MM［インタビュー後編］アイドルとして伝えたいカラフルな想い「コンプレックスに悩んでいる子たちが、自分たちを見て元気になったり、自信を持てるようになったら」MM「イロトリドリノヒビ」リリースインタビュー

MVはお任せしたら完璧なものが出来上がりました（ぎんしゃむ）

──では、デビューシングル「イロトリドリノヒビ」についてうかがいます。「Make up magic」のロック調とはだいぶ違ってポップな感じになりましたが、レコーディングはどんな感じでしたか？

ぎんしゃむ：
もうキーがバリ高くて。バリしんどかったよね。

ぷうたん：
声があまり出なくて、どうしようって。でも頑張りました。

ぎんしゃむ：
ぷうたんはけっこう挫折しそうになってて、“コレでいけますかー？（泣）”みたいになってた。

ぷうたん：
作曲の方が、いつもの古屋（葵）さんだったら泣いてもいいんだけど、いつもの方と違ったから（作曲は本田正樹が担当）、今回はここで泣いたら本当に気まずいと思って我慢して（笑）。それくらい頑張った……レコーディング。

ぎんしゃむ：
でも、可愛い曲だったので、楽しく歌おうって感じでした。

ぷうたん：
めっちゃ可愛いかった！　

──歌詞がすごくいいですよね。

ぎんしゃむ：
そうなんです。めっちゃいい歌！

ぷうたん：
ホントにお気に入り。

──2人の気持ちというか、生きてきた道のりを反映しているような歌詞だと思いましたが、特に気に入ってるフレーズはありますか？

ぷうたん：
落ちサビの《君の好きな色　ぎゅっと ぎゅっと 抱きしめて欲しいんだ　モノクロな日々を 一緒に彩っていこう》っていう歌詞は、すごくグッと来ました。MVが公開されましたけど、歌詞も一緒に出ている映像を改めて観て、“やっぱりココいいな”と思いました。

ぎんしゃむ：
自分は《ひとりひとり同じじゃないから　キラリキラリ眩しいもの　君のいいところ 僕のいいとこ　ろ　自分らしくいられたらちゃんと輝くよね？》が、“めっちゃソレ！”ってシンパシーを感じて、とても気に入ってます。

──ライブなどでのファンの反応はどうですか？

ぷうたん：
リリースイベントでも歌ってますけど、めっちゃ好評で、今言ったみたいに歌詞の一部を切り取って“ここが好き！”とか言ってくれます。共感してくれる方がめっちゃ多いです。

──MVではさまざまな衣装を着ていますが、かなり時間がかかったのでは？

ぎんしゃむ：
自分たちは、着替えとメイク直しくらいで、5分くらい撮っては“はい、次のセット”、“はい、次”みたいな感じでしたけど、セットの変更にはすごく時間がかかりましたね。

ぷうたん：
スタッフさんがセットにこだわってくれて、本当にありがたかったです。こうやってたくさんの方が協力してくれて、みんなで1つのMVを作ってるのいいなーと思ってずっと見てたから、完成したMVを観て余計に感動しました。

──撮影時間はどれくらいかかったんですか？

ぎんしゃむ：
朝9時集合で、予定は22時終わりだったんですけど、撮影自体は19時には終わりました。バリ巻いた（笑）。

──それはすごい。衣装はどうやって決めたんですか？

ぎんしゃむ：
監督さん（森岡千織）が全部決めてくださって。MVの歌詞の字体も全部手書きらしくて。

ぷうたん：
気に入ったフォントが見つからなかったとかで、全部手書きしてくださったみたい。

ぎんしゃむ：
“イロトリドリ”だからいろんな衣装を着ようとか、全部決めてくださったので、MVに関しては自分たちの意見はまったく言ってないです。お任せしたら完璧なものが出来上がったという感じです。

ぷうたん：
びっくり。ホントにありがたい。感謝しかない。

──プロデューサーしかり、周りのスタッフに恵まれていますね。

ぷうたん：
ホントにそう。

ぎんしゃむ：
環境、マジ感謝！（笑）

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