『ホットギミック ガールミーツボーイ』ポスタービジュアル

『ホットギミック ガールミーツボーイ』ポスタービジュアル

乃木坂46 堀未央奈、胸に刺さるセリフで10代のリアルな心情を表現「ずっと好きでなんていられないよね」『ホットギミック ガールミーツボーイ』特報映像&ポスタービジュアル解禁

乃木坂46の堀未央奈が主演する映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』の特報映像とポスタービジュアルが解禁された。

特報映像では、登場人物それぞれの生きづらさや葛藤を吐露したセリフ回しと胸に迫る音楽で、知らぬ間に大人になっていく自分に戸惑いながら焦燥感を抱いている10代のリアルな心情を表現。

“バカは生きづらくて大変だ。何のために生まれてきたんだろ”“永遠に愛してるって思っても次の瞬間いらなくなっちゃうんだよ”“幸せって願うものでしょ”“絶対にいつか終わっちゃうってわかってるのにずっと好きでなんていられないよね”という山戸監督から生まれた力強い言葉たちは、若者のみならず大人にも鮮烈に突き刺さる。

また、シーンの切り替えに写真を挟むことで、一瞬時が止まったような、まるで青春の1ページを切り取ったような瞬間を演出したり、ドローンを使って風景や人物を俯瞰的に映すことによって、より映画の世界への没入感を高めている。

今回使われている音楽は、『溺れるナイフ』『21世紀の女の子』に続いて山戸監督とタッグを組む坂本秀一による劇伴。今作でも、坂本の音楽が映像を見事に彩っている。

音楽と言葉と映像が融合された、山戸監督ならではの世界観を垣間見ることができる特報映像となった。

ポスタービジュアルは、朝・昼・夕それぞれの時刻の東京の街と登場人物4人の写真を組み合わせることで、時間の流れと人の心情が等しく移りゆくものであることを表現。

また、4人はそれぞれが物憂げに違う方向を見つめており、すれ違う主人公の成田初(なりたはつみ/堀未央奈)と3人の男性の関係性も読み取ることができる。

“3つの初恋。1つの答え。”というコピーは、初めての恋をする初が、たった1つの“本物の答え”にたどり着くことを予感させる。

また、東京湾をバックに遠くを見つめている4人のメインスチールも解禁となった。彼らの見つめる先にはどんな未来が待っているのか、乞うご期待だ。

『ホットギミック ガールミーツボーイ』メインスチール
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『ホットギミック ガールミーツボーイ』メインスチール

なお、サブタイトルの“ガールミーツボーイ”とは、“お決まりの恋物語”という意味も持つ“ボーイミーツガール”を反転させた言葉で、少女が主人公であることを強調。

少女が片想いをして相手のために努力して両想いになってハッピーエンド、という王道の恋愛映画で描かれる恋ではなく、恋愛における、新しい青春映画を届けたいという山戸監督の想いが込められているという。

3人の男性との恋を通して、迷いながらも自らの運命を選択し切り拓いていく初の姿を描く本作にピッタリのタイトルとなった。

山戸結希監督 コメント
『ホットギミック』を映画化するにあたり、サブタイトルを、『ガールミーツボーイ』と、添えさせていただきました。

恋愛物語における永らくの代名詞であった、“ボーイミーツガール”を反転する、“ガールミーツボーイ”としての芸術を、描いてみようと決めていました。

自分自身の主体性を奪われる恋ではなくて、自分自身の主体性を知るための恋が、もしもこの世にあるのなら、そのようなものをこそ、今新しく生まれる青春映画に映し出してみたいという念願がありました。

“ホットギミック ガールミーツボーイ”、孤独な少女の漂流譚を、ぜひ、お楽しみにされてください。

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