メイビーME［インタビュー］新たな決意で踏み出した快進撃のニューチャプター「チャート1位は私たちだけじゃできない、ファンの方がいてこそ叶えられた夢」メイビーME 1stシングル「ラミラミLOVE ME BABY」リリースインタビュー

CDリリースをきっかけに、グループ全体として大きく変われた（新庄）

やっぱりファンの方に喜んでほしいし、元気を与える存在になりたい（藤原）

――1stシングル「ラミラミLOVE ME BABY」が、3月9日にリリースされました。メイビーMEにとっての初めてのCDとなりますが、感想を聞かせてもらえますか？

木内：
CDデビューをするって聞いた時に、正直、実感がわかなくて。周りのメンバーは“キャー！”て喜んでいたんですが、私は“あ、そうなんだ”っていうような、何だか他人事みたいな感じだったんです。でも、出来上がったCDを手に取った時に、モノとして残るものができたんだっていう実感が初めてわいて。これがCDショップに並ぶんだとか、棚にメイビーMEっていうスペースができるんだとか思ったら、すごく嬉しかったです。CDショップのメイビーMEのコーナーの写真がSNSでアップされてるのを見たりした時は、やっと私たちは目に見える形のモノをお届けできたんだっていう嬉しさがこみ上げたのと同時に、ちょっとほっとした気持ちになりました。何か目に見えるものがあると、私たちがここにいるんだよっていう証明にもつながるので、ほっとしたんです。

新庄：
アイドルになった時から、CDデビューすることが1つの夢だったんです。それを叶えたいなと思いながらも、まだ私たちの実力が伴ってないのかなとかいろいろ考えてた時に、CDデビューが決まってめちゃめちゃ嬉しくて。こうやって活動してきて、やっと夢の1つが叶えられたなって。リリースイベントも初めての経験で、3ヵ月間ぐらいさせていただいたんですけど、今まで以上にたくさんの方が関わってくださったんですね。今までもアイドル活動に対して真剣に取り組んではいたけど、さらに気が引き締まったというか。デビューすることによって注目も高まって、自分自身の意識が高まったんです。あと、グループ全体としても、よりまとまりが出た気がしていて。今回のCDリリースをきっかけに、大きく変われたかなって思っています。

大塚：
私はずっと音楽が好きで、アイドルも好きだけどバンドも好きで聴いてきたんです。今は、配信で音楽を携帯で聴けちゃうじゃないですか。でも、私はCD派というか、モノを買う派なんですよ。だから、CDが出来上がった時も嬉しかったんですけど、リリースされた日にCDショップに見に行ったら、私たちのCDが並べられていて、お店の方が書いたポップもあって。ちゃんとリリースできたんだって実感して、それを見た時が1番嬉しかったですね。あと、もっと頑張らなきゃいけないなって、責任感も生まれて。2nd（シングル）のことも考えなきゃいけないし、ワンマンライブも決まったし、プレッシャーもちょっと感じました。

谷：
私はAKBさんが好きだったので、CDはめちゃめちゃ買ってたんです。だから、CDを出したいっていう気持ちはあったんですけど、自分が本当に出せると思ってなかったので、嬉しい気持ちでいっぱいで。あとは渋谷のタワーレコードさんの入口にある大画面に私たちのMVが流れてるのを観て、そこを一生離れられないぐらい感動しちゃって。それと同時にやっぱりプレッシャーはあるんですけど、そのプレッシャーをいい風に切り替えて、これから頑張りたいなって思ってます。

石原：
新体制になってから、1年足らずでリリースが決定したこと自体にびっくりしました。まさかできると思ってなかったので、本当にリリースされて全国に置かれるんだと思ったらすごく嬉しくて。アイドルってライブをすることは多いと思うんですけど、やっぱりCDが出るっていうことは夢ですよね。そんな夢が叶えられることが本当に嬉しかったんです。ファンの方もめっちゃ喜んでくれて、その期待に応えられるようにもっと頑張らなきゃなって思いました。

