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新しい学校のリーダーズ[ライブレポート]圧倒的パフォーマンスで熱狂の空間を作り上げたツアーファイナル
新しい学校のリーダーズ[ライブレポート]全身全霊パフォーマンスで熱狂の空間を作り上げたツアーファイナル
新しい学校のリーダーズが、10月16日(土)にTSUTAYA O-WESTにてワンマンライブ<無名ですけど東名阪福ワンマン〜あいつの弱点パイナポー〜>を開催した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
新しい学校のリーダーズ<無名ですけど東名阪福ワンマン〜あいつの弱点パイナポー〜>TSUTAYA O-WEST(2021年10月16日)
東名阪福ツアーの千秋楽となった同公演でも、会場には“今を全力で楽しめ”など彼女たちのアティチュードを感じさせる直筆の習字が飾られていた。
一方、ステージはバックスクリーンにDJブースと4棟のバックライトというシンプルなセッティングに。
会場BGMには、彼女たちがリスペクトするビースティ・ボーイズの「サボタージュ」が選曲された。
ライブは、SUZUKAの“東京。新しい学校のリーダーズ、始めます”という声から「席替ガットゥーゾ」でスタート。
「最終人類」では、馬跳びなども盛り込んだ組み体操のような振り付けで、SUZUKAの上履きが脱げてしまうパプニングも。
ツアーファイナルとあって、彼女たちも気合い十分。グループのテーマである“全力ではみ出していく”を全身で表現した。
前半は「恋文」「宮尾」などアッパーなナンバーで盛り上げ、中盤は「恋の遮断機」「雨夜の接吻」「狼の詩」で昭和の世界観を令和の感覚にアップデート。さらにコント仕立てで見せていく器用さも見せながらも、全力で歌って踊って演じるパフォーマンスで会場を圧倒。
後半では、新曲「PINEAPPLE KRYPTONITE」をアクト。90年代にビースティ・ボーイズとともに活躍し、ハイファイなシーンへのカウンターとして、実験的でローファイなスタイルが注目されたキーボード奏者のマニー・マークがプロデュースしたこの曲で、会場のボルテージは最高潮に。
クライマックスでは、彼女たちのヒップホップな面を表現した「NAINAINAI」「Freaks」なども披露し、グローバルな音楽シーンにアクセスする視野の広さも感じさせた。
本編の最後には「迷えば尊し」、アンコールでは「ケセラセラ」をパフォーマンス。全力以上の全力で15曲を駆け抜け、東名阪福ツアーを堂々と締めくくり、日本の新しい価値観を作る新世代の清々しさと底抜けの勢いを十二分に感じさせる熱狂的な一夜となった。
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