PassCodeに有馬えみり加入、新木場STUDIO COAST閉館、NEO JAPONISM<NEO合戦>|「偶像音楽 斯斯然然」第64回
PassCodeに有馬えみり加入、新木場STUDIO COAST閉館、NEO JAPONISM<NEO合戦>|「偶像音楽 斯斯然然」第64回
今回は、PassCodeへの有馬えみりの加入、数々のアイドルイベントや単独公演が開催されてきた新木場STUDIO COASTの閉館、そして、8月14日に行なわれたNEO JAPONISM主宰フェス<NEO合戦>という、冬将軍が昨今気になったトピックをピックアップ。それぞれに対する想いをありのままに綴る。
ありがとう、新木場STUDIO COAST
“シンキヴァァァァーー!!!!”
こんなにもデスボイスの似合う地名は、世界中探しても新木場USEN STUDIO COASTだけだろう。
そんなSTUDIO COASTが先日、定期借地契約満了に伴い、2022年1月の営業をもって閉館することが発表された。
【STUDIO COAST閉館のお知らせ】
— USEN STUDIO COAST (@studio_coast) August 12, 2021
この度STUDIO COASTは定期借地契約満了に伴い2022年1月をもちまして閉館致します。
これまで足を運んでいただいた多くのお客様、ご支援いただきました皆様に心より感謝申し上げます。
最終日までスタッフ一同全力を尽くして参ります。
詳細は画像をご確認ください。 pic.twitter.com/C6D6PCDEOO
USEN STUDIO COAST 公式Twitter
2002年のオープン以来、国内外のさまざまなアーティストに愛されてきたライブハウスの閉館を悲しむ人は多い。私的には、公私ともにおそらく1番足を運んだハコである。以前音楽事務所に勤めていた頃、COASTがホームかというほどにライブをやっていたこともあるで、思い入れは深い。同じキャパクラスのハコ云々ではなく、複数のステージを組むことができる利便性であったり、プールやクラブ構造ゆえのVIP席であったり、いろんな意味で代替えの利かないハコであることは間違いない。
アイドルにとってもSTUDIO COASTは聖地的な意味合いが強い。多くのアイドルイベントで使用されているように、野外ステージやテントステージに始まり、メインステージへ昇格、そしていつの日かワンマンを開催、というサクセスストーリーを思い描くアイドルは多い。そうした中、COASTへの想いが強すぎるために、デビュー前にも関わらずハコを押さえたアイドルが話題になった。coboreruというグループだ。COAST閉館を聞き、急ぎスケジュールの空いていた9月6日を押さえたという。グループとしてはこの時点ではお披露目すらされていない状態で、STUDIO COASTのワンマンを決めた。
【お知らせ】
— coboreru (@coboreru_info) August 12, 2021
coboreruよりお知らせがあります。
是非、最後まで読んでいただければ幸いです。
急いで作った文章で、読みづらい部分もあると思いますが、何卒、宜しくお願い致します。
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※拡散にご協力いただけますと助かります。 pic.twitter.com/fQkbEkwtJu
coboreru 公式Twitter
個人的にはこういった無茶なことだとわかっていても、己れの気持ちにかける姿勢は応援したくなるのだが、メンバーの立花菜波のブログを読んだら、想像以上の熱き想いとそこに至るまでのエピソードがそこにあった。
彼女、もともとはSKIRMISH(スカーミッシュ)というグループのメンバーであり、PassCode楽曲でお馴染みの作詞・法橋昂広、作曲・平地孝次コンビがデビュー曲を手がけていることでも知られていた。
SKIRMISH「トロイメライ」
coboreru が作るSTUDIO COASTの空間はどんなものになるのだろうか。
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