【ライブレポート】CANDY GO!GO!、バンドとともに生んだ圧倒的熱狂「今夜は最高の夜にしようか」

【ライブレポート】CANDY GO!GO!、バンドとともに生んだ圧倒的熱狂「今夜は最高の夜にしようか」

【ライブレポート】CANDY GO!GO!、バンドとともに生んだ圧倒的熱狂「今夜は最高の夜にしようか」

Pop'n'Roll 編集部

Pop'n'Roll 編集部

2019.02.01

CANDY GO!GO!がTSUTAYA O-NESTを舞台に定期主催している<NEXT-Girl’s ONE in O-NEST>。このイベントは、CANDY GO!GO!が気になるアイドル/ガールズロックバンドやシンガーたちを集め、ガールズシーンを活性化すべく行っている。CANDY GO!GO!も、このイベントでは毎回バンドを従えてライブを実施。1月29日(火)に、CANDY GO!GO!は今年1発目となるイベントを行った。出演したのは、CANDY GO!GO!を筆頭にANARCHY STONE、愛沢絢夏、XTEEN、初音、道玄坂上り隊(OA)という面々。

取材・文:長澤智典

一昨年頃より、CANDY GO!GO!がバンド編成でのライブを大切にしてきたことは、ことあるごとに伝えてきた。当初こそ、ワンマン公演など大事な場面でのみバンドを従えて行うことが多かったが、昨年1月よりワンマン公演に加え、定期主催公演<NEXT-Girl’s ONE in O-NEST>でも毎回バンドとともにライブを行うことを宣言。それこそがCANDY GO!GO!としてあるべきスタイルだからこそ、彼女たちはその場を大切に育み続けてきた。その想いは対バン相手のセレクトにも、CANDY GO!GO!のライブ自体にも表れていた。毎回いろんな挑戦を施すことで、彼女たちはCANDY GO!GO!×バンドが生み出す可能性を、いや、CANDY GO!GO!のライブとしてのあるべき姿を模索しては、都度のライブに提示してきたし、今も、そうし続けている。

演奏が始まると同時に、フロア中から絶叫とともに突き上がる無数の拳。ライブは、観客たちの熱気へさらに熱を注ぐように「スパイラルLINE」からスタート。雄々しく駆ける楽曲の上で、凛々しい声で……いや、騒ぎ出す観客たちへ挑む勢いを持って、メンバーたちは歌い踊り出した。CANDY GO!GO!にとって、熱狂する観客たちの絶叫に対抗する最高の攻撃手段こそ気迫を込めた歌とパフォーマンス。彼女たち自身が、身体中から“つかんでやる”“挑んでやる”“ぶっ壊してやる”という気迫を放ちながらフロアへ挑み続けていた。その迫力に威圧されるどころか、その気迫を喰らい、どんどん理性を壊し本性をさらけ出す観客たち。本気で魂をぶつけ合う中に生まれるスリリングな熱と興奮。高ぶる気持ちに勝手に身体が疼き続ける。この感覚が、震い立つほど気持ちいい。

バンドスタイルではお馴染み、激しく跳ねた演奏を突きつけ、観客たちへ挑みかかる「JACK!」の登場だ。メンバーたちの激しく踊るステージングに合わせ、観客たちが右や左へ身体を揺らす。止まない手拍子と絶叫。メンバーたちの組むスクラムに合わせフロアでもスクラムが生まれるなど、彼女たちの動きとシンクロしながら、フロア中に興奮の様が描き加えられる。その姿は、まるで互いに心の拳を突き合わせていくようだ。

“今夜は最高の夜にしようか”と叫ぶなぎさりんの声に合わせ、フロア中から生まれた絶叫。仲間たちとの熱い絆を確かめ合うように、彼女たちは「FakeNews」を歌い出した。“これが全力ですか!?”と、観客たちを煽りながら歌うなぎさりん。彼女の想いを後押しするように歌う杉本莉愛や菜月アイル。サビでメンバー全員が“奇跡なんてFakenewsさ”と両手を振り上げ歌うその声に、互いに現実を見据えながら、そのうえで“険しい崖の先に見える夢を共に勝ち取っていこうぜ”と誓い合う想いを感じずにいれなかった。

<NEXT-Girl’s ONE in O-NEST>も、この日でちょうど丸1年。彼女たちにとって記念すべき日でありながらも、あくまでも通過点であることを彼女たちはしっかりと身に感じていた。だからこそ変に浮かれることなく……いや、少しは浮かれていたか。そんなC調な面も含め、彼女たちは会場を包んでいた熱気を心地好くその身に染み込ませていた。

