B.O.L.T［ライブレポート］大きな成長を見せつける初のツアー開幕！「B.O.L.TのAttitudeを各地で示していきたい」

撮影：笹森健一

夏らしい天気の中、8月9日（月・祝）に東京キネマ倶楽部にて開幕したB.O.L.T初となる東名阪横ライブツアー＜#BOLT関東デマス 〜初ライブツアーの巻〜＞。

同公演は新型コロナウイルス感染拡大防止対策を順守し、有観客ワンマンライブとして開かれた。

冒頭、この日オリジナルの出囃子が流れたかと思うと、東京キネマ倶楽部を象徴する階段上のサブステージから2ndアルバム『Attitude』のカラフルな新衣装に包んだメンバーが1人ひとり登場。青山菜花、白浜あや、内藤るな、高井千帆の順に姿を現すと、これまでのB.O.L.Tのイメージを大きく更新するイメージにファンからは大きな拍手が湧き起った。

メンバーの高井千帆が“みなさんツアー初日楽しむ準備できてますかー！　拳を上げて盛り上がっていきましょう！”とツアーのスタートを告げると、集まったファンたちは夏の暑さにも負けない熱さのこもったクラップとともに拳を高らかに上げてメンバーを迎える。

B.O.L.Tのメジャーデビュー日にリリースしたアルバム『POP』のリード曲「axis」から始まった1stブロックでは、「夜更けのプロローグ」「足音」とグループの今までの足跡を辿るような楽曲をセレクト。ツアーの成功を確信させるような盛り上がりの中、B.O.L.Tらしいバンドサウンドの楽曲を立て続けに披露した。

この日初のMCでは、白浜あやが“今日はB.O.L.T初のツアーの初日の第1部です！　楽しんでいきましょう！”と白浜・青山菜花にとって人生初のツアーへの意気込みを述べた。

続くパートでは、ドラマ主題歌となった「Don‘t Blink」を、ツアーを盛り上げる企画「#可愛い被写体のいる生活_BOLT関東デマス」としてパフォーマンス。同企画は、ツアーの各部1曲を写真撮影可能とし、観客がB.O.L.Tメンバーの可愛い瞬間を思い思いに収めるというもの。「#可愛い被写体のいる生活_BOLT関東デマス」でツイートも可能で、同企画を楽しみにカメラを持参したファンたちは、スマートフォンや一眼レフカメラなどでメンバーの見逃せない瞬間を撮影した。

「SLEEPY BUSTERS」「BON-NO BORN」「宙に浮くぐらい」とライブ定番の盛り上がり曲を4曲連続で投下。「宙に浮くぐらい」では白浜あや・青山菜花が階段上のサブステージに上がってパフォーマンスするなど、この日だけの演出を魅せた。

中盤パートでは、「星が降る街」に続いて2ndアルバム『Attitude』より先行配信中の「未完成呼吸」を初披露。くり返す呼吸をモチーフにした振り付けが印象的なメッセージ性の強いロックバラードをファンは思い思いに聴き入った。

その後、5月にリリースしたばかりの2ndシングル「スマイルフラワー」を歌唱。笑顔で世界に花を咲かせようという歌詞とともに、会場に笑顔を広げた。

初披露の「未完成呼吸」について、メンバーの高井千帆は“「未完成呼吸」は初披露でしたが、みなさんいかがでしたかー？　新曲披露はやっぱり緊張しますね”と感想を述べると、内藤るなは“呼吸をしている振り付けも多いので、深呼吸タイム楽しんでください！”と続け、改めて高井千帆から“アルバム『Attitude』からは最初の新曲です！　これからライブでもたくさん披露していきたいので、ぜひ楽しみにしていてください！”と語った。

続くパートでは、エモーショナルな曲調が印象的な「淡い空」、そして2周年を記念して配信限定でリリースした「夕日の後の夜に」をパフォーマンスしたあと、高井千帆が“みなさんのおかげでこうしてツアー初日を迎えられて楽しかったです！”と話すなど、ファンとの絆を改めて深めて本編は終了。

アンコールの拍手が途絶えることなく続き、メンバーはツアーTシャツをまとって再登場し、2ndアルバム『Attitude』より「Yummy!」を初披露。“食べる”ことをモチーフにした数々の振り付けが散りばめられたパフォーマンスをファンたちは食い入るように見入った。同曲について、内藤は“この曲は、2ndアルバム『Attitude』のリード曲になります！　そして、8月13日（金）から先行配信が開始されます！”と先行配信を告知し、高井は“この曲にはB.O.L.Tからのメッセージがこめられています。離れてしまったファンや、これからの未来にB.O.L.Tのファンになってくださる方たちにも今のB.O.L.Tを見てほしいという想いが詰まった楽曲です！”と想いを口にした。なお、「Yummy!」は本日8月9日（月・祝）より配信サービス各種でPre-saveをスタート。

改めてMCでは、“アンコールありがとうございます！　ツアー最終日には今日初披露した新曲も完璧になっていると思いますので、これからのライブもぜひチェックしてくださいね！”とツアーへの意気込みが述べられた。

ライブも終盤に差し掛かり、ファン人気の高い楽曲「OUR COLOR」を見せた後、1部を締めくくる楽曲として「宙に浮くぐらい」をアクト。4人は1部の幕を下ろした。