Palette Parade［インタビュー］真っ白なキャンバスのライバルグループ、その誕生とお披露目公演への決意を語る「“この子たち、成長していくかも”って印象を持っていただけるように死ぬ気で頑張っていくしかない」

ここなら素敵な景色を見にいけるんじゃないかって思い決意しました（白川）
何百年後かもしれないけど、少しでも追いつけるようになりたい（中野）

――白川さんと葵さんは、合格後にコロナ禍なのに上京してきたのはすごい覚悟ですよね。

白川：
2次審査の時に、未成年だから同意書を出さないといけなかったんですけど、親は気にも止めてくれなくて、担任の先生とか周りの人とかと親を説得しました。

――担任の先生も説得してくれたんですか？

白川：
先生と親が知り合いだったんです。

――合格してからすぐに上京していて驚きました。

白川：
“東京でアイドルをして絶対活躍してみせる”って決意してて。“どうせやるなら若いうちからやった方がいいな”って、ずっと思ってて。ここなら素敵な景色を見にいけるんじゃないかって思って、“やるしかない”って決意しました。

葵：
私はまだ広島の学校に通ってます。週に1回帰って通いながらで。でも、自分がなりたいアイドルになりたくて。親にはすごい反対されました。3次審査の時に“現実的じゃない”って言われたけど、それを押し切って最終審査まで頑張って。親もミクチャを観てくれてて。今は頑張って学校を卒業することが絶対条件です。

――葵さんはミクチャ配信で1位で、その時点でメンバーに決定しましたね。

葵：
私、審査員賞では選ばれないと思ってたんで（笑）、もう1位通過しかないと思ってました。ランキングをたぶん誰よりも気にしてました。

――合格は何が決め手だと言われましたか？

緋本：
“立ち振る舞い・雰囲気で取った”って言われました（笑）。

――うーん、ストレートですね。

葵：
青木（勇斗／プロデューサー）さんと一緒に大阪のオーディション会場に来てた、今のマネージャーさんから“青木さんが会えてよかったって言ってたよ”って言われて、それがすごい嬉しかったです。

比嘉：
私は3次審査で意外に明るいと言われて、あと“肌が綺麗だ”って。

――なんか口説いてるみたいですね。

比嘉：
肌が綺麗でよかったと思いました（笑）。

中野：
私はグループに1人は絶対欲しいバランサー、って言ってくださって。でも、そんなに中身が大人じゃないので、その役割ができるかわからないですが、頑張ろうと思います（笑）。

白川：
“若い”って言われました（笑）。根っからの陽キャと、フレッシュさ、若さが欲しかったらしくて。たぶん私が配信でずっとニコニコして元気だったからなのかなーって。

森月：
私は“飛び道具だ”みたいな。歌もヘタだし、“なんで受かったんだろう？”って。

――なんで飛び道具なんですか？

緋本：
廊下で座ってご飯食べてるしね（笑）。

――パレパレのメンバーのみなさんにとって、白キャンはどういう存在でしょうか？

森月：
ライブ映像を観たら曲もいいし、歌も上手で、すごいなって。本当に“尊敬”って感じで、なんかライバルには全然程遠いなって思います。

白川：
オーディションが始まって曲を聴き出したんですけど、すごい歌詞も共感できるし、メンバーの方々も可愛いし、“素敵だなー”って、すぐヲタクになっちゃいました。パフォーマンスとかもすべてに関して尊敬、憧れって感じなんです。ライブのリハーサルを見学させていただいた時に、梓ちゃんが“千尋ちゃん！”って名前を呼んでくれて。合格発表でステージに上がった時に、橋本さんとか浜辺さんとか西野さんとかが目を合わせてくれたり。合格後に写真撮影があった時に橋本さんに話しかけていただいて、“あー、尊い！”って感じました。

中野：
全員尊敬してます。パフォーマンスでとにかく“伝える”ってことを意識していらっしゃるのをすごく感じます。小野寺さんがすごく好きで、小野寺さんみたいなアイドルになりたいです。自分が未熟だから何百年後かもしれないけど、少しでも追いつけるようになりたいです。

――何百年後だと、ちょっと文明が存続してないかもしれませんね。

比嘉：
私が白キャンさんを大好きになったのは、今けっこう売れてきたのに、いい意味で自信がないところがあったり、自信を持っていい立場のはずなのに全員ネガティブな部分を持っているところがあるからで、そこにすごく惹かれて。私も自信を持てなくなっちゃうんですけど、そういう時に、白キャンさんの配信やパフォーマンスを観たりすると、“同じような気持ちを持っている人があんなにステージできるんだ、いいな”って気持ちになって、その気持ちは今も変わらなくて。小野寺さんのおかげで今ここにいるので、一生感謝すると思います。

――人生レベルの話になってますね。

葵：
カッコいいです。でも、みんなと思ってることは一緒かも。どう思われているのか不安です。

緋本：
曲がすごい好きで、昔から聴いてて。合格発表の日にライブの見学もできたので、初めてすごいしっかり観て、めちゃくちゃカッコいいなあと思って、“こういう風になりたいな”と思いました。

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