二葉茉由（テラス×テラス）［インタビュー］アイドルとしての光り輝く朝焼け、志は高く「1年ちょっとくらいで武道館でライブがしたい……言うのはタダですもんね（笑）」二葉茉由（テラス×テラス）インタビュー

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ずっと応援してきたアイドルがテラテラに近かったので魅力的だなと

──事務所のアイドルオーディション合宿は2020年9月でしたが、会社を辞めたのは……

二葉：
7月です（笑）。

──けっこう直前だったんですね。では、あまり準備期間がないまま合宿に臨んだと思うのですが、歌とかダンスのレッスンを受けてみてどうでしたか？

二葉：
もう“楽しい！”って気持ちの方が大きかったですね。やりたいことをやっているのが初めてだったので。

──合宿中は、メンバーみなさんの雰囲気はどうでした？

二葉：
合宿前のオーディションの時に苗加結菜さん（月に足跡を残した6人の少女達は一体何を見たのか…）と仲良くなって、彼女とは“受かったらいいね”って話しをしてたんです。それで合宿に来たら彼女もいて（笑）。合宿では彼女と2人でずっと過ごすんだろうなと思ってたんですけど、みんなけっこう話してくれて、私がいたBチーム内では仲が深まりました。

──合宿中に大変だったことは？

二葉：
踊るのは慣れていたんですけど、踊りながら歌うのは初めてだったので難しかったですね（笑）。それまで歌を習うこともなかったですし、歌うこと自体あまり好きじゃなかったので（笑）。

──そうだったんですね。

二葉：
昔、友達に“音痴だから歌わない方がいいよ”とか……たぶんノリで言ってたんだと思うんですけど、そんな風に言われてたので、けっこう気にしちゃって。それで歌ってこなかったんですけど、でもアイドルは歌う仕事じゃないですか。だから本気で頑張るしかないなっていう。

──合宿のあとに、メンバー全員が2つのグループから加入したいものを即決することになったじゃないですか。二葉さんは、すぐに決められたんですか？

二葉：
まず最初に、スタッフさんから“テラス×テラス”っていう方を出されたんですよ。で、“ああ、こっちがいいなぁ”と思ったんですけど、もう1つ（月に足跡を残した6人の少女達は一体何を見たのか…）はダンスをキビキビとやるって書いてあって“こっちもいいじゃん！”って思っちゃって。どっちもやりたいなとは思いつつも、ずっと応援してきたアイドルさんがテラス×テラスに近かったので、“テラス×テラスの方が魅力的だな”って。

──確かに、乃木坂やスパガはそうですね。その後、1人でほかのメンバーがいる部屋に向かうわけですが、ドアを開ける前に何人くらいいるのか想像はついていたんですか？

二葉：
ついてなかったです。“この子はいるだろうな？”みたいなことは思っていましたけど、実際ドアを開けて中にいるのが見えたら、“おぅ！”って驚きました（笑）。

──3月には、初ライブ＜「テラス×テラス」&「月に足跡を残した6人の少女達は一体何を見たのか...」 お披露目LIVE＠duo MUSIC EXCHANGE＞を開催しました。やはり緊張しました？

二葉：
緊張しました。ダンス部の時とは違う感覚というか……これまでは“審査員に”見せることがメインでしたけど、今回は自分のことを観に来てくださっている方に見せるという初めての経験でしたし。そもそも大きい会場だったので“埋まるのかな？”っていう不安もあったんですが、ステージに出ていったら、すごくたくさんいらしてくださっていて、お客さんを見て“お～～っ”って嬉しくなりました。

──そういう気持ちだったら、ライブはあっという間に終わったのでは？

二葉：
もう頭パンパンでしたね（笑）。間違えないようにしなきゃっていうのと、でもこの光景を目に焼き付けなきゃっていうので。

──ライブ中に気をつけていることは？

二葉：
ちゃんとお客さんに目線を送るってことは意識してますね。

──ライブをやっていて楽しい瞬間は？

二葉：
自分のパートを歌ってる時ですね。やっぱり視線が自分だけに注がれるので（笑）。

──では、特典会でファンと交流するのも楽しいのでは？

二葉：
そうですね。お客さんとお話しできるのは楽しいですね。今まで1度も会ったことがない方でも、自分の前に並んでいるのを見ると、“あ、あの人絶対この人だ”ってわかることがあるんですよ。

──え!?　どうしてわかるんですか？

二葉：
直感で“あの人っぽいな”と思って（笑）。お名前を聞いてみたらその人でした。