NMB48［ライブレポート］7.5期生イ・シヨンがサプライズ登場！ 新展開と希望で魅せた大阪城ホールワンマン

コンサートのオープニングでは、いきなり映像で、コロナ禍により7期生の最終オーディションを受けられなかったイ・シヨンが7.5期生としてNMB48に加わることをサプライズ発表。

“やっぱりNMB48になりたいと思って、日本に行くぞ！と思って頑張りました”と追加オーディションに挑む想いを語る姿やメンバーたちとの初対面シーンなどが流れ、そのあとイ・シヨンがステージに登場。オープニングアクトとして「夢は逃げない」を1人で歌唱した。

歌い終わったイ・シヨンが“ありがとうございました！　それでは＜NMB48 LIVE 2021 in 初夏 〜はつなつ！ハツラツ！＞スタートで〜す！”と呼びかけ、「overture」とともに本編が開幕した。

キャプテン・小嶋花梨が“今日は嫌なことを全部忘れて最高でハッピーな時間にしましょう！”と煽り、「サササ サイコー！」「しがみついた青春」などのアップテンポな楽曲で会場を熱くする。

その流れで「ワロタピーポー！」「恋なんかNo thank you!」「だってだってだって」といったシングル曲を中心に11曲をノンストップで聴かせ、ファンを楽しませた。

「オーマイガー！」「北川謙二」「高嶺の林檎」「らしくない」では、その曲のオリジナル衣装を着用し、NMB48の伝統が次世代メンバーにもしっかりと受け継がれていることを感じさせた。

中盤では、今年1月から3月にかけて行なわれた＜NAMBATTLE 〜戦わなNMBちゃうやろっ！〜＞で優勝した『きゅんmart』へのご褒美として贈られた「きゅんmart presents NAMBATTLEコーナー」へ。リーダー・塩月希依音、加藤夕夏、小嶋花梨、 佐月愛果、渋谷凪咲、隅野和奏、原かれん、本郷柚巴の『きゅんmart』による「選ばれし者たち」の力強いパフォーマンスを皮切りに、『LeopAje（れおぱーじゅ）』と『みっくすじゅーす』、『ちょうぜつかわE』と『FRONTIER』、『W1N-C（ういんく）』と『きゅんmart』という組み合わせでコラボステージを展開。ライバル同士が手を組み、各グループの個性を活かしながらスケールアップしたパフォーマンスでファンを魅了した。最後は全員での「難波愛」で、＜NAMBATTLE＞の集大成を見せつけた。

続いて「グループ対抗！はつなつ！はつらつ！夏祭り！」へ。“かき氷早食い対決”や “輪投げセリフチャレンジ”などのゆるい対決を行ない、山本望叶の萌えゼリフ（猫語で告白）などで『W1N-C』が勝利し、高級フルーツを獲得した。

そのお祭りムードの中、終盤は「最後の五尺玉」をはじめ、「ナギイチ」「僕らのユリイカ」など夏曲を5曲連続で投下して本編は終了。

アンコールは、最新シングル「シダレヤナギ」でスタート。続いて、そのカップリング曲「落とし穴」も歌唱。

ここで小嶋の呼び込みで、新メンバーのイ・シヨンが再登場し、“NMB48 7.5期生、韓国出身、21歳の「しよみん」こと、イ・シヨンです。よろしくお願いします”と自己紹介した。目標を聞かれると“NMB48の先輩みなさまと一緒に『紅白歌合戦』出たいでーす！”と答え、個人としての目標として“シングルのセンターに絶対なりたいです！”と力強く宣言した。

次の曲振りを小嶋がしようとしたところで、金子剛NMB48劇場支配人が姿を現し、7期研究生の平山真衣と眞鍋杏樹の2人の昇格をサプライズ発表。眞鍋は“ビックリです。ありがとうございます。感謝です。正規メンバーになったので先輩方に負けずに、自分の改善点がたくさんあるので、改善して上に行けるようにしていきたいと思います”、平山は“まずはありがとうございます。もう研究生っていう名前に甘えてられないということで、これからがまたスタートだと思うので、先輩方に負けずに、先輩方を抜かせるようにこれからも精一杯頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします”とファンに感謝と意気込みを伝えた。

サプライズ発表はそれだけではなく、緊急告知として『NMB48 8期生オーディション』の開催決定と、本日8月14日より応募開始をアナウンス。

NMB48の新たな展開、明るい未来を感じさせたところで、最後は「青春のラップタイム」で締めくくった。

なお、同公演はFANY Online Ticketにて8月21日（土）21時まで見逃し配信中。チケットは、8月21日12:00まで購入できる。