純情のアフィリア、リーダー マホの卒業発表！【10周年ワンマンツアー初日公演レポート】

純情のアフィリアが、3月2日（土）に横浜BAYSISにて10周年ワンマンツアー＜奇跡と魔法のクロニクル＞の初日公演を開催。その夜公演の中で、現在リーダーを務めている“マホ”がグループを卒業することを発表した。

この日は“アフィリア”10周年記念ツアーの初日ということもあり、昼公演は満員の状態、夜公演にはさらに多くの観客が押し寄せていた。

オープニングSEが流れると、“アフィリア”の代名詞でもある制服姿に身を包んだメンバー10人が登場。会場は早くも熱気と大歓声に包まれた。

純情のアフィリアとなって最初のTVアニメOPテーマ曲となった「はじめてのSEASON」からライブはスタート。右へ左へ移動するダンスが特徴的で、観客もそれに合わせ大移動、会場中が一体となった。

MCで“アフィリア10周年ツアー初日、盛り上がれますかー！”とメンバーが煽ると、オーディエンスも大歓声で応える。続いて、「Never say Never」「S・M・L☆」「ネプテューヌ☆サガして」「非合理的かつ訂正不能な思い込み」「Triangle Wave」「禁断無敵のだーりん」の6曲をノンストップのメドレーで披露。アフィリアの歴史を感じさせる、新旧織り交ぜた楽曲たちを一糸乱れぬフォーメションとダンスで魅せた。

そしてワンマンライブならではのセレクトコーナーへ。このツアーのために、制作された新しい衣装で再び登場すると、会場には“可愛いー！”などの歓声が飛び交った。ベール、ミイミ、マホの3人で「ハツコイ///ストライプ」、カオリ、アンナ、アミナの3人で「恋をゲームにしないで!」、セラ、カナ、クロエ、ユミの4人で「この歌に永遠の愛を捧ぐ」をそれぞれ歌唱。そしてこのワンマンツアーの企画「メンバープロデュース」コーナーでは、アンナ発案のTikTok投稿を観客とメンバー全員で行い、笑いが溢れた。

この日初披露となるツアータイトル曲「奇跡と魔法のクロニクル」から、MCを挟みラストスパート。最新シングル「I WANT TO GROW」や「それだけが、生きる意味なんだ」などを披露し、最後は「起・承・転・結・序・破・急」でライブ本編を締めくくった。

MCでは、メンバーがそれぞれライブの感想などを語る中、最後にリーダーのマホから9月29日（日）の千葉の市川文化会館のライブをもってグループを卒業することが発表された。

マホは“アフィリア・サーガ・イーストに加入してから8年半、いろんなメンバーを見てきたけど、今のメンバーが大好きで、頼もしいメンバーばかりで、任せても大丈夫と思ったので、卒業を決めました。これから純情のアフィリアをもっといろんな人に知ってもらって、もっと大きなステージでライブができるように、最後に私ができることが、いつもより少し大きなステージにみんなを連れていくことだと思って、卒業ライブの会場も決めました。あと半年ですが、ツアーは今回が最後になるので、アフィリア・サーガ・イースト、アフィリア・サーガ、純情のアフィリアと関わってくれた、たくさんの人たちと楽しい時間を過ごしていきたいです”と涙ながらにコメントすると、会場は拍手に包まれた。

アンコールに応えて、アフィリア創設期からの定番曲「飛行実習〜Learn to Fly」をパフォーマンスし、ツアー初日公演は幕を下ろした。

全10ヵ所を巡るワンマンツアー＜奇跡と魔法のクロニクル＞は、4月27日（土）の東京、恵比寿LIQUIDROOMがツアーファイナル。現10名体制での全国ツアーはこれが最後となるので、ぜひ会場に足を運んでみてほしい。

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