広瀬すず×櫻井翔 W主演『ネメシス』、クランクアップコメント公開! 「これからを感じながら観てもらえたらなと思います」
広瀬すず×櫻井翔 W主演『ネメシス』、クランクアップコメント公開! 「これからを感じながら観てもらえたらなと思います」
広瀬すずと櫻井翔がW主演を務める日本テレビ系ドラマ『ネメシス』が、本日6月13日(日)の最終回放送を前にクランクアップコメントを公開した。
ドラマ『ネメシス』クランクアップスチール
コメント
広瀬すず(美神アンナ役):
栗田さん、風真さんに会わなかった(カンケンの)撮影の時間は、別の作品?というくらいものすごくエネルギーを使ったので、嵐が過ぎ去ったっていうのはこういうことかと思いました。1月から撮っていたと聞くと、“あっという間でしたね”と言いたくなるのですが、そんなにあっという間でもなく、しっかり濃い長い時間を過ごしたと思いました。アンナにとって家族というものが存在するのが、生きていく中で心の支えになったり、大切な人と思える人に出会えたというところは、観ている人にも何かを感じとってもらえるものがあると思いますし、登場人物、シーンを含めマイナスなことがあまりないような、全員が前を向いて歩こうとしている(ネメシスの)姿を、このご時勢だからこそ観てもらえて、そこから感じ取ってもらえるものがあったら嬉しいなと思います。
櫻井翔(風真尚希役):
撮影初日に3人がネメシスで揃った時に、ある意味手探りでパズルをはめていくような時間がありましたが、それを経て今こんな空気になっているのが嬉しい。1発目のみんなの歩み寄り方が一緒だったような気がしてそこから基本的に変わらずいい三角形なのかなと思って撮っていました。いい時間でしたね。少なくとも僕はここまで台本が先々まで揃っている状態で、先々のことを組み立てることはなかったので、逆算しながら、かつ江口さん、すずちゃんもそれを感じながらみんなで細かく細かく積み上げているのがすごく楽しかったです。楽しいシーンとは別の組み上げているということが刺激的でした。看板をネメシスに差し替えて、“よしいけ風真”という1話から始まって、最終話ではまた次の1歩を感じさせる趣向のあるラスト。また作品になるにせよ、ならないにせよ、ネメシスのこれからを感じながら観てもらえたらなと思います。
江口洋介(栗田一秋役):
僕は20年前の事件を引っぱらなくてはいけない緊張感とアンナと風真の2人のコメディなかけ合いに、自分がどういう風に絡んでいったらいいか考えながら、2人の息を壊さないようにやっていましたね。もしこの次にスペシャルがあるとしたら、どかーんと思い切り芝居ができるんじゃないかなって(笑)。映画のスタッフが連続ドラマを撮っているので、すごく掟破りというか、(これは)今まで味わったことがなかったですね。現場もすごく作り込んでいるので、どんなに疲れていてもスタッフの熱量にやられて返すしかないと思いながら気がついたら4ヵ月経っていた。そういう意味でも楽しかったです。仲間でも家族ぐらい近くになれるんだということや、生き方のヒントというほどではないかもしれないけど、作り手側、プロデュース、演出家が考えながらやっているのを僕たちが感じて演じたことは伝わるんじゃないかな。観た人も観てよかったな、この人たちにはこれからがあるんだろうなと思ってもらえるといいかなと思っています。
入江悠総監督:
クランクイン前の準備からクランクアップまで、とても充実した日々を過ごすことができました。僕は普段からあまり口数が多い方ではなく、「何を考えてるのか」とやきもきした俳優陣/スタッフもいるかもしれません。でも撮影という行為を通して、たくさんの豊かな会話をしたと思っています。カットとカットの合間のふとした瞬間に合う視線。何気ない言葉。一瞬見えた表情。それらすべてがとても貴重なコミュニケーションでした。最終話の撮影には、僕の想像を超えて登場人物が軽やかに羽ばたく時がありました。一緒に走り抜けてくれたみなさん、最後までドラマを応援してくれた視聴者の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。優しく、力強いネメシスの“大丈夫”の声がどこかの誰かに届きますように。
北島直明プロデューサー:
1話から描いてきたすべての点が繋がり、線となる最終回です。人それぞれ、個性が違うのは当然なわけで、生まれてきてはダメな人がいるはずもなくて、“愛”と“思いやり”があれば、どんな困難でも乗り越えられる、そんな温かい気持ちになれる最終回です。嘘をつかれたり、揶揄されたり、無責任な攻撃を受けたり、無自覚な悪意によって傷つくこともあるけれど、“大丈夫”と言ってくれる誰かがいることで救われることがある、そんな励ましを感じられる最終回です。最後まで応援いただき、ありがとうございました。ハンカチ片手に“未来”を感じる最終回をぜひ、お楽しみください。
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