©2021『サマーフィルムにのって』製作委員会

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伊藤万理華、大ヒットに感動「この映画を未来に残したい」主演映画『サマーフィルムにのって』御礼舞台挨拶

伊藤万理華が主演を務める映画『サマーフィルムにのって』が大ヒット公開中だ。8月29日にグランドシネマサンシャイン池袋にて御礼舞台挨拶が行われ、主演の伊藤万理華、共演の金子大地、松本壮史監督が参加した。オフィシャルからのイベントレポートをお届けしよう。

口コミで広がり、多くの劇場で満席が続出している本作。MCからは“映画愛に溢れる傑作青春映画”“最高に美しいラストシーンに思わず涙”といったSNSでの口コミが紹介された。

周囲の反応を聞かれた伊藤は“実は私にはあまり直接連絡が来てないんです(笑)。でも、そういったSNSでの声や、監督からお話を聞いたりすると、本当にたくさんの方に届いているんだなと。自分が力を尽くした作品なので嬉しいです。母は東京国際映画祭で上映された際に観てくれているのですが、公開後にも色んな友達を連れて何度も観に行ってくれているようです。そんなことをしてくれるのは珍しいので、気に入ってくれているのかなと思います”と大ヒットの実感を語った。

金子は“身近な人がたくさん観に行ってくれていて、面白かったという声をたくさん頂いています。嬉しいですし、良かったなと思います。観てくれた人は、登場人物がみんな愛すべきキャラクターだったとか、ラストシーンが最高だった、何回でも観たくなると言ってくれていますね。ここまで周りから反応をもらった出演作は初めてです!”とこれまでにない反響に喜びを表した。

監督も“10年くらい連絡していなかった友達から連絡が来ましたね。あと、直接ではないのですが、僕の好きな映画監督からスタッフに面白かったよという連絡が来たようで、その画面のスクリーンショットをもらい喜んでいました。多くの方から色んなお声を頂き、かけがえのないデビュー作になったと思います”と感慨深い様子だった。

本作は芸能界やエンタメ業界でも話題になっており、お笑い芸人のパンサー・向井の“女子3人の仲の良さだけで泣けちゃう!”というコメントが紹介された。

伊藤は共演した河合優実と祷キララとの仲について、“私たちは撮影以外の時間も、作品そのままの仲の良さだったんですよ。一番思い出に残っているのは3人で一緒に銭湯に行ったこと。裸の付き合いをした仲です!映画で出会った2人だけど、これからもかけがえのない存在です”と作品を越えて生まれた特別な絆があったようだ。

それを聞いた金子も共演者の板橋駿谷との仲を“撮影期間はずっと一緒にいましたね。ラブラブでした!年齢差はあるのですが、今でも仲良しです”とアピールしていた。

リピーターも多い本作だが、もう一度観る際にぜひ注目してほしいシーンや印象に残っているシーンを聞かれると、伊藤は“「ダシと凛太郎が秘密基地で話すシーンは印象に残っています。実はそれまで金子くんとほとんど話してなかったんです。でも、楽しかったし、自然と緊張もせずにリラックスしてできました。物語と同じで、現場でもあのシーンから少しずつ仲良くなれた気がします”と振り返った。

金子は“僕は伊藤さんの女子3人でいる時の表情が本当に楽しそうで、輝いていてグッと来ました”と絶賛。

最後に伊藤は“こうして撮影時のことを話していても湧き出てくる思い出がたくさんあって、「あぁ、楽しかったな」「あの頃に戻りたいな」って、まるで学生時代を思い出すような気持ちになるんです。私がそう思った分、観て頂いた方も同じように楽しかった瞬間を思い出すような作品になっていると思うし、それがとても嬉しいです。伊藤万理華としてはこの『サマーフィルムにのって』を未来に残したいですし、ハダシとしては劇中で撮った『武士の青春』を残したい。そんな想いが重なっています。それに向かって駆け抜けた時間は尊いものだし、かけがえのない思い出です”と大切な作品への熱い想いで締めくくった。

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