【インタビュー前編】愛乙女☆DOLL、24ヵ月連続ワンマンライブへの想い「ファイナルは活動すべての集大成ぐらいの熱い気持ちで挑みたい」愛乙女☆DOLLインタビュー前編（メンバー加入期別インタビュー）

太田里織菜、佐倉みき（5期）
「2年連続のワンマンライブは全然想像がつかなかった」（佐倉みき）

――24ヵ月連続ワンマンライブを初めて聞いた時はどう思いましたか？

太田里織菜：
え、2年もやるのか……っていうのが率直な気持ちで。昔の会場から辿っていくっていう内容を聞いて、里織菜とみきぽん（佐倉みき）は経験したことない会場とかがあったので、らぶどるの歴史を辿れるという部分では楽しみな気持ちになりました。

――佐倉さんはいかがでしたか？

佐倉みき：
2年連続のワンマンライブはどういうものになるのか全然想像がつかなかったので、そんなに大変なこととも考えてなくて。純粋に1ヵ月に1回ワンマンライブができるんだって思ってましたけど、話を聞いて大きな挑戦だって気がついたんです。その時は7人になってすぐだったので、7人でスタートを切るよいきっかけになるんじゃないかなって、前向きに捉えました。

――今まで23ヵ月やってみて、最初7人だったのが5人になったり、モチベーションを保つのは大変だったのでは？

太田里織菜：
この2年の間に、メンバー同士のぶつかり合いもありました。メンバーが変わるとなると、らぶどるは曲数が多いので、ポジションをイチから直すのがすごい大変で負担がけっこう大きくて。でも、楽しみに観に来てくれるファンのみなさんのためにも一生懸命頑張りました。

佐倉みき：
大変だったよね（笑）。でも、メンバーが減ってライブがつまらなくなったとか、見応えがなくなったとか思われたくなかったので頑張りましたね。実際、“5人でもカッコいいじゃん”って言ってもらえることが多くて、その言葉がすごく励みになりました。

太田里織菜：
5人で初めてステージに立つ時はすっごい気合い入ってて。

佐倉みき：
うん、すごかったよね。

太田里織菜：
メンバーも圧倒されるくらいファンのみんなもSEから盛り上げてくれて。それで、こっちも負けてたまるかって（笑）。

佐倉みき：
その日からこの5人で新たにスタートできたんじゃないかなって思います。

――そんならぶどるの今のアイドルシーンにおける立ち位置についてはどう思いますか？　4期生と同じく“いいパフォーマンスしているはずなのに……”っていう、もどかしさみたいなのがあると思っているのですが。

太田里織菜：
ありますね。

佐倉みき：
今、アイドルさんも増えてきて、可愛い子もたくさんいるし、パフォーマンスだけがすべてじゃないと思うんですよね。けど、らぶどるのライブを対バンとかで観てくれた人は“やっぱりレベル違うな”って書いてくれていたりするんですよ。だから、そういういい部分は貫き通したいと思ってますし、パフォーマンスをもっとたくさんの人に観てもらいたいなって。

太田里織菜：
レッスンも毎週やってて、パフォーマンスを売りにしてるし、歌もダンスもできるグループなので、もっとたくさんの人に観てもらえるようになれたらな……って思います。

佐倉みき：
アイドルファンの方って新しいもの好きじゃないですか。だから、長く活動していて、自信を持ってパフォーマンスしている分、ちょっと悔しいですね。今観たらその考えを変えさせるぞっていう気持ちでいます。

太田里織菜：
けっこう解散するグループがある中、らぶどるは残り続けているので、“今さららぶどる……”って思われるのがすごく嫌で。悔しいし、もどかしいですね。

――そうですよね。そんな中、愛迫さんが卒業を発表したわけですね。

太田里織菜：
ビックリっていうのが1番ですけど、ついにかぁって。“2年宣言（愛迫が、2年前にこれから2年で武道館に立てなければ卒業すると言った宣言）”をしていたので、どこかでみいさん（愛迫みゆ）は卒業を決めてしまうんじゃないかってずっと思ってもいました。“2年宣言”を撤回することもできたと思うんですけど、みいさんはけじめをつけてというか、卒業を決めたのですごいなって思ったし。でも、その反面不安もあって。今後のパフォーマンス面もそうだし、1期が抜けるってファンの方からの心配も大きいと思うので、これからどうなるのかは不安ですね。

佐倉みき：
“2年宣言”があっても、どこかでみいさんはずっと愛乙女☆DOLLにいてくれるんじゃないかって思ってた自分がいて。聞いた時は信じられなかったんですよ。らぶどるのパフォーマンスはみいさんが軸になっているから、頼っていた部分がたくさんあるので、正直まだ実感が湧かないですね。みいさんの気持ちも大切にしながら、これからも頑張って行きたいなって思っています。

太田里織菜：
みいさんの卒業発表前になるんですけど、年始に社長とリーダーの友里ちゃん（佐野友里子）とサブリーダーの私でこれからどうしていくかの話し合いをしていて。目標として、再メジャーデビューをしたくって。里織菜とみきぽんはまだメジャーというのを経験したことがないので、後輩のあんじゅれ（Ange☆Reve）とかネージュ（Jewel☆Neige）とかもメジャーだし、羨ましいなって思うんですよ。そこの差もまた悔しくて。友里ちゃんと一緒に“メジャー行きたいね”っていうのを固めて、みんなにも話をしたので、新体制になったらより良い方向に持っていかないとって思ってます。

――最後に＜Lovely Fighter!!〜Road to "Brand-New-Stage"〜7つの星が描く軌跡vol.24ファイナル＞の品川ステラボールに向けての意気込みをお願いします。

太田里織菜：
2015年9月の渋谷公会堂以来の1,000人以上のキャパの会場になりますが、その渋公は加入して半年後のワンマンだったんですよ。大きな会場はそれぶりなのですごく楽しみだし、5色の素敵な景色をステージから見られたらなって思います。来てくれた人を絶対後悔させないライブにするので、たくさんの方にらぶどるのライブを観に来てほしいです。

佐倉みき：
久しぶりの大きな会場でのワンマンということで、ワクワクしてます。この2年間の集大成ですけど、愛乙女☆DOLLの活動すべての集大成ぐらいの熱い気持ちで挑もうかと。いろんな想いも込み上げてくると思いますが、その想いをファンの方と共有して大成功させたいです。

――持ち曲を全曲披露することについてはどうですか？

太田里織菜：
まだ私たちがやったことない「Catch The Future」っていう曲もあったり、今セトリを組んでレッスンで通して踊ったりしてるんですけど、けっこうしんどくて（笑）。普段のワンマンは17〜23曲ですが、今回は57曲もあるんですよ！

佐倉みき：
セトリを覚えられるのかすら心配だよね。でも、頑張ります（笑）。

太田里織菜：
今回は演出の部分も凝っているので、そこも楽しみにしていてほしいなって思います！

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