レディキス、SAY-LA、ホトキャ、きゅんしろ、ベビキス[ライブレポート]新春から熱狂を生んだ<I-GET祭>
レディキス、SAY-LA、ホトキャ、きゅんしろ、ベビキス[ライブレポート]新春から熱狂を生んだ<I-GET祭>
READY TO KISS、SAY-LA、HOT DOG CAT、Qnto syrup、BABY TO KISSの5グループが所属するプロダクション・I-GETが、1月4日(月)に渋谷・TSUTAYA O-EASTで今年最初となる<I-GET祭>を開催した。同公演は、正月特別企画として、<I-GET祭 ワンコインお年玉LIVE!!! @TSUTAYA O-EAST>と題して、チケット代をリーズナブルにして実施。本記事では、5つのグループで新春を祝った同公演のオフィシャルレポートをお届けする。
取材・文:長澤智典
撮影:本間裕介
<I-GET祭 ワンコインお年玉LIVE!!! @TSUTAYA O-EAST>(2021年1月4日)より
オープニングトーク
イベントに先立ち、藤沢泉美(SAY-LA)、清川麗奈(READY TO KISS)、白河陽奈(HOT DOG CAT)、月見玲花(Qnto syrup)と、各グループのリーダーが挨拶。
今年の豊富について、白河陽奈が“昨年はメンバーが減らずに済んだので、今年は平和に過ごしたいなと思います”と語り、続いて清川麗奈が“READY TO KISSはメンバーが3ピーポー増えて9人体制になったので、ぶれずに安定したREADY TO KISSを今年も見せていけたらなと思います”と意気込んだ。
“わたし、一輪車は乗れるけど自転車に乗れないので、今年は自転車に乗れるように頑張ります”と個人的な豊富を述べた月見玲花のあとは、藤沢泉美が“今年最初のワンマンライブを成功させ、今年も幸先のよいスタートを切って、充実したSAY-LAの年になればいいなと思っています”とコメント。
4人の言葉を受け、<I-GET祭>がスタートした。
BABY TO KISS
BABY TO KISSのライブは、READY TO KISSの「トップシークレット~切ない極秘事項~」で元気にスタート。その初々しい姿を会場に集まったファンが温かい視線を送りながら応援していた。
続いて、HOT DOG CATの「キラキラポジティブ」を披露。まずは自分たちが楽しまなきゃという気持ちで、5人は笑顔で歌っていた。アイドル未経験者が中心の今のBABY TO KISSだが、ここ1ヵ月強ほど数多くのライブ本数を経験してきた成果は、成長した姿として確実にライブに反映していた。
Qnto syrup
Qnto syrupは、フロア中にキラキラと輝く歌声を振りまくように「ふわふわパステル」からのライブを開始。軽快にステップを踏みながら舞台の上で歌うメンバーたち。歌声を1つに重ね合わせ、愛らしい姿で想いを届けていた。
気持ちを前へ、前へと向けるように、力強く「パステリア物語」を歌い出す。Qnto syrupという物語へ輝く未来を綴ろうと、3人は希望を胸に元気な声を届けていく。可愛らしさの中にも力強い姿を見せていく彼女たちのパフォーマンスに刺激を受けたファンたちが熱い手拍子を返していた。
楽しい空気を大きく膨らませるように、最後は「恋のリトマス試験紙」。終盤に飛び出す“ねぇ、好き?“”の言葉では、胸がドキッした観客も多かったのではないだろうか。まだ初々しいが、Qnto syrupらしいライブパフォーマンスを見せていた。
HOT DOG CAT
I-GET内で、今最も勢いを感じさせるHOT DOG CATの登場だ。
その勢いを示すように、ライブは胸を熱く騒がせる「ワンダフルライフ」から始まった。“全員立てー!!”の声に合わせ、それまで座っていた観客たちが一斉に立ち上がり、手にしたペンライトや腕を、舞台上の6人に向けて大きく伸ばす。6人は最初から気持ちを1つにし、ハイテンションな歌声とパフォーマンスで、観客たちを自分たちの作り上げるワンダフルな世界へグイグイと引き寄せていった。
勢いを加速させるどころか、一気に熱狂の中へ連れだすように、力強く「炎上キャンプファイヤー」へ。メラメラと燃える気持ちを全力で、しかも笑顔でぶつける6人は、フロアの1人ひとりの心に火を点けていく。
「オフィーリア~君に会いたくて~」を通して6人が舞台の上に見せてくれたのは、とても華のあるパフォーマンスだ。力強く煽る姿も今のHOT DOG CATの魅力だが、思いを真っ直ぐに伝え、観ている人たちの気持ちを熱くさせる楽曲も、彼女たちには欠かせない魅力となっている。
ラストは、再び会場中をヒートアップさせる「オリンピックハイテンション」を歌唱。
今のHOT DOG CATのライブは、1ステージの時間が何十分、何時間だろうと、最初から最後まで全力疾走していく。その姿はまるで歌うアスリートのようだが、そこにはいつも笑顔がついてくる。満面の笑顔で、ステージを全力で楽しむ彼女たちの姿勢は間違いなく金メダル級だ。
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