堀未央奈、<日本ホラー映画大賞>選考委員に就任!「素敵な作品に出会えることを心より楽しみにしています」

堀未央奈、<日本ホラー映画大賞>選考委員に就任!「素敵な作品に出会えることを心より楽しみにしています」

堀未央奈、<日本ホラー映画大賞>選考委員に就任!「素敵な作品に出会えることを心より楽しみにしています」

堀未央奈らが選考委員を務める<日本ホラー映画大賞>の初開催が決定した。

 「 Girl without Features 」(冨安由真/ (C)Yuma Tomiyasu, by courtesy of Art Front Gallery)
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「 Girl without Features 」(冨安由真/ (C)Yuma Tomiyasu, by courtesy of Art Front Gallery)

株式会社KADOKAWAが実施する<日本ホラー映画大賞>は、新たにホラージャンルに特化させたフィルムコンペティション。令和の新しいホラー映像作家の発掘・支援を目指している。また、“ホラー”ジャンルに絞った一般公募のフィルムコンペティションは日本初の取り組みとなる。

大賞受賞者は、応募作品のリメイク版、または完全オリジナル新作映画の監督となり、作品は2022年劇場公開を目指す。また、アニメ部門賞も設置し、ホラーアニメーションの先駆的才能を見出し、支援していくという。

審査員特別賞、運営委員会各賞受賞者にはそれぞれ賞金が用意され、大賞、各賞に選考された作品は劇場公開や配信展開を予定。

選考委員には、選考委員長・清水崇監督、選考委員に女優・堀未央奈、映像クリエイター・監督・声優のFROGMAN、Base Ball Bear・小出祐介、映画ジャーナリスト・宇野維正という各界のホラーマスターが集結。

コメント

運営委員会:
かつて、90年代末から2000年代前半にかけて、ワールドワイドな流行として“ジャパニーズホラー”ブームがあり、『リング』、『呪怨』を始めとする国内で火がついた新しい恐怖映画は、瞬く間に世界に広がり、世界の夢工場・ハリウッドでリメイク、全米および全世界公開映画へと次々に羽ばたく時代がありました。あれから20数年が経ち、世界のマーケットを見ると、相変わらず“怖い”を売りにしたコンテンツは多数製作され、そのいくつかは世界的なヒットを記録しています。がしかし、日本発のムーブメントであった“ジャパニーズ・ホラー”は、その方法論が定番化し、当時のような熱を感じられるジャンルとは言い難いのが現状です。一方、世界に目を向けると、アリ・アスター、デビッド・ロバート・ミッチェル、ジョーダン・ピールなどの新しい才能たちが新鮮な感覚のホラーカテゴリー映画を次々と生み出しています。彼らは、ホラーばかりをずっと追いかけていた作家ではなく、方法としてホラージャンルを選び、そこに実験的であったり、テーマ的であったりする要素を巧みに盛り込んで一級のエンタテインメント作品に仕上げています。

では、なぜ日本に新たなメジャーホラー作家が出てこないのか。それは、事業者側に安定志向が根付いてしまったからではないではないでしょうか。現在ホラージャンル映像の担い手は、清水崇監督のようなもはや御大となった作家たちのほかは、活躍の場が極端に限られています。撮りたいものや野心的な企画はある、だがそれを発揮する場所がない、そういったジレンマを抱えて鬱々としている俊英たちは多くいるはずです。日本は、ホラージャンルの先進国なのですから。新時代を新たな恐怖で満たしてくれる才能をお待ちしております。

選考委員長/清水崇(映画監督):
ジャパニーズ・ホラーという言葉がもてはやされて早20年ーー。

一時は、猫も杓子もホラーに飛びつき、業界は粗製乱造の末、一過性のブームのように投げ出してしまいました。

結果……今もみんなの記憶に残るJホラーのタイトルは僅か。

どれも当時の作品群ばかり。

世界へ打って出れる文化コンテンツのチャンスを自ら潰し、次なる世代の才能の発掘や育成にも目を向けようとしなかった日本の映画業界。

何と嘆かわしいことでしょう?

しかし、日本には古からの怪談文化や独自の精神世界に通じる“恐怖”の遺産がまだまだあります!

他国の文化や成果の真似をせず、独特の持ち味で打ち出せるDNAを我々は持っているはずなのです。

少々自虐的ですが……僕を始め、20年前のJホラー製作者にすがっていてはいけないはずなのです。

新鮮で斬新なホラーのセンスが見出されることを期待してやみません。

堀未央奈(女優):
私は小さい頃は怖くて苦手意識のあったホラー映画ですが、いろんなジャンルのホラーを観るうちにホラー映画の底知れぬ魅力に魅了されました。忘れられないようなトラウマ級の話も、どこか考えさせられる奥が深い話もあり、ホラーというジャンル1つだけでもたくさんのメッセージ性が込められた“愛”のある作品をたくさん楽しんで観てきました。

日本のホラー映画は海外と比べて一段と日常に近く、身近な恐怖を描かれた作品が多いなと感じます。

これぞ!というものや、今まで観たことのないホラーなど、たくさんのアイディアや遊び心が詰まった素敵な作品に出会えることを心より楽しみにしています。

FROGMAN(映像クリエイター・監督・声優):
今から100年以上前。私とゆかり深い島根県松江市にラフカディオ・ハーンなる人物が来日した。日本名、小泉八雲。ご存じ小説『怪談』を著し、日本の怪異と伝承を世界に紹介した人物だ。八雲の書物はアメリカを中心にベストセラーとなり、極東の島国に神秘的なイメージを世界が持つことになる。

元来、日本人は目に見えない何かに対して敏感で、想像力逞しい人々だった。妖怪のバリエーションの豊かさ。森羅万象に神が存在し、それらと共存してきた暮らしは、現在、アニメやキャラクターといった無生物に対して魂を吹き込むことに繋がると思っている。

私たちの想像力が再び世界にセンセーションを巻き起こす。そんな才能を楽しみにしている。

小出祐介(Base Ball Bear/ミュージシャン):
自分がなぜこんなにもホラーというジャンルに惹かれるのか。

一番は、理解の追いつかない何かに出くわしたい、まだ知らない種類の恐怖を思い知りたい。

そんな“飽くなき怖いもの見たさ”なんだと思います。

『リング』を初めて劇場で観た時、エンドロールが終わり明転した満員の場内に、“とんでもないものを見てしまった……”という空気が充満していたのが忘れられません。

とんでもない恐怖に出会えることを楽しみにしています。

宇野維正(映画ジャーナリスト):
2010年代以降、ホラー映画は単に映画の1つのジャンルではなく、1970年代のある時期にそうであったように、映画の最前線にして、世界の優れた映画的才能にとって最も広くて大きな登竜門となっています。その前夜、1990年代後半から2000年代にかけてホラー映画表現を刷新して世界中に影響を与えてきたのは清水崇監督をはじめとする日本の映画作家たちですが、そろそろ次の世代の才能がこの国から出てきてもいい頃でしょう。日本のデビッド・ロウリー、アリ・アスター、デビッド・ロバート・ミッチェル、ロバート・エガースの登場に期待してます。

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