(C)2021「明日の食卓」製作委員会

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大島優子、映画『明日の食卓』出演決定! 物語のカギを握る“第4の母”耀子役に「母の存在が圧巻で、苦しくなるほどでした」

大島優子が、5月28日(金)より公開される映画『明日の食卓』に出演する。

同作の原作は、“第42回講談社児童文学新人賞”を受賞した『十二歳』で作家デビューし、数々の受賞歴のある椰月美智子が2016年に出版した同名小説。子を持つ親なら誰もが直面する問題を社会派エンタテインメントの旗手である瀬々敬久監督が映画化した。

同作の主演を務める菅野美穂は、フリーライターで2人の息子を育てる石橋留美子役に挑む。やんちゃ盛りの息子たちを育てながら仕事復帰を目指す母親を、タフな存在感と未来への希望をうかがわせる朗らかさを滲ませながら熱演。

また、大阪で暮らすシングルマザー・石橋加奈役は高畑充希が演じる。若くして母になり、パートの仕事を掛け持ちして働き詰めの毎日を過ごしながらも、1人息子の成長だけが生き甲斐の愛情深く肝の据わった母親像をリアルに体現。

年下の夫と優等生の息子に囲まれ、一見、何不自由なく幸せを手に入れているように見える石橋あすみ役は、尾野真千子が担当。

今回出演することが決まった大島は、物語の重要なキーを握る謎の女性“耀子(ようこ)”役で登場。耀子役には、ほぼノーメイクで挑んでいる。

同作に登場する3つの石橋家と、大島演じる“耀子”が果たしてどのように交わり、衝撃の展開を見せるのかが見どころとなっている。

大島優子/瀬々敬久監督 コメント

大島優子:
瀬々監督の作品に参加できる喜び、そしてかつてない緊張感を味わいながらの刺激的な現場でした。三者三様で描かれた母の存在が圧巻で、苦しくなるほどでした。そして“第4の母”として重要な役どころで参加させていただき、とても嬉しかったです。

瀬々敬久監督:
大島優子さんは、朝ドラ『スカーレット』から俄然注目していました。身体の動きがしなやかで華があり、それでいてよきバランスで物語を支えているのが、なんだか“すげぇ”なと、思っていました。今回も、物語の後半のカギを握る重要な役どころです。ただ出番はほんのわずか。それでも引き受けていただけただけで感謝でしたが、現場はもっとすごかった。あの山本キッドの伝説の1ラウンド4秒KOかのように、わずか数時間の撮影の中で記憶に残る名シーンを演じてくれました。ただ、もしダメだったら映画の成否に関わるような重要なシーンです。それを一気にテンションの高い芝居で上り詰め、風のように去って行った。まるで新しい伝説に立ち会えたような瞬間でした。“大島優子、天晴れ!”です。

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