乃木坂46 松村沙友理、少女文學演劇＜雨の塔＞開幕！「稽古を重ねて、どんどんとハマっていきました」

乃木坂46の松村沙友理が出演する少女文學演劇＜雨の塔＞が、本日3月19日（金）に新国立劇場・小劇場にて開幕した。

同作は、宮木あや子著書の小説『雨の塔』を舞台化した作品。脚本・演出には児玉明子を迎え、作品の持つ甘美で美しく繊細な世界観を構築している。

キャストには、長い黒髪が特徴の美少女・三島敦子役を乃木坂46の松村沙友理、ファッションデザイナーの母を持つ少女・小津ひまわり役を七木奏音、三島と同室で三島の奴隷と自ら公言する少女・都岡百合子役に藤本結衣、そして、高校で同性と心中未遂を起こした過去を持ち、少女たちの世界の均衡を崩す少女・矢咲 実役に高月彩良の4名という、人気・実力ともに兼ね備えたキャストが集結した。

また、今回の舞台構成は『雨の塔』に登場する4人の少女たちの世界を、同室の2人を中心にした、三島・都岡 Ver.と矢咲・小津 Ver.の2組の視点から描く。どちらのストーリーも全員出演するが、両バージョン観劇することで作品をより深く、立体的に楽しめる仕掛けとなっている。

出演者コメント

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松村沙友理（三島敦子役）：
稽古を重ねて雨の塔の世界観を感じれば感じるほど、どんどんとハマっていきました。

早くこの世界を観てほしいという気持ちと、私に三島敦子をどこまで伝えられるだろうかという不安とどちらもありますが、4人で過ごせる今を楽しみたいと思います。

2つのバージョンがそれぞれ本当に違った雰囲気とお話になっていて、ぜひ両方観て雨の塔をどっぷりと感じてもらいたいです。配信もありドキドキしています。

よろしくお願いします!

七木奏音（小津ひまわり役）：
はじめに……みんなでこうして劇場まで来ることができて本当に幸せです。最後の最後まで小津の隣で側で彼女をそっと見守り寄り添い続けたいです。これまでに過ごしてきた時の中で出逢ったできごとや大切な方を、ふと思い返してしまう。そんなひと時が、ご観劇いただいたみなさまに訪れてくれたら嬉しく思います。そして、ここで生きる4人の少女たちの想いに触れ、この空間を温度を色を香りを感情を、この雨の塔を一緒に過ごせること、楽しみにしています。

藤本結衣（都岡百合子役）：
初めてこの作品を読ませていただいてから稽古が始まり、こうして舞台の幕が開くまで本当にあっという間の日々でした。本当にキャストのみなさんが素敵で、その時その場に生きている三島、小津、矢咲として都岡に接してくれるので、毎回通しをするたびに新しい気づきや新しい気持ちが生まれてきたりしますし、きっとこれは本番が始まっても積み重なっていくんだと今からとても楽しみです。言葉はもちろん、歌や振りなどからもこの学校の中で生きている少女たちの息遣いまで感じていただけるような作品になっていると思います。ぜひ劇場で、生配信でみなさまに私たちがどのように生きているのか見届けていただけると嬉しいです。

高月彩良（矢咲実役）：
稽古をくり返すほど進化し続けていく『雨の塔』原作の美しい世界観や、少女の頃にしか感じられない真っ直ぐな想いに洗練されていく毎日です。2バージョン上演、客席に囲まれたステージ、いろいろな角度から観ることのできる特別な舞台です。残るものが違ったり、どこに視点を合わせご観劇いただけるか、ご覧いただくみなさまのいろいろな想いを乗せてもらえるような舞台になったらいいなと思っております。劇場・配信でお待ちしております！