“私たちの世界観を堪能してください”、なぎさりんの言葉に続いて届けたのが、感情の内側に潜む痛い心模様を綴った「事件File.055」だ。激しく煽るだけがロックではない。気持ちの奥底から沸き上がる魂の叫びを生々しい想いとして伝えたいからこそ、彼女たちはバンドスタイルという臨場感を持った形を通し、言葉のひと言ひと言を、秘めた想いを、触れた人たちの心へ突き刺していく。なんて高揚した中へ痛みを抱かせる歌だろう。それまで騒いでいた人たちも、リードを取るなぎさりんの歌声を胸の内に広げた両手でしっかりと受け止め、きつく抱きしめていた。  

ライブはあっと言う間に後半戦へ。再びフロアへ熱を呼び込むように、CANDY GO!GO!流ビートロックチューン「endroll」を歌唱。風を切って駆ける演奏へ飛び乗り、メンバーらと観客たちがともに声を上げ、互いの間に築いた途切れぬ絆を感じ合っていた。一緒に未来へ突き進む想いを胸に、“目指した道迷わすに今突き進んでいるから”の声へ共鳴するよう、終わらぬ彼女たちの挑戦に熱い絶叫のエールを送り続けていた。未来へ向かい、止まることなくこのまま一緒に転がり続けよう。突き上げた拳は、彼女たちと約束を交わすでっかい指切りだ。

“あなたと出会えた奇跡”と互いの関係を感じ合うよう、最後にCANDY GO!GO!は満面の笑顔ではしゃぎ合う「YOU」を届けてきた。この歌は、CANDY GO!GO!が愛しき最高の仲間たちへ向けた最強の告白ナンバーだ。彼女たちがファンたちへ心の本音を打ち明けるたびに、僕らも、彼女たちと一緒に夢を形にしたくなる。もちろん、その道が険しいことはみんなわかっている。でも、満面の笑顔で“そこにあなたがいるから”と歌われるたびに、僕らもまた、ともに歩みながら夢を現実に……不可能を可能にしたくなる。奇跡なんて、すべてフェイクなのはわかっている。ここで感じた熱い熱狂の抱擁こそ、互いを幸せな未来へ導いてゆく確かな証。それを知っているからこそ僕らはこの場所へ集い、オレンジに輝く未来が灯るこの地で、ずっと笑顔ではしゃぎながらトムとハックの関係を味わい続けていたくなる。  

CANDY GO!GO!は、3月2日にHOLIDAY NEXT NAGOYAを舞台に、名古屋で初のワンマン公演<GIGS 2019 in Nagoya>をバンドを従えて開催する。前売&予約500円/当日1,000円とチケットはお得なので、この機会を通し、ぜひCANDY GO!GO!の気合いの入ったライブに触れていただきたい。

CANDY GO!GO!<NEXT-Girl’s ONE in O-NEST>|TSUTAYA O-NEST 1月29日(火)
CANDY GO!GO!<NEXT-Girl’s ONE in O-NEST>|TSUTAYA O-NEST 1月29日(火)
なぎさりん<NEXT-Girl’s ONE in O-NEST>|TSUTAYA O-NEST 1月29日(火)
なぎさりん<NEXT-Girl’s ONE in O-NEST>|TSUTAYA O-NEST 1月29日(火)
磯野未来<NEXT-Girl’s ONE in O-NEST>|TSUTAYA O-NEST 1月29日(火)
磯野未来<NEXT-Girl’s ONE in O-NEST>|TSUTAYA O-NEST 1月29日(火)
菜月アイル<NEXT-Girl’s ONE in O-NEST>|TSUTAYA O-NEST 1月29日(火)
菜月アイル<NEXT-Girl’s ONE in O-NEST>|TSUTAYA O-NEST 1月29日(火)
CANDY GO!GO!<NEXT-Girl’s ONE in O-NEST>|TSUTAYA O-NEST 1月29日(火)
CANDY GO!GO!<NEXT-Girl’s ONE in O-NEST>|TSUTAYA O-NEST 1月29日(火)

NEXT-Girl’s ONE in O-NEST

TSUTAYA O-NEST
1月29日(火)

MITSUKO(SE)
スパイラルLINE
JACK!
Fake News
事件File.055
endroll
YOU

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