乃木坂46［ライブレポート］結成10周年セレモニーで見せた絆と確かな成長

「スカイダイビング」から幕開けとなったライブは、「ロマンスのスタート」、「サヨナラStay with me」と軽快なサウンドを立て続けに披露し、23rdシングル「Sing Out！」で冒頭ブロックを締め括った。

乃木坂46の福岡公演は、2019年福岡ヤフオク！ドーム（現：福岡PayPayドーム）以来、約2年振りの開催となり、またマリンメッセ福岡は乃木坂46にとって初の開催となった。

キャプテン：秋元真夏が、“本日はグループ結成10周年の誕生日です！　おめでとう！”とコールすると、メンバーにまつわるプレートがたくさん置かれた大きなケーキが登場。“私が独唱で歌わせていただきますね”と生田絵梨花が圧巻の歌唱力で「ハッピーバースデー」を歌い上げた。

また、明日8月22日（日）の福岡公演が最後のライブとなる大園桃子は、“この2日間、たくさんの感謝をみなさんにお届けできるよう頑張ります！”と抱負を語った。

中盤では、ユニット曲・アンダー曲・期別曲など、バリエーションにとんだ楽曲をパフォーマンス。9月22日（水）に発売する28thシングルのセンターを務める賀喜遥香は、自身がセンターを務める4期生曲「I see…」で躍動。2年前よりも遥かに成長した姿を福岡の地で輝かせた。

終盤では、選抜曲を中心にアクト。遠藤さくらが、“乃木坂46は本日10周年を迎えました。このグループに私はまだ貢献できていないし、頼ってばかりいますが、この楽曲を通じて覚悟を持つことができました”と熱く語り、27thシングル「ごめんねFingers crossed」で本編を締め括った。

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アンコールでは、デビューシングル「ぐるぐるカーテン」からスタート。

グループ結成から丸10年の中で、記憶に残るグループの歴史を振り返る映像とともに、NHK『紅白歌合戦』初出場時に披露した「君の名は希望」、2年連続での＜日本レコード大賞＞受賞曲「インフルエンサー」、「シンクロニシティ」を披露。

そして、グループ10周年を記念して完成したばかりの新曲「他人のそら似」をパフォーマンス。同曲のダンスの振り付けには、1stシングル「ぐるぐるカーテン」から27thシングル「ごめんねFingers crossed」までのシングルの振り付けがすべて盛り込まれていた。

最後に「きっかけ」を歌い上げ、結成10周年のメモリアル公演は幕を閉じた。

乃木坂46は、2021年9月8日（水）～9日（木）に、ツアーファイナルとして東京ドーム公演が予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、公演が延期となっている。

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