©2021 「樹海村」製作委員会

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工藤遥[イベントレポート]「冒頭の東映のロゴも怖い仕様になっていて、いきなり席を去りそうになりました(笑)」映画『樹海村』初日舞台挨拶にて

山田杏奈、山口まゆ、工藤遥らが、本日2月5日(金)に映画『樹海村』の初日舞台挨拶に登壇した。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。

映画『樹海村』初日舞台挨拶(2021年2月5日)

初日舞台挨拶には、W主演を務める山田杏奈と山口まゆに加え、神尾楓珠、倉悠貴、工藤遥、大谷凜香、塚地武雅、安達祐実、清水崇監督が登場。

劇場公開初日を迎えた心境について、山田は“この作品は去年の夏ごろに撮影をしていて、私にとっては自粛明け初の作品だったので、すごく思い入れのある作品です。こうしてまたみんなで集まることができ、無事に公開を迎えられてすごく嬉しい気持ちでいっぱいです”とコメント。

山口は自身が10歳の時に清水監督の作品にエキストラとして参加していたそうで、“20歳になった今、こうして清水監督の作品で主演を務めさせていただき、公開を迎えられて感慨深い気持ちです”と笑顔を見せた。

同作は本編に本物の幽霊が映り込んでいることが話題を呼んでいることにちなみ、出演者の心霊体験についてトーク。

神尾は、撮影中に“金縛りにあう”という恐怖体験をしたそうで、“本編に映っている名もなきキャストが家に来ちゃったんでしょうね(笑)”と明るく話し、キャスト陣の笑いを誘った。

倉は“実はずっと前から、朝起きた時に人がいるというのが続いているんです”と語ってキャスト陣を驚かせたが、本人はあまり気にしていない様子で、マイペースな一面を見せた。

劇中では何かが見えるという役柄を演じた山田は、私生活ではまったく霊感がないそうで、“逆にどこかにいるんじゃないかと思って、急に振り返ったりしてみて、探してみたんですが、全然見えませんでした”と残念がっていた。

ホラーが苦手という工藤は、“冒頭に出てくる東映のロゴも怖い仕様になっていて、いきなり席を去りそうになりました(笑)。私と同じようにホラーが苦手な方は心の準備をしていただいた方がいいと思います!”と来場者にアドバイス。

『犬鳴村』に続いて、本作にも出演している大谷は、“去年の今頃、同じようにご挨拶をさせていただいたんですが、そこから1年間で企画から撮影して、こうして公開を迎えているのが不思議な気持ちです”とコメントした。

『樹海村』は若いキャスト陣が多く出演したホラー作品だが、現場は和気あいあいとした雰囲気だったようで、塚地が“控室でも本当にみんな仲がよくて、気を遣わずにしっかりと休んでいました! 僕も若いエキスを吸わせていただきました(笑)”と撮影を振り返った。

工藤と同じくホラーが苦手という安達は、“台本を読んでいるはずなのに、何が起こるかわからなくて、現場でビクビクしていました。今回も撮影後は、お風呂に少し塩を入れて、頭まで浸かるってことはしました”と幽霊対策をしっかりとして撮影に臨んだという。

清水監督はリモートで実施したオーディションを振り返り、“脚本の保坂さんだけが小鳥の声が聞こえると急に言い出したんですが、僕らは何も聞こえなかったんです。そのままオーディションを続けていたんですが、休憩に入った時、女性のプロデューサーも「私も小鳥の声が聞こえてきた」と言い出して、その謎は今も未解決のままなんです”という不思議な体験をしたエピソードを披露。これにはキャスト陣も驚きを隠せない様子だった。

フォトセッションでは、撮影に協力した静岡県裾野市より、富士山とギョーザをイメージしたマスコットキャラクター『すそのん』が全身に苔がついた“樹海村バージョン”で駆けつけると、塚地が写真撮影の場所までエスコートする紳士な一面も。

最後に、山田は“この物語がたくさんの方に届いて、それぞれどんな感想や感情になるのかとても楽しみです。こうした状況ですので、しっかりと感染予防をして、劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです”とアピール。

山口も“みなさんにはこの映画をたくさんの方に広めていただけると嬉しいです。今後ともこの作品をよろしくお願いします”と語り、初日舞台挨拶の幕は閉じた。

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