第22回：Chelip、AH（嗚呼）、Dressing、O'CHAWANZ〜小出祐介&南波一海「小出は明日、昨日の南波と連載する」〜前回からの続きで、2018年アイドル楽曲を振り返って4曲を語る！

【Dressing「ほめると伸びるタイプ」】

視聴動画はございません。ご了承ください。

小出：
この世界はよく知ってます！（笑）　あいつでしょ？

南波：
あいつです！　広島のプリンセス、Dressingさんの1stアルバム『We are the princess』からの1曲。

小出：
元気してるのかな？

南波：
渋谷のドン・キホーテでよく営業してますよ。タイムセールのときにミニライヴをして、めっちゃ人を集めてて。

小出：
ああ、想像つくなぁ（笑）。

南波：
歌唱力の高さと衣装を含めた見せ方のウマさは営業向きですよね。短い時間で人を楽しませることができるから。

小出：
なるほどね。

南波：
Dressingさんって、大真面目にファンタジー路線なのか、聴いてて笑えるコミックソングの線なのかどうなのかがふんわりとしていて。

小出：
素でああなのかと。

南波：
だけど、地元のマツダスタジアムのカープ戦で国歌斉唱とかもやってるんですよね。

小出：
歌、ホントにウマいもんね。ローカルタレントとしても名前売れてるそうだし。（曲を聴きながら）“ほめると伸びるタイプなの！”って何回言うのよ。多すぎるよね。こっちは何かが多い（笑）。

南波：
11月に『ありがとうの花束』っていう新作も出していて、タイトルからしてDressing節ですよね。

小出：
ありがとうに溺れないように気をつけてくださいね（笑）。初めて会ってから3年くらい経ってると思うけど、まったくブレてないね。一貫してる。ハートが強すぎるのも変わってない（笑）。芸風も変わってなくて、ステイしてる。

南波：
リリースを重ねられるのもすごいですよ。シーンが盛り下がりつつある今、ステイすること自体も大変だから。

小出：
地盤沈下していると、ステイしている人が相対的に上がって見えると。いや、Dressingさんがアイドルなのかどうかもよくわからないですけどね。

南波：
なんとなくアイドル枠ということにしてますけど、独自の活動ですもんね。もう1曲いきましょう。