西野：
リリースが決定した時とか、リリースイベントの時とかに、アイドルになりたいっていう自分の原点を思い出して。応援してたアイドルさんのリリイベに毎週のように行って、CDもたくさん買っていたのが私の原点なんです。やっと応援する側から応援される側になれたんだっていうのが、本当に嬉しくて。リリイベでは、本当に毎回ありがたく感じています。あと、友人から“CDを置いてるの見たよ”とか“タワレコの前を通ったら大きい画面にMVが流れてたよ”って聞くと、本当に嬉しくて。その嬉しいっていう気持ち以上にプレッシャーも感じてるんですけど、レッスンで気を引き締めていきたいと思っています。コロナ禍ですけど、ライブをできていることに感謝して、これからも頑張っていきたいなって思います。

藤原：
アイドルをする上で、自分が楽しいと思えるのはもちろんなんですけど、やっぱりファンの方に喜んでほしいし、元気を与える存在になりたいんです。こうやって東京で活動していると、近くに住んでいる人はライブに気軽に来られるけど、遠くに住んでいる人はなかなか来られなかったりしますよね。家族とかもそうで。私のおばあちゃんは、孫がアイドルとして活動してる実感がないみたいだったんですけど、リリースが決まって、CDを送るねって言ったら本当に喜んでくれて。遠いところに住んでるファンの方々も“CD買ったよ”とか“聴けて嬉しい”とか、そういう嬉しい報告をしてくれて、本当にアイドルになれてよかったなと改めて思ったし、私もまた頑張ろうって思いました。

――では、CDの内容について聞かせてください。木内さんは、「ラミラミLOVE ME BABY」を最初に聴いた時、どんな印象を持ちましたか？

木内：
もう1つの収録曲の「恋するマーメイド」は、わりとしっとりで大人めの曲なのに対して、180度違う、メイビーMEらしい可愛らしい曲だなっていうのが第一印象としてありました。面白いことに、この曲をずっと聴いていると、気がついたら口ずさんでいるんですよね。特にサビとか、すごく耳に残るんです。私たちを引っ張っていってくれるリード曲として、相棒感覚じゃないですけど、これから一緒に頑張っていく仲間という感じがしました。一緒に頑張らなきゃ、みたいな。耳にすごく残るので、ファンの方とか、初めて聴いた人も同じ気持ちになったら嬉しいなって思います。

――西野さんは歌が得意ということですが、歌う時に気をつけたことはありましたか？

西野：
私はもともとハロー！プロジェクトさんが好きだったんです。ハロプロさんって、歌う時にコブシを入れて歌うというのを意識してるみたいなんですね。あと、一語一語をしっかりした発音で歌うっていう。私は、それを小学生の時に知って、自分も意識して歌ったりしています。あと高音を出す時とか、鼻から抜けるような感じで歌うようにしています。

――今回のシングルには、Type A、Type B、Type Cと3つのタイプがあって、それぞれに共通した曲と違った曲が入っています。新庄さん、どんな違いがあるか説明してもらえますか？

新庄：
今回、3タイプに共通して入っているのが、「ラミラミLOVE ME BABY」「恋するマーメイド」「Heaven Heaven」の3曲です。この3曲は、本当にどれも違うよさがあって、同じアーティストなのに、違って聴こえるくらい。「ラミラミLOVE ME BABY」はすごく可愛らしくて頭に残るような曲。「恋するマーメイド」は少し大人っぽいような切ない感じだけど、振り付けにメイビーMEらしさのある曲。「Heaven Heaven」は、ライブとかでみんなも一緒に踊ったりして盛り上がれるような曲です。でも、どの曲も真っ直ぐに伝えられるような、心にストレートに入ってくる歌詞が印象的なのかなって思います。あと、これまでメイビーMEの中でも人気の高い曲の中から選んだものが、Type A、Type B、Type Cそれぞれに1曲ずつ入っています。特にType Aに入っている「NO MORE DD宣⾔♡」は、メイビーMEを代表するような曲だったりします。1stシングルということで、今までたくさん愛された曲と、新しいメイビーMEの曲を入れられたというのは、最初のスタートとして本当によかったと思います。

――いろいろな楽器を弾く大塚さんとしては、今作についてどう感じていますか？

大塚：
「Heaven Heaven」は、ゴリゴリのギターが入っていて。私は、アイドルの曲でもそういうバンドっぽいもの、カッコいい系の曲も好きなんです。今までのメイビーMEの曲は可愛い系だったので、「Heaven Heaven」っていうカッコいい曲ができた時は嬉しかったです。ちょっと違うメイビーMEが見せられるかなって。

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