものでした。会話の感じや、キャラクターが違う3人なのになぜかウマくバランスが取れていて、3人で一緒にいる感じが実際にあったなあ、という「あるある」がちりばめられている映画です”と女子校出身だからこそ共感できたことを明かした。

また、“サッカー部などにイケメンポジションの女の子がいて、みんなで追いかけて写真を撮ってもらったり、バレンタインのチョコを渡したりしました”と同じく女子校出身である穐山監督と話している中で話題に挙がった“あるある”についても楽しそうに語った。女子校出身ではない岡崎もこの話題には“すごくよくわかります。そういう先輩いました”と深く頷きながら共感した。

続いて“女子高校生あるある”に話題が及ぶと、“不思議な世界観の女性がいる”というあるあるに対して、桜井が“作中でアンディ(三戸)がダウジングをするシーンがあるんですけど、三戸ちゃんから「昔、実際にダウジングやっていたんだよね」と言われた時は衝撃だった”と三戸の過去を暴露して、会場の笑いを誘った。

ほかにも“授業中に回していた手紙が捨てられない”や“制服の着こなし方”など、青春時代の想い出にあるあるを絡めながらトークを展開して盛り上がりを見せた。

続いて、2人の高校時代の写真を写し出したパネルをそれぞれ披露。桜井が披露した写真は“すでに乃木坂46に入っていた高校3年生の時の最後の握手会で着た制服”で、“在籍していた学校ではできなかった紺ソックスも履いて、ネクタイも付けました”と着納めした制服への思い入れを述べた。

岡崎が披露した写真は“雑誌『seventeen』の時の写真”で、“これは17、18歳頃の写真です。メイクさんにしてただいたのが濃い目のメイクで、ファッションやメイクに興味があったのでそれを参考にして家で練習していました”と、こちらも高校時代の想い出を語った。

最後に岡崎は“この映画を観ていると学生時代を振り返る瞬間がすごく多いと思います。一歩踏み出す勇気をくれる映画だと思いますので、たくさんの方に届く映画になればいいなと思います”、桜井は“女子校の女の子の普段を覗き見できる楽しさもありますし、隠しておきたい繊細な感情だったり、人間関係や空気感が隠すことなく描かれていて、映画を通して自分と見つめ合えるような作品になっているので、ゆったりと軽い気持ちで観ていただいて、 ホッとしていただけたら嬉しいです”と本作を通して自身と向き合い、振り返ってほしいと挨拶をしてイベントを締めくくった。

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