レディキス、SAY-LA、ホトキャ、きゅんしろ、ベビキス[ライブレポート]新春から熱狂を生んだ<I-GET祭>
レディキス、SAY-LA、ホトキャ、きゅんしろ、ベビキス[ライブレポート]新春から熱狂を生んだ<I-GET祭>
READY TO KISS、SAY-LA、HOT DOG CAT、Qnto syrup、BABY TO KISSの5グループが所属するプロダクション・I-GETが、1月4日(月)に渋谷・TSUTAYA O-EASTで今年最初となる<I-GET祭>を開催した。同公演は、正月特別企画として、<I-GET祭 ワンコインお年玉LIVE!!! @TSUTAYA O-EAST>と題して、チケット代をリーズナブルにして実施。本記事では、5つのグループで新春を祝った同公演のオフィシャルレポートをお届けする。
SAY-LA
水色のタオルをくるくると手で回しながら、SAY-LAのステージは「YES, 肯定ペンギン」で開幕。どんな世知辛い世の中だろうと、自分を信じてしっかり歩こうとする勇気を、この歌が与えていく。5人も舞台の上を愛らしいペンギンのようにヨチヨチ歩き、弱い自分を認めながらも、自分たちを支えてくれる大切な仲間たちと一緒に前へ歩む姿勢を見せていた。
胸を躍らせる華やかな音色が印象的な「ずるいよ」へ。愛らしい歌声とパフォーマンスで魅せる。夜のワンマン公演とは曲目を変え、短い時間の中で、どんな風に観ている人たちの気持ちを華やがせるかを、昼の部のライブを通してSAY-LAは示していた。
あえて真冬の時期に、「正統派の夏が来る」を届けてきたところが小憎らしい。このナンバーを歌いながら、会場中の人たちを“騒ぎたい”という熱い気持ちに染め上げた。フロア中で輝く色とりどりのライトの光が、眩しい夏の日射しのように見えていた。
最後は、正統派のSAY-LAらしさを映し出した「I LOVE YOU」で締めくくった。
READY TO KISS
イベントののトリを担う、READY TO KISSが舞台へ。スタートから会場中に熱気を生み出そうと「ブルーベリーヨーグルトスムージー」を投下。9人は華やかなダンスを見せながら、気持ちを1つに愛らしい声を届けていく。
続いて、READY TO KISSを結成当初から支え続けてきた「秒シミュレーション」へ。常にライブ会場に熱狂や一体感を生み出してきた楽曲に、フロア中で数多くのカラフルなペンライトの光が大きく揺れ出した。たとえ声は出せなくとも、その場で力強くアクションすることで、想いは舞台の上にもしっかり届いていく。9人の気持ちも、歌声も、熱を帯びていった。
かつては、毎年のように海外遠征を行なっていたREADY TO KISSは、当時の気持ちを思い出すように、「Long Distance~長距離エアプレイン~」を届ける。1月26日に発売する最新シングル「NONSTOP~Restart Dash~」のカップリングに収録した爽やかな風を振りまくナンバーだ。舞台の上でわちゃわちゃするメンバーの姿は、旅行中にはしゃぐ姿のようにも見えていた。
そんな旅行気分に拍車をかけるように、最後は「タイに行きタイ」をドロップ。海外に行きたくても行けない、会いたい人にも会いに行けない今の時期だからこそ、この歌を聴きながら当たり前の日々に想いを馳せていた。
I-GETオールスターズ
この日出演した全グループ、全メンバーが舞台に勢ぞろい。最後は、お馴染み「WE ARE ALL ONE」をI-GETオールスターズとして歌唱する。
コロナの勢いが増している時期だからこそ、この歌に込めた想いが強く心に響いていた。
I-GET祭 ワンコインお年玉LIVE!!! @TSUTAYA O-EAST
2021年1月4日(月)
渋谷・TSUTAYA O-EAST
BABY TO KISS
「トップシークレット~切ない極秘事項~」(READY TO KISS)
「キラキラポジティブ」(HOT DOG CAT)
Qnto syrup
「ふわふわパステル」
「パステリア物語」
「恋のリトマス試験紙」
HOT DOG CAT
「ワンダフルライフ」
「炎上キャンプファイヤー」
「オフィーリア~君に会いたくて~」
「オリンピックハイテンション」
SAY-LA
「YES, 肯定ペンギン」
「ずるいよ」
「正統派の夏が来る」
「I LOVE YOU」
READY TO KISS
「ブルーベリーヨーグルトスムージー」
「秒シミュレーション」
「Long Distance~長距離エアプレイン~」
「タイに行きタイ」
I-GETオールスターズ
「WE ARE ALL ONE」
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