©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会

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西野七瀬[イベントレポート]村上虹郎とのエピソードを語る!「久しぶりに会った時に姉ちゃんとずっと呼んでくれてて」映画『孤狼の血 LEVEL2』公開記念舞台挨拶にて

西野七瀬が、本日8月21日(土)に開催された映画『孤狼の血 LEVEL2』公開記念舞台挨拶>に出演した。同イベントには、西野をはじめ、松坂桃李、鈴木亮平らキャストと白石和彌監督が登場。本記事では、そのオフィシャルレポートをお届けする。

公開を迎えた気持ちを聞かれると、松坂は“スタッフ・キャスト一同、本当に最高のエンタテインメント作品ができたと思ってます”とコメント。しかし、続編が始動すると話を聞いた時は圧倒的不安を抱えていたとのこと。“あれ? 続編やるってことは、僕が前作映画『孤狼の血』で役所広司さん演じる大上がやっていた立ち位置をやるってことか?と思ったらどんどん緊張感というか、不安が高まってきて(笑)。前作は大上におんぶにだっこ状態だったので…今度は自分が大上の立ち位置に立つと思うと、足がガクガクしましたね”と、前作の大役の座を継ぐという重圧を感じていたという松坂だったが、その表情は達成感に満ちていた。

3年後との日岡という役を演じるにあたり、役作りのプロセスについて聞かれると、“自分の中でも3年という経過としてもあったし、その中で『LEVEL2』に入るまで、日岡の中で一体何があったのか、どういう想いで3年間を過ごしてきたのかを色々考えながらも、最終的に自分の中で日岡のイメージとして、「狼に育てられた犬」みたいな感じで行こうと台本を読ませていただきました。そこから少しずつ小さく構築していって現場に入りましたね。これだけの心強いキャスト・スタッフの人たちと一緒に、前作を越えていくんだと思いました”と当時を熱く語った。

そんな日岡役・松坂と対峙するのが、今回最凶の悪として日岡の前に立ちはだかる上林を演じる鈴木亮平。1人の人間としてこれだけ強烈な役をどのように作り込んでいこうか考えていた時に、まさかの緊急事態宣言。そんな中で鈴木の机の上に残った唯一の台本が同作だったという。

半年間上林と向き合ってきたという鈴木は、“お客さんが見てきたような正義と悪が入れ替わって、回りが全員外道で、自分だけが唯一真面目に生きているという人間像が出来上がってきた時に、自分も上林としてしっかり生きられるし、観てくれたお客さんにも人間の迷いがないところが戦慄してもらえるんじゃないかなというとこから、紐解いていくと、(だんだん)上林になりました”と話した。

脚本を作ってる時から上林の配役にとても悩んだと語る監督は、“亮平君だったらきっと一緒にこの難しい役を作ってくれるだろう”という安心感があったと話した。

真緒の弟・チンタを演じた村上虹郎とのエピソードを語った西野は、“過去に1度別の作品でお会いしたことはあったんですけど、姉弟役っていう近い感じで演じるのは初めてで、久しぶりに会った時に姉ちゃんとずっと呼んでくれてて、そのおかげで姉弟の距離感というか、空気感を作ってくれてましたね”と笑顔でコメント。

村上とクランクアップの日が同じだったという西野は、スタッフへの挨拶回りも一緒に行なったという。“「じゃあ一緒に行く?」と虹郎君は言ってくれて、そこでもかなり助けられました(笑)”と話し、現場での和やか様子を明かした。

松坂演じる日岡と相棒を組んだ瀬島役・中村梅雀は、松坂の演技を見て、“桃李君はどんな役でもすごく自然体に入っていって、本人は相当考え抜いてやっているんだろうけど、はたから見ると非常に自然体で素直にそこに溶け込んでいるように見える”とべた褒め。また、白石組については“非常にチャーミングな監督で、役者に関する気遣いもすごく、素晴らしい監督だと思いました。スタッフも素晴らしいし、最高でした!”と語った。

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前作に引き続き吉田茂役としての登場になった音尾。“白石組は現場の雰囲気はとても良くて、前作は「役所広司さんのすごい映画を撮っている!」という雰囲気があったが、今回はまた違う、「みんなの力を合わせて前作を越えてやろう!」という意気込みを感じる、そういう活気のある現場だったんじゃないかと”と現場の様子について話した。

しかし、続けて“「音尾君。次はね、僕は、日岡と音尾君のバディものにしようと思ってるんだよ!」と言われていたが、ふたを開けてみたらまったくバディものではないですし、七三分けになってるし……どういうことですか?”と白石監督に話を振ると、“最初の打ち合わせで、ないねってみんなに言われました(笑)”とバッサリ。松坂と鈴木も背を向けて笑いをこらえる様子に、会場も和やかな雰囲気に包まれた。

ダンサーとして活躍する小栗基裕は、“緊張しっぱなしだったんですけど、衣裳合わせの時に監督から「ホントにすごい俳優さんばかりだけど、思いっきりやっちゃってください」と言われて、やりすぎくらいで向かっていこうと思いながら撮影に臨んでいました”と話し、白石監督は“ダンサーのバネがあって、芝居にいい感じに出てくるのが良かった。本当にお願いしてよかったなと思います”と打ち明けた。

成長した日岡と対峙する最凶の悪、上林の最初の出会いのシーンが好きだという白石監督は、“2人とも並々ならぬ想いがあったみたいで、最初のテストから間に入れないような緊張感があって、変に僕が手をかけるよりは、このまま撮ったほうが良い緊張感がだせるなと思った”と話す。

これに対し松坂も、“2人の出会いのシーンはこの作品においては肝。セリフ自体は多くないのにとても会話した気持ちになった”とコメントし、鈴木も“広島入りしてからそのシーンまでは普段でも話してなかった。それくらい緊張感があった”と、対峙する2人の重要なシーンについて熱く語った。

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最後に白石監督は、“本当にみんなで一生懸命作った映画。心残りとしてはお世話になった広島呉に行けないことですが……動員が100万人に達成し、落ち着いたらまた凱旋したい”とロケ地に想いを馳せる。

松坂が、“ホントに色々な方々の力を借りてなんとか作りだしてきた作品です。ようやくみなさんに届けられる日が来ました。いろいろな壁がありましたが、その分いろいろなエネルギーがあふれた作品になっております。おべんちゃらとかではなく本当に2回目、3回目が観たくなるような内容になってますので”と熱量に溢れたコメントを残し、公開記念舞台挨拶は幕を閉じた。

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