【連載】≠ME 菅波美玲アニメホリック 第15回 ブラックジョーク満載の“教育番組アニメ”を語る「体操のお兄さんが闇を抱えているんですよ。しかも特大級の闇を！」≠ME 菅波美玲アニメホリック 第15回

何も考えずに笑ってしまいます

この間＜イコノイフェス2021＞を無事に終えて、“1日休みだ〜！　なんのアニメ観よう！”と思ってNetflixを開いたんですよ。


そしたら『うらみちお兄さん』がオススメで出てきたんです。


Netflixって本編を再生する前に動画が少し再生されるじゃないですか！　その映像を観て、“このアニメすごく面白そう！”って思ったんです。
　


結論、めちゃくちゃ面白かったです。



でもですね、現実は絶対こうであってほしくない！と心の底から思います。アニメだからこその面白いがそこに詰め込まれているんです。幼稚園児には絶対におすすめできないアニメです。


子供向け番組のはずなのにうらみちお兄さんという、体操のお兄さんが闇を抱えているんですよ。しかも特大級の闇を！（笑）


でも、子供の前では常に笑顔で！仕事熱心で！その反動で感情が少しコントロールできなくなっているんです。



その真逆さがすっごく笑えてしまうんです。



子どもたちもそれを感じ取り、ストレートな気持ちをうらみちお兄さんにぶつけてくるんです。


例えば、今日いつにも増してテンション高くない？など、疑問をすぐに口にするんです。



子どもだから許されるこの空気感、うらみちお兄さんの表情といい、子どもたちとの掛け合いといい、何も考えずに笑ってしまいます。



いきなりですが、みなさんは小さい頃、どんな番組を観ていましたか〜？



私は小さい頃『おかあさんといっしょ』という番組をよく観ていました〜！！



朝も夕方も必ず観るくらい大好きな番組でした！



『うらみちお兄さん』は、この番組をベースとしているアニメだと思うんです！　アニメ内では『ママンとトゥギャザー』という番組名なんですけど、少し面白い名前ですよね！


番組名だけでフフとなっちゃいます。


あ、でも間違えていけないのは、『うらみちお兄さん』と『おかあさんといっしょ』は≠ということです。



もうギャグに走ってますよね、『うらみちお兄さん』は（＾_＾）