【ライブレポート】26時のマスカレイド、夢を叶えていく“ニジマスストーリー“エピソード2開幕「今年も夏の主役はニジマスだ！」26時のマスカレイド＜2月6日のマスカレイド〜今宵はバンドで踊りましょ？〜＞ライブレポート

SEに合わせて、純黒の新衣装を身にまとい、森みはる、江嶋綾恵梨、吉井美優、大門果琳、来栖りんの順にステージに登場。“〜今宵はバンドで踊りましょ？〜”のサブタイトルのとおり、マスカレイド（仮面舞踏会）をテーマにした「仮面に隠れたセレナーデ」でライブを開始。ニジマスチームが仕掛けた演出に、会場には歓喜の声が上がった。畳み掛けるように「COLORS」へ。曲中、ギターを弾く素ぶりをする来栖と吉井。メンバーもとても楽しそうな表情でパフォーマンスをしている。koma’n（Key）がクラップを誘ったり、サビの部分を踊ったり、バンドメンバーとの息もぴったりだ。

ステージが暗転し、キーボードが怪しげな音階を奏でると、赤のライティングの中「ニジマスエモーション」を歌唱。自己紹介MCを経て、大門がファンを煽りながらセンターポジションへ移動し、和風ロックチューン「ハナイチモンメ」へ。そのまま「Wai-Chai-Na」、「トワイライト」、「GoWay」と生バンドに映えるロックテイストな楽曲を4曲も続けてくり出す。ギターリフに合わせて踊る5人の姿は躍動感に溢れていた。

MCの話題は、バンドセットに合わせた新衣装について。1人ずつお気に入りのポイントを、森は“全体的に黒とか、スタッズとかがついているところ”、吉井は“初期の衣装と同じような右肩のワンポイント”、来栖は“森が見つけてくれた胸元のハート形のスタッズ”、大門は“ゴツゴツになりすぎないようにしたプリーツスカート”、江嶋は“胸元に入っている斜めのライン”と語る。“私たち新衣装だけではなく、新曲を用意して来ました！”という森の煽りとともに、今までニジマスになかった自己紹介ソング「Love＆Fish」をサプライズ披露。メンバーで話し合って、それぞれの人柄や性格を歌詞に入れ込んだというコミカルで可愛らしい楽曲だ。初披露にも関わらず、フロアは大きなメンバーコールで応える。息つく間もなく、2月にぴったりのバレンタインソング「ビタースイート」、「およげ！ニジマスくん」とキャッチーでキュートな楽曲を連続パフォーマンス。「およげ！ニジマスくん」では、魚のマスコット人形の“ニジマスくん”が、出番を待っていたかのようにメンバーの手元だけでなく客席でも泳ぎ出す。江嶋が“今日の日を忘れないから”という歌詞を“みんな最高ー！”とアレンジを加えてシャウトすると、会場の熱気はさらに上昇していった。

江嶋は“ニジマスが結成して2年が経ち、3年目に突入しました。私たちが活動していく中で目標だったり、夢だったりが1人ひとりに芽生えてきて、その1つがこの生バンドライブでした。そして、このステージに立てているのは、みんながいつも支えてくれているからだと思っています。本当にありがとう。続いて披露する曲は、バンドだからこそもっといい味が引き出されるような1曲となっております”と、「スノーメモリー」へ。ギターとキーボードにスポットライトが当たり、イントロが始まる。ニジマスの歌姫である江嶋の歌い出しに、吉井のハイトーンな歌声が寄り添い、美しいハーモニーを生み出す。そのまま、koma’n（Key）のスペシャルなアレンジ演奏から切ないウィンターバラード「ゼンキンセン」を歌い上げる。普段とは異なるダイナミックで奥行きのある2曲のバラードで、これまで積み上げてきた表現力を存分に発揮し、観客を魅了した。

“ラストスパートです！　最後まで盛り上がっていきましょう”と森が告げると、ポップなサマーチューン「チャプチャパ」をドロップ。さらに「B dash！」、「ハートサングラス」とすべてがキラーチューンと言っても過言ではない2曲も続けて披露。オーディエンスのボルテージは最高潮に達し、本編を終えた。

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