predia［ライブレポート］昼夜で全30曲を熱唱！ 6人体制でも走り続ける強い姿勢を見せたハイクオリティライブ「あのんが卒業して6人になったprediaも歩み出しています」

昼公演では、シングル「NAKED」のMVでも披露したブルーのセクシーな衣装に身を包み、10thアニバーサリーアルバム『10ct』のリードナンバー「BAD HABIT」を皮切りに、「One More Starting」「BABY KISS」「Dream Of Love」「NAKED」「Hey Now!!」「Tears Again」「花鳥風月-All beauty-」「禁断のマスカレード」などをパフォーマンス。新旧のスタンダードを折り込み、ラストナンバー「ふたり記念日」まで、全15曲を熱唱した。

圧倒的な歌唱力、幅広い表現力と、完成度の高いステージングは、体制の変化を感じさせない迫力を放っていた。

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夜公演は、6人が“カッコいいから”という理由で選んだ「Hotel Sunset」MVで着用したドレス姿で登場。

オープニングは、昼公演と同じく「BAD HABIT」。その後、「イトシキヒトヘ」「刹那の夜の中で」「夜想曲〜赤い残り香の誘い〜」と続け、会場を盛り上げたところで、沢口けいこが“可愛いだけじゃ物足りないみなさん、大人の遊び場へようこそ！”とお馴染みのフレーズを放ち、各メンバーが挨拶をした。

5曲目には、前回のライブ＜predia presents THE LIVE 2021 vol.2＞で初披露した「Sleeping Monster」、6曲目には「Close to you」をドロップ。全員の妖艶な物腰とダンスパフォーマンスが最高のフィーリングで重なっていた。

次の「Secret of Light」は村上瑠美奈、まえだゆう、沢口の3人で届け、「SHADOW PLAY」は湊あかね、桜子、水野まいの3人が歌い上げた。

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「BOROBORO～この愛はボロボロになる運命なのか～」を再び全員でプレイしたところで、MCタイムへ。昼公演に続き、ニューシングル「硝子のアンブレラ」のリリースと定期公演＜predia presents THE LIVE 2021 vol.4＞の開催を発表した。

終盤は「東京マドンナ」、最新アルバムの収録曲「Crazy Cat（-10th Anniversary Ver.-）」、さらに「SUPER WOMEN」「カーテンコール」までノンストップで畳み掛け、本編を終えた。

アンコール1曲目は、世界最大のバイクレース＜MotoGP世界選手権＞中継のイメージソングに起用された「Welcome back to your place」を披露。そして、ラストナンバーとして、スタンダードなダンスチューン「Do The Party!!」をパフォーマンスし、フィナーレを迎えた。

昼公演と合わせて全30曲を歌い上げたメンバー。会場からは鳴りやまない拍手が送られ、渋谷PLEASURE PLEASURE公演は幕を閉じた。

メンバーの卒業に伴い、活動のペースダウンも懸念されたが、現メンバー6人のモチベーションは高く、コロナ禍の中でも止まることなく、走り続けている。結成から10年、あらゆる場面を乗り越えてきたprediaのすごさとクオリティの高さを再認識したステージだった。

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8月4日（水）のリリースが発表された「硝子のアンブレラ」は、新体制初のシングル。涙を流すほど傷つく経験をしても、その先には希望があると信じて歩み出す、硝子のような女心を歌った切なくも情熱的ラブソングとなっている。

また、アニバーサリーイヤーの真っ只中である2021年には、ニューリリースのほか、リリースイベントやライブも発表する予定だ。

沢口けいこ コメント

4月にあのんが卒業して6人になったprediaも歩み出しています。今回の曲（「硝子のアンブレラ」）はどこか懐かしさのあるprediaサウンドで、大人アイドルだからこそ表現できる切なくて情熱的な歌詞となっているので、期待してください。prediaと一緒に情熱的な大人の夏を過ごしましょう！