松本まりか[イベントレポート]容疑者役を演じる心の葛藤を吐露「向き合うのが怖くて逃げ出したかった」ドラマ『向こうの果て』完成記念スペシャル生配信イベントにて

松本まりか[イベントレポート]容疑者役を演じる心の葛藤を吐露「向き合うのが怖くて逃げ出したかった」ドラマ『向こうの果て』完成記念スペシャル生配信イベントにて

松本まりか[イベントレポート]容疑者役を演じる心の葛藤を吐露「向き合うのが怖くて逃げ出したかった」ドラマ『向こうの果て』完成記念スペシャル生配信イベントにて

松本まりかが、本日5月7日(金)に都内スタジオにて開催されたドラマ『WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て』(5月14日スタート)の<完成記念スペシャル生配信イベント>に出演した。同イベントには松本のほか松下洸平、柿澤勇人、内田英治監督も登場。本記事ではそのオフィシャルレポートをお届けする。

松本まりかは同作で連続ドラマ初主演。放火殺人容疑で逮捕された池松律子を演じ、“なかなか今の時代では見ることのできないような作品で、いくつもの顔を持つミステリアスで謎が深まる魅力的な役柄を演じました。今回のこの作品と役柄、そしてスタッフ・キャストに恵まれて、律子役ができることは幸運だと思いました”としみじみ。

また、その一方で、殺人の容疑者という衝撃的な役どころについて“劇中でも「わからない、掴めない女性」と言われるように、私自身もわからず、向き合うのが怖くて逃げ出したかった”と心情を打ち明けた。

今回の撮影時期が、同作と同じ内田監督がメガフォンを取った映画『ミッドナイトスワン』が日本アカデミー賞にノミネートされたタイミングであったことに触れ、“いろいろなミラクルなタイミングがギュッと詰まった作品。この作品に出会えたことは、自分の人生の中でも大きなターニングポイント”と述べた。

死亡した小説家で律子の幼馴染・君塚公平役の松下洸平は、松本から暴力を受けるシーンを振り返り、“あの場面が松本さんとの初めましてのシーン。リハの段階でわりとガチでボコボコにされて、この作品に賭けるまりかさんの思いを感じました。一生忘れられない出会いをしました”と松本の憑依ぶりを証言。内田監督も“僕の予想よりも大幅に超えてましたね”と松本の熱演に目を丸くした。

それに対し、松本は“痛めつけた後はシュンとなりましたが、松下さんの慈愛に満ちた目で見つめられたら、自分の汚れた恥部を見られたくないという拒絶反応が生まれて「見ないでよ!」という気持ちで手が出てしまう。DVという愛の表現はよくないけれど、それは衝撃的な感覚でした”と、律子の感情に理解を示した。

<完成記念スペシャル生配信イベント>都内スタジオ(2021年5月7日)
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<完成記念スペシャル生配信イベント>都内スタジオ(2021年5月7日)
<完成記念スペシャル生配信イベント>都内スタジオ(2021年5月7日)
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<完成記念スペシャル生配信イベント>都内スタジオ(2021年5月7日)

事件を担当する検事・津田口役の柿澤は、ミュージカル<スリル・ミー>でも共演した松下とのドラマ共演に“(松下のことを)どうしたって意識してしまう。共演の嬉しさの反面、自分も頑張らなければと思った”と感想を述べ、松下は“舞台の上での彼しか知らなかったので、こんな顔をするんだと思った。また一緒に芝居をしたいと思える良い共演でした”と喜びを語った。

そんな松下に松本が、“セットにあったピアノを即興で弾き出したり、尾崎豊に似ていると言ったら「I LOVE YOU」を口ずさんだり。それがとてもウマくてびっくりしました”と、撮影時の松下の粋な振る舞いを思い返すと、すかさず柿澤は“それはモテるための技術ですか? そんな姿を僕には見せないのに! 確信犯!”と仲睦まじい突っ込みを飛ばし、松下は“そんなものではありません!”と照れた様子を見せていた。

<完成記念スペシャル生配信イベント>都内スタジオ(2021年5月7日)
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<完成記念スペシャル生配信イベント>都内スタジオ(2021年5月7日)

その後、松本の印象を“○○な女”で表す企画では、松下は“ショートスリーパーな女”、柿澤は“つかめない女”と表現。

柿澤は“忙しそうなのであまりしゃべらないように気を遣っていたら、帰り際に急に松本さんから「同性の人とキスする時はどういう気持ち?」と聞かれました。「いきなりその質問!?」と。それまでの集中は何だったのかと。掴めない……”と松本の不思議ぶりに苦笑い。

その質問の真意について松本は、“(以前、松下と柿澤が)恋人同士の役をやっていたと聞いたので、それってどんな気持ちなのかなと。初めて会話したのがその話題でした”と、微笑を浮かべながら解説していた。

一方、内田監督は、松本について“あざとくない、むしろ逆な女”と表現。“すべてを全力でやる人。それは昔から変わっておらず、昭和っぽい。ひたすら真っ直ぐでひたすら真面目な人”と、パブリックイメージを否定する。

それに対し、松本は“あざと可愛いと言われても、何もピンとこない。あざとさというか、女性としての計算高さを絶対に身に着けたくないと思って生きてきて、そんなことがあろうものならば拒絶していた。にも関わらず、あざと可愛いと言われてしまって、どうしようかと。言われるのは面白いですが……”と、自身に対する世間のイメージを不思議がる発言。

すると柿澤は、松本に対してピアノを弾いた松下に“洸平君の方があざと可愛い!”と突っ込みを入れ、松本も“なるほど”と納得していた。松下は“何の意識もせず、ただピアノだと思って弾いただけ。ピアノがあったら弾くでしょう!?”と困惑するも、松本に代わって松下があざと可愛い認定をされていた。

最後は、主演の松本が“ドロドロした欲にまみれた、ある意味で目を背けたいものが描かれているけれど、そこにあえて目を向けることで、作り物ではない美しさや純粋さ、大切なものに触れられるような気がします。とても骨太でガツン!と来るような作品”とドラマの魅力を語り、<完成記念スペシャル生配信イベント>は幕を閉じた。

<完成記念スペシャル生配信イベント>都内スタジオ(2021年5月7日)